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Research and Praxis Center for Education of Children with Disabilities

目的・事業

上越教育大学特別支援教育実践研究センターの目的と事業を紹介します。

目的

 特別支援教育実践研究センターは,特別支援教育における実践的な研究及びその研究の推進を図るとともに,特別支援教育諸学校の教員の研修を行うことを目的とする。
 当センターは,特別支援教育に関する教育臨床や教材開発を通じて,大学院生の実践的指導力の向上を図るとともに,教育相談や指導者研修により,地域の教育・福祉に資することを目的として,昭和62年4月に発足し,平成44月に現施設が建設された。
 本学特別支援教育コースには,大学院修士課程と博士課程があり,実践に役立つ高度な指導力を持った教員の養成をめざしている。そのために実践的,臨床的な経験を積み重ね,それを科学的に分析し,検討するためのカリキュラムが用意されている。
 当センターは,このような特別支援教育コースの独創的なカリキュラムを活かし,実践的な教育と研究の推進を図り,地域の教育・福祉の要請に応える研修を行っている。

事業内容


当センターは「臨床」(教育臨床,教育相談),「研究」,「研修」(指導者研修,教材・教具の開発)の3部門5領域に関する機能を有しています。センターと特別支援教育コースとが一体となってこれらの事業を推進することで,よりいっそうの成果を挙げるべく努めています。

 また,特別支援教育において地域社会への貢献を推進するために,附属幼稚園・小学校・中学校及び地域の学校,保育所・障害児者施設等の福祉機関,医療機関との連携を行っています。


1.「臨床」部門

 A.教育臨床
 特別支援教育コースに所属する教員によって,特別支援教育コースの大学院生を中心に特別支援教育に関する教育臨床実習・応用教育臨床実習の指導を行います。この臨床実習では,当センターに来所する障害のある子どもの検査・教育的診断,教育プログラムの作成,指導,評価を実習させることにより,障害のある子どもの検査・教育的診断法,指導法,評価法に関する原理と技術を学びます。その際,VTR記録等を用いた臨床実践場面の分析やコンピュータによるデータの処理・管理についても学びます。併せて,言語援助機器や視覚教材,コンピュータを用いた指導法についても学びます。
 B.教育相談
 地域の障害のある子どもの教育診断,発達援助,日常生活の指導・援助について,保護者や学校等の担当者などを対象に,面接相談や各種検査,継続指導,経過観察を実施しています。この教育相談活動は,特別支援教育コースの大学院生を含めたチームのより,特別支援教育コースに所属する教員の指導のもとに,発達,心理,知覚・認知,運動,コミュニケーション・言語,視覚,聴覚などの検査から総合的な教育診断を行い,診断結果に基づいて,障害のある子どもの早期発見と療育指導などを行います。また,障害のある子どもに関わる人々の環境の調整,地域の医療・相談・教育機関への紹介やケースワークも実施しています。
2.「研究」部門
 特別支援教育コースの教員が中心となって,障害のある子どもの教育実践に関する総合的な研究を行います。特別支援教育に関する最新の研究課題や教育行政・施策の動向を踏まえた研究とともに,過去の優れた理論や指導技術の発掘にも取り組みます。教育臨床実践に基づく研究を推進し,特別支援教育実践学の構築・発展に寄与します。
3.「研修」部門


 A.指導者研修
 特別支援教育において指導的立場にある現職教員,実践者,研究者,福祉関係施設の指導者を講師として招いてセンターセミナーを行っています。これは地域の特別支援教育関係者への専門的知識や内外の最新情報の普及・啓蒙としての地域貢献活動であるとともに,特別支援教育コースの大学院生にとっては,この研修を通して大学院のカリキュラムを超えた幅広い知識や情報を獲得します。
 B.教材・教具の開発
 学校等における特別支援教育実践に資する教材・教具及び障害のある子ども一人ひとりの個別のニーズに合った教材・教具を開発します。また実際の臨床実践活動を通じて教材・教具の有効性を検証することによって,より効果的な教材・教具の開発について検討します。