上教大保健管理センター

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お知らせ

-ノロウイルス感染とインフルエンザ感染についてー

                    保健管理センター所長 上野光博

下記注意事項を守り、健康な冬を過ごしましょう。

ノロウイルス感染症

最近全国でノロウイルスによる食中毒が流行しています。

1)潜伏期は1~2日で、症状は最初、風邪のような症状ですが、その後吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などが出ます。

2)健康な人は軽症で1~2日で回復します。子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することあります。症状消失後も3~7日間ほど便中にウイルスが排出されるので注意が必要です。

3)感染経路は経口感染です。以下の感染経路が知られています。

  1.汚染貝類を生または不十分加熱で摂食。

  2.食品取扱者が感染して、汚染食品を摂食。

  3.患者の糞便・吐ぶつから人の手を介して。

  4.吐物から漂いだしたウイルスが飛散して感染。

  5.汚染井戸水・簡易水道等が消毒不十分で感染。

4)対策は、まず十分な手洗い(流水1分以上)、うがいをすることです。症状のある人は食品に触らないようにしてください。

貝類の生食は避け、熱に弱いので過熱したほうが安全です。

▽吐物処理の際、手袋とマスクをつける

▽汚物は密閉して捨てる

▽塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒

(商品名:ハイターなど)

インフルエンザ感染症

インフルエンザは風邪より症状が急激に現れます。

1)潜伏期間は、1~3日。突然発症し、高熱・のどの痛み・咳・関節の痛み等。

2)確定診断は鼻腔、咽頭のぬぐい液やうがい液のウイルス分離であるが、通常は迅速抗原検出キットで行います(約15分程度で結果が出ます)

3)感染経路は、呼吸器飛沫の吸引あるいは接触、閉鎖空間での飛沫感染です。

4)経過は、発熱は2~3日持続した後、1週間程度で軽快します。致死率0.05%。伝播可能期間は発症前1日から発症後3~5日程度までなので注意が必要です。

5)予防としてワクチンがありますが、日頃から免疫力落とさないよう気をつけて下さい。それには十分な睡眠・バランスの良い食事・水分補給・そして新鮮な空気を。ストレスをためない事。又、免疫力を上げるには笑いのある生活が大切です。

6)発症後の治療は、発症から48時間以内であれば治療薬(タミフルなどがありますので早めの医療機関への受診をすすめてください。