荒川 圭子(あらかわ・けいこ) - 特任教授

【担当】
・ 実習コーディネーター
【これまでの実践研究、興味がある分野】
・ 国語科教育
・ 家庭科教育
・ 生活科総合
・ 学校経営

研究内容及び指導内容、その他

 新潟県内の公立小学校教諭24年(内3年間上教大附属小学校教諭)、教頭6年、校長8年、「手塩にかけて子どもを育てる」という信条を貫いた38年間の教員人生を過ごしてきました。

 子どもの心に根付く教育とは、手間を惜しまず、無駄も多くありながらゴールを目指す日々から生まれます。新採用時から続けた日記指導は、子ども理解の原則となりました。一年間の日記のノートを手縫い製本し、本として形を残しています。地域素材青苧を活用した手すき和紙に自ら全文揮毫した卒業証書も、子どもの力で作った額の中に大切に飾られています。そんな手仕事に教育的価値を見出してきました。子どもたちは、手仕事を通して様々な人と出会い、物の価値が深まり、愛着がわいていきました。

 実は、大学時代学んだ専門は「芸術書道」です。大学院時代学んだ修士課程は「家庭科教育」です。書道も家庭科も、効率よい授業を求められますが、外見だけを判断するうまい下手でなく「気持ちよく書けたかどうか」という意識や、相手意識をもった心情面を耕すことがベースにありました。

 地域の核となる学校づくりに努めた管理職時代は、ふるさと再発見に徹しました。地域素材の活用に人はかかせません。双方向性のある活動により、一人ではなし得ない喜びをお互いに実感しました。小規模校を活性化させた全校での協同的な学習でも、人の役に立った喜びや全校で課題解決する喜びを味わいました。子どもも職員もやる気にさせ、共に立ち向かう集団づくりは面白いです。経営戦略一つで「共に学び合う学校」と変わっていきます。

 教育は、手仕事のようなものだとつくづく思います。教員として必要な資質・能力を始め、学校課題解決に向けた経営戦略、生徒指導困難校での保護者対応、特別でない特別支援教育、授業のUD化等々、教育現場で今何か起きているのか、教員として必要な力は何か、最新情報をお伝えします。共によりよい方策を現場レベルで考えていきましょう。

スタッフ

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