修了生からのメッセージ

学校運営リーダーコース(現 教育経営コース)

五十嵐 崇人(平成27年度修了生 静岡県富士市教育委員会教育総務課)

 本学教職大学院には、臨床共通科目や自主ゼミ等をはじめ、所属する研究室を超えた交流、志を持ち様々な地域から集まった現職教員及び学卒院生と協働できるカリキュラムがあり、とても多くの刺激をいただきました。また、小中学校、高等学校における豊富な教職経験も兼ね備えた大学の先生方や、数々の学術研究の業績をお持ちの先生方との出会いを通して、自分の学びを広げるとともに、様々な分野でのつながりができました。さらに、研究発表会等への参加を通して、優れた実践を見る機会にも恵まれました。知の探究を深める選択肢が多く用意された環境の中で、自分の視野を広げ、学びの機会に恵まれたご縁に深く感謝しております。
 学校支援プロジェクトでは、木村吉彦教授のご指導をいただきながら、幼保小の連携を推進する妙高市立新井南小学校で勉強させていただきました。協力校の先生方は、全校児童の名前と子どもの個性まで十分理解されていました。そして,子どもたちと強い信頼関係を築き、児童一人一人のよさを熟知して、子どもたちが教育活動の様々な場面で活躍できる場を用意されていました。本小学校では、保育所と併設された施設面のメリットを最大限に活かし、園児や児童の情報交換や子ども同士の交流を積極的に行うことで、子ども理解を深めていました。また、互いの教育活動を見合い、保育と小学校教育の接続を円滑にするための工夫もされていました。こうした取組から、保育士と教職員、地域の方々が一体となって子どもたちを温かく育てていこうという強い思いが、ひしひしと伝わってきました。
 昨年の4月から市教育委員会の教育総務課に配属となり、市の教育行政に関わる資料や冊子の作成、教育委員研修の連絡調整等、事務局の業務を担当することになりました。行政職に戸惑いながら、自分の未熟さを痛感する毎日ですが、学校支援プロジェクトで学んだ成果を活かし、小中連携・一貫教育の実現をめざしていきたいと考えております。
 自然が見せる表情豊かな四季の移ろいを感じながら、学びに専念できるのも「上越」ならではの魅力だと思っております。

教育実践リーダーコース(現 教育臨床コース)

田中 翔大(平成27年度修了生 筑波大学附属大塚特別支援学校)

 上越教育大学教職大学院は、教師を目指す方々にとって素晴らしい環境の一つであると私は考えます。現場では、根拠に基づいた教育実践が叫ばれています。そのようなニーズに対応するため、上越教育大学教職大学院では、理論と実践の往還を目指したカリキュラムが組まれています。
 理論と実践を往還するにあたり、優れた環境が上越教育大学教職大学院にはあります。それは、多様な教授陣から繋がる地域密着型の学校形態です。この学校形態を活かしたカリキュラムが、学校支援フィールドワークとよばれるものです。私のような学卒院生にとっては、最も学ぶべきことの多いカリキュラムと言えると思います。
 様々な現場のニーズに応じて、現場の先生方と大学院生が協働で課題を解決する本カリキュラムは、現場における協力関係がいかに大事であるかを学べます。また、現職院生と学卒院生がチームを組むことにより、経験の差を踏まえた上でお互いがお互いを高め合う協働の大切さを学ぶことができます。  私は、以上のカリキュラムを活かし、所属する研究室にて、「目標と学習と評価の一体化」についての実践と研究をすすめてきました。この理論は、授業はもとより、学級経営においても現場で役立つものとして学んできたつもりです。しかし、それだけではないことを最近感じています。この理論は、今現在教師として働く私自身が常に振り返るべき道標になっています。上越教育大学教職大学院において理論と実践を往還させた学びは、教師人生に間違いなく大きな影響を及ぼすものになります。
 さらに、理論だけでなく、築いたネットワークも今後に活かすことができます。上越教育大学教職大学院は、様々な都道府県からメンバーが集まります。そのような環境で、理論と実践の往還が成されているので、様々な地域の新旧メンバーが一緒になって実践・研究することが日常になります。  理論と実践の往還を基にして、「つながり」のある学びをしてみませんか? OBとして、一緒に実践・研究できることが楽しみです。

修了生・院生

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