松沢 要一(まつざわ・よういち) - 教授(実務家教員)

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【担当コース】
・ 教育臨床コース
・ 教育経営コース
【担当講義】
・ 算数・数学科教材開発の理論と実際
・ 教科主任・研究主任・指導主事の教育経営
【プロジェクトテーマ例】
・ 算数・数学の学習指導の改善
・ 算数・数学を中核とした校内研修の充実
【包含できる研究テーマ】
・ 算数・数学の教材開発(アレンジ)
・ 算数・数学の学力向上

研究内容及び指導内容

 新潟県内の中学校数学教員として、22年勤務(講師1年、教諭17年(公立12年、国立5年)、教頭4年)しました。その後、指導主事4年、任期付大学教員3年を経て、平成20年4月より教職大学院の専任教員として勤務しています。

 教師になって数年の頃、「第2回国際数学教育調査国内報告」を書物で読みました。数学が好きでない生徒の割合が他の国々に比べて圧倒的に多かったのが日本です。若年教師として大きな衝撃でしたし、この結果を意識しながら、「学習意欲」を注視した授業改善の必要性を実感しました。知識・技能や思考力・判断力・表現力はもちろん大事ですが、学習意欲も同様に大切な学力の要素です。最近のTIMSSやPISAなどの国際的な調査結果を見ると、日本の児童生徒の算数・数学好きの割合は今でも低位のままです。最も危惧すべきことです。

 学校現場や大学において研究対象の中核にしているのは、算数・数学の教材開発(アレンジ)です。指導主事のときには、管内の先生方と協働し、教材を工夫することによって算数好きを増加させることができました。例えば、小学校5年生(約500名)の算数好きの割合は、44.7%(平成13年)から77.3%(平成16年)へと大きく変化しました。教材が変われば授業は変わり、算数・数学好きは年々増加したのです。教材をどのような視点からアレンジすればよいかが少しずつ見えるようになってきました。今、求められている「主体的・対話的で深い学び」を実現する算数・数学の授業づくりのためにも、教材と正対し、開発し続けることは授業の準備として重要なことです。

 主な単著や共著は以下の4点です。

◆『数学好きを育てる教材アイデア』(学校図書)

◆『授業が10倍おもしろくなる! 算数教材かんたんアレンジ34』(明治図書)

◆『中学校数学科 授業を変える教材開発&アレンジの工夫38』(明治図書)

◆『こんな教材が「算数・数学好き」にした』(東洋館出版社)

スタッフ

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