上越教育大学教職大学院設置の趣旨

学校現場で生じている課題は、いじめや不登校の深刻な状況、子どもたちの学力及び学ぶ意欲の低下、子どもたちの社会性の不足や発達障害の問題、保護者や地域の多様なニーズ、新しい社会的要請や新学習指導要領への対応など、急速に変化するとともに、ますます多様化・複雑化する傾向にあります。

これらの課題に対処すべく教育実践に携わるためには、教育の現場で生起する複雑な教育事象の仕組みや成り立ちを分析的、理論的にじっくりと考え、新しい方向性を打ち出す「構想力」が求められます。その一方で、これまでの臨床的研究によって蓄積されてきた様々な実践的知識を活用し、刻々と変わる教育現場の状況を即時に判断し、かつ適切に対応しながら教育実践を展開していく「即応力」も現在強く求められています。

上越教育大学では、既存の修士課程において、教育の臨床研究をさらに充実させ、学校教育の現場に根ざした実践的研究を通して「構想力」を育成することを主な目的とする教員養成を行ってきました。さらに、現在の社会的ニーズに対応し、これまでに蓄積されてきた教育の臨床研究と理論的な考察を学校教育の現場の中で活かしながら教育実践を展開・高度化することを通して、「即応力」を育成することを主な目的とする教員養成を行うための専門職学位課程(教職大学院)を新たに設置することとしました。

教職大学院について

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