酒井 悟(さかい・さとる) - 特任准教授

【担当】
・ 実習コーディネーター
【これまでの実践研究、興味がある分野】
・ 理科の授業づくり
・ 授業分析
・ メンター制を活用した校内組織
・ 地域連携

研究内容及び指導内容、その他

 「子どもの思考の流れに沿った単元構成と授業の在り方」について,理科指導を窓口として取り組んできました。子どもの問いを生み出す教材やその提示の仕方,観察実験と他との交流による課題解決,結果の分析と考察,そして次に湧き出てくるさらなる問いの繋げ方について考えてきました。子どもの主体的な学びを追究していくと,単元で育てるということに行き着きます。

 さらに,自分自身の授業力を向上させたいと考え,授業記録を基にした授業分析を続けてきました。子どもの思考は途切れていないか,意図的なかかわらせ方で考えかが広がったり深まったりしているか,働き掛けは有効であったかなど,子どもの姿で分析しました。

 指導主事としては,初任者や若手5年目未満の教員への指導,授業マイスターを目指している中堅教員への指導を主に行ってきました。授業指導の際,子どもの思考に沿った指導構想と子どもの姿から検証する授業分析は,大いに役立てることができました。

 その後,教頭となってからは,指導主事の経験を生かして,2つのことに取り組んできました。一つは,内研修の進め方です。指導案検討よりも構想図検討を充実させること,フィッシュボーンを応用した協議会の進め方などを提案してきました。時間の確保が難しい学校現場では,この方策は有効だったようです。もう一つは,メンター制を取り入れたことです。若手教員の多い学校でしたので,中堅教員をメンターとして専門教科や学年を考慮して若手教員をメンティーとして付けました。中堅教員は,自分のそれまでの実践やスキルをまとめて若手教員に指導をしていました。若手教員も成長できましたが,中堅教員自身も教育実践のまとめの機会になり,指導スキルの向上に役立ったようでした。

 学校は,「授業」が中核でなければいけません。子どもが、「学ぶ楽しさを実感できる授業」「学び合い、高め合う授業」のあり方を追究していきたいです。教職大学院の皆さんとも,「授業」を通して一緒に学んでいければと考えています。

スタッフ

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