阿部 隆幸(あべ・たかゆき) - 准教授(実務家教員)

【担当コース】
・ 教育臨床コース
・ 教育経営コース
【プロジェクトテーマ例】
・ 学習者中心の授業づくり
・ 協同的な学習集団づくり
【包含できる研究テーマ】
・ 活動中心の授業づくり
・ 授業を通した学級づくり

研究内容及び指導内容、その他

 私が27年間の学校現場(福島県公立小学校)にいた頃からこだわってきたことが「授業」のあり方です。授業の中で授業の目的を達成する(ことで学力を身に付ける)と同時に、いかにして生活力(特に人間関係を良好に築く力)を身に付けるかということを意識して行ってきました。「授業」は子どもたちの学校生活のほとんどの時間を占めます。つまりは子どもたちの「日常」です。この日常という授業の中で、「学力」と「生活力」が互いに支え合いながら同時に身に付くことができれば今後の社会生活を営む上で大きな力となるでしょう。

 その際、考えていきたいのは子どもの主体性です。授業の中で「学力」と「生活力」が互いに支え合い、身に付くためには、従来に多く見られた教師の一方的な講義式の授業では難しいです。子どもたちが関わり合いながら目的を達成していくような授業設計が必要です。近年、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の波を受けて様々に子どもが主体的に活動することを重視した授業実践が発表されています。また、教師自身の成長としては、協働的に授業をリフレクション(省察)していく力が大切です。そして、それらを全体的に支えるカリキュラム・マネジメントの力が必要です。これらを視野に入れて、理論と実践の往還をくり返し価値ある授業のあり方を研究し、提案していきたいと考えています。

 私の27年間の小学校教員人生での活動の中心は「NPO法人授業づくりネットワーク」(現副理事長)や「東北青年塾(前代表)」を代表とする民間教育でした。そこには既成の枠を越えて自分の理想に燃えた授業実践を互いに交流し合える熱い場があります。私がこの場にいるのはこの経験を生かす役割を任されたからと解釈します。民間教育で培った様々な方とのつながりから生み出す創造豊かな実践研究とデータと理論を重視する学術研究を融合した成果を残していくつもりです。  著書に、「成功する『学び合い』」シリーズ3冊等があります。他の詳細は、日々更新する「あべたか研究室HP」をご覧ください (http://www.abetaka.jp)。

スタッフ

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