高田研究室卒業論文 題名・章・節一覧表



1985

和栗 弥子 『第一次新教育運動の教育実践の展開
           −児童の村小学校の消長過程を中心として』
    第1章 第一次新教育運動の         第1節  教育をめぐる人々の意識
                          成立の背景    第2節  「新教育」運動の定義
                                      第3節 新教育運動の状況
                                       第4節 教育擁護同盟から「児童の村」へ
    第2章 「児童の村」教育の           第1節 沢柳政太郎の「児童観」と実践
                          理念的特色    第2節 「児童の村」以前の教育と「児童の村」
                                       第3節 「国家観」と「発達」概念からみる
                                    「児童の村」の教育理念
    第3章 「児童の村」の               第1節 「ファミリー」としての学校経営
                      教育実践の特質     第2節 カリキュラム論と実際 −「4つの自由」から「3つの学校」へ−
                                        第3節 生活教育の定型化
    第4章  「児童の村」が示唆するもの    第1節 旧教育の復権
                                        第2節 「児童の村」の廃校の要因
                                        第3節 第一次新教育運動の限界

佐藤 春夫  『学習指導における個性化原理の検討
              ードルトン・プランの今日的意義を手がかりにしてー』
    第1章 学習指導における             第1節 学習指導における個性の検討
                        個性化概念      第2節 個性化の構成要素
    第2章 ドルトン・プランにみる       第1節 ドルトン・プランの概要
                個性化学習の意義と特質   第2節 ドルトン・プランにおける個性化
                                       第3節 ドルトン・プランから学ぶもの
    第3章 学習指導における             第1節 個性化の原理
                        個性化原理      第2節 個性化の原理の教育的側面
    第4章 学習指導における             第1節 学習指導における個性化の課題
                        個性化の課題    第2節  個性化の目的の再検討
                          ー個別化から個性化へー

竹内 暁美  『シュタイナー学校における教育課程の特質とその展開』
  第1章 シュタイナー研究の意義      第1節 シュタイナー学校創設の背景
                                        第2節 社会運動の開始と「人智学」の構築
                                        第3節 シュタイナー教育の基礎にある人間観
  第2章 シュタイナー学校の特質      第1節 自由への教育
                                        第2節 教育現象面での独自性
                                        第3節 教育課程に対する配慮
    第3章 シュタイナー学校の            第1節 カリキュラム編成の基本原理
            教育課程論         第2節 教育内容の体現者としての教師
                                        第3節 年齢進行にみる教育内容
  第4章 授業の芸術的側面         第1節 芸術でひたされた授業の本質
                                        第2節 エポック授業
                       第3節 フォルメン
                            第4節 オイリュトミー

三井 邦裕  『授業の構造と教師の技術 ー斎藤喜博の授業論に基づいてー 』
    第1章 授業の構造           第1節 学校教育のなかでの授業
                                        第2節 授業の本質
                                        第3節 授業の構造
                                        第4節  創造活動としての授業
   第2章 授業の展開                   第1節 展開の意味
                                        第2節 展開の契機
                                        第3節 展開の条件
   第3章  授業の組織化          第1節 組織の意味
                      第2節 コミュニケーションの組織
  第4章 授業における技術        第1節 教師の技術 
                      第2節 具体的な技術   

1986

加藤 敏子 『デューイ・スクールにおける教育実践の特質』
  第1章 デューイ・スクールの         第1節 デューイ・スクールの歴史
                      歴史的概観        第2節 デューイ・スクールの史的意義
    第2章  デューイ・スクールに         第1節 カリキュラム構成の基本原理
                における教育課程論      第2節 カリキュラム構成について
    第3章 デューイ・スクール           第1節 家庭・近隣生活密接期
        における教育実践         第2節 法則・技術獲得期
                                       第3節 専門的活動期
                          第4節 教育実践の中核をなすもの
   第4章 オキュペーション論            第1節 オキュペーションとは何か
                      第2節 学校の家業におけるオキュペーション
                      第3節 オキュペーションの社会的意義
   
佐藤 伸一 『J.S.ブルーナーにおける授業理論の構造と特質』
  第1章 認知発達の過程           第1節 知的成長の過程
                                       第2節 知的成長の促進
 第2章 教材の構造化理論              第1節 教材構造化理論出現の背景
                      第2節 新カリキュラムにおける構造化
                      第3節 教材構造と基本的観念
 第3章 授業理論の特質          第1節 発見学習 
                      第2節 直観的思考
                      第3節 学習の動機づけ
                      第4節 教授理論の特質 
 第4章 ブルーナー理論と               第1節 ブルーナー理論と教育の人間化
        人間中心教育           第2節 NEAレポートと学校の人間化
                      第3節 並行カリキュラム
                      第4節 学び方学習 

佐々木 陽子 『木下竹次の学習理論と方法』
 第1章 大正期における                第1節 木下竹次と奈良女子高師附小
         木下竹次の位置         第2節 「学習法」の成立過程
 第2章 木下竹次の学習理論の背景     第1節 人生論
                      第2節 学校経営論
  第3章 木下竹次の学習内容の特質     第1節 学習の性質 
                      第2節 学習生活内容論
                      第3節 学級編成
 第4章 木下竹次の学習方法の特質      第1節 学習方法一元論 
                      第2節 学習の順序 
                                       第3節 合科学習法
                      第4節 学習の実際

山田 勇治 『へき地・複式学習指導観の再検討』
  第1章 従来の「へき地」教育観      第1節 社会的側面からの考察 
                      第2節 歴史的側面からの考察
                      第3節 学習指導側面からの考察
 第2章 学習指導における諸問題         第1節 学年別指導
       ーその消極的側面ー         第2節 間接指導の充実化
                      第3節 同単元指導
 第3章 積極的な学習指導観への転換    第1節 学級編成上のメリット
                                       第2節 学習の「個性化」原理
                      第3節 「学年」概念の打破
 第4章 積極的な教育活動の実際      第1節 オープン・システムの実践
                      第2節 授業組織の改善
                        第3節 交流学習
                      第4節 地域に根ざした実践



1987

阿部 牧子 『問題解決学習の特質と再評価』
  第1章 問題解決学習の理論的変遷       第1節 系統学習の限界と問題解決学習    
                                        第2節 問題解決学習の消長過程       
 第2章 問題解決学習論争の省察          第1節 客観的知識の位置づけ        
                       第2節 問題解決の「問題」         
                       第3節 問題解決学習論争の意義       
 第3章 問題解決学習の基底要因       第1節 相対主義の世界観          
                       第2節 操作的経験主義           
                       第3節 プラグマティズムの知識論      
 第4章 問題解決学習の再評価            第1節 問題解決学習の必要性        
                         第2節 問題解決学習の今日的意義      
有田 恵美 『発見学習の理論と方法』
  第1章 発見学習の背景とその性格       第1節 発見学習の歴史的系譜
                                        第2節 発見学習の性格
  第2章 発見学習の基本的過程          第1節 発見学習の基本的過程
                        第2節 発見学習の効果
  第3章 発見学習の妥当性と限界       第1節 発見学習と教科・教材
                        第2節 発見学習の発達段階
  第4章 発見学習の現代的課題            第1節 教材の精選・構造化と発見学習
                          第2節 創造性と発見学習

金子 美恵子 『及川平治の動的教育論とその実践』
  第1章 大正自由教育と及川平治       第1節 及川平治と明治附小
                                        第2節 「動的教育」の概念
                                        第3節 動的教育の成立過程
  第2章 動的教育の思考的背景          第1節 動学観と静学観
                       第2節 動的機能論
                       第3節 児童観
  第3章 動的教育の題材論         第1節 題材の価値
                       第2節 題材の機能構造
                       第3節 学習動機論
                                       第4節 題材の自力構造
  第4章 動的教育の具体的展開           第1節 カリキュラムの実際
                         第2節 分団式教育法
                                       第3節 具体的実践例と分析

谷村 千秋 『東井義雄の教育実践論』
  第1章 「生活の論理」成立の背景      第1節 村の教師・東井義雄            
                                       第2節  「生活の論理」の成立過程
  第2章 「生活の論理」と            第1節 「生活の論理」の構造    
          「教育の論理」      第2節  「教科の論理」の構造
                       第3節  「なるほど」の論理
  第3章 「生活の論理」と授業実践     第1節  授業の本質的性格
                       第2節 授業過程の特質
                       第3節 授業技術の特質
  第4章 「生活の論理」と授業実践        第1節 「生活の論理」と人間形成
                          第2節  「生活の論理」と教師の指導性

松下 里香 『学習モデルの特質と授業改善』
  第1章 戦後における学力観の変遷      第1節 学力の考え方
                                        第2節 学力観の変遷
  第2章 学力モデルの特質と問題点       第1節 態度主義的学力モデルの特質と問題点
                       第2節  科学主義的学力モデルの特質と問題点
  第3章 学力論争の展開と発展     第1節 態度主義的学力観をめぐる論点
                       第2節 科学主義的学力観をめぐる論点
                       第3節 今後の学力規定論の課程
  第4章 学力形成授業改善          第1節 学力と人格形成の統一
                          第2節 学力形成と授業改善の方策

1988

長田 素乃 『教育における情意的基礎の再検討
             ー大正期芸術教育運動を基底としてー』
  第1章 日本における芸術教育運動       第1節 大正期芸術教育の背景と特質
                                        第2節 大正期芸術教育の源流
  第2章 大正期芸術教育運動の          第1節 山本鼎の思想
            思想と実践      第2節 山本鼎の実践
  第3章 芸術教育の教育的価値       第1節 芸術教育の本質
                       第2節 芸術教育の教育的価値
  第4章 情意的基礎と授業改善の視点      第1節  情意的基礎と授業
                          第2節 情意的基礎と教師

宮沢 良子 『「総合」における教育的価値の検討』
  第1章 「総合」が問題となる背景       第1節 今、なぜ「総合」か
                                        第2節 「総合」の概念規定
                                        第3節 「生活科」構想をめぐって
  第2章 「総合」の理論的変遷          第1節 諸外国における様相
                        第2節  我が国における様相
  第3章 「総合」の特質と経験        第1節  「総合」と経験
                        第2節  学習と経験の質
  第4章 「総合」と教育価値             第1節  生活と科学の結合
                           第2節  知・情意の統合
                                        第3節  「総合」と学び続ける力
                                        第4節 「総合」と教師の指導性

渡邊 美穂子 『「つまずき」の教授学的検討』
  第1章 「つまずき」の           第1節 「つまずき」の様相
                  教授学的視点          第2節  「つまずき」の概念
  第2章 「つまずき」の類型と要因        第1節  「つまずき」の類型
                       第2節  「つまずき」の要因
  第3章 「つまずき」と授業構成      第1節  「つまずき」と思考体制
                       第2節  「つまずき」と授業展開
                       第3節  「つまずき」とわかる授業
  第4章 「つまずき」と教師の指導性      第1節 教師の構えと「つまずき」
                          第2節  「つまずき」と授業改善

1989

伊東 妙子 『子どもの思考を展開させる授業の構想』
  第1章 授業分析研究の諸潮流         第1節 誌学的手法による分析研究
                                        第2節  理学的手法による分析研究
                                        第3節 教育工学的手法による分析研究
                                        第4節 文化人類学的手法による分析研究
  第2章 誌学的手法と思考体制          第1節  授業分析研究のねらい
                        第2節 授業分析研究の原理
                        第3節  授業分析研究の視点
                                        第4節 「思考体制」重視の内実
  第3章 思考発展の構造と契機        第1節  思考発展の契機と「理解構造」
                        第2節  「理解構造」の具体相
  第4章 思考発展と授業構想             第1節  思考発展と授業原理
                           第2節  授業発展と教材
                                        第3節  思考発展と学習過程
大森 仙子 『「問い」と授業構成』
  第1章 「問い」と教育            第1節 問いの意義
                                        第2節  問いと教育
  第2章 「問い」の構造と本質           第1節  問いの構造
                        第2節  問いの発生
                        第3節  問いの本質
                                        第4節 問いの成立
  第3章 「問い」と教師発問         第1節  教師発問の類型と機能
                        第2節  問いと教師発問
                        第3節  教師発問と教材解釈
  第4章 教師発問と授業構成              第1節 「問わざる問い」による導入
                           第2節  子どもの問いを導く授業

枠田 隆良 『「興味」の教授学的検討』
  第1章 ヘルバルトの興味論          第1節 教育思想の背景
                                        第2節  ヘルバルトの「興味」
                                        第3節  多面的興味
  第2章 デューイの興味             第1節  教育思想の背景
                       第2節  デューイの興味
                       第3節  直接興味と間接興味
  第3章 「興味」の教育的意味       第1節  中間の意味
                       第2節  「興味」と教材
                       第3節  「興味」の性格
  第4章 「興味」と授業改善            第1節  「興味」と授業構想
                          第2節  ヘルバルト的実践方法
                                        第3節  デューイ的実践方法

斎藤 美幸 『児童観と教育の構想 ー「性向善説」を視座としてー』
  第1章 児童観の変遷           第1節 児童観の類型
                                      第2節 「性悪説」と教育
                                      第3節  「性善説」と教育
  第2章 児童観の転換            第1節  「子どもの発見」の意味
                     第2節  『エミール』における児童観
  第3章 「性向善説」の児童観     第1節  「性向善説」の特質
                     第2節  「性向善説」における「善さ」
                     第3節  「性向善説」と教育
  第4章 「性向善説」と教育の構想      第1節  過程像志向の教育理念
                        第2節  過程志向の学習指導

松浦 雅人 『人間中心教育課程の内容と特質』
  第1章 学問中心教育課程の特質     第1節 学問主義
                                     第2節 構造性と専門性
  第2章 人間中心教育課程の萌芽       第1節 カリキュラムの適切性
                     第2節  教育の人間化
  第3章 人間中心教育課程の内容    第1節  人間中心教育課程の人間像
                     第2節  情意的基礎
                     第3節  教材から子どもへ
                                     第4節 並行的カリキュラム
  第4章 人間中心教育課程の実際       第1節 知識と感情を統合した合流教育
                        第2節  型にとらわれないオープン・スクール
                                     第3節  「わたし」自身を学ぶ自己理解

森田 由美 『ブルーナーの教授理論とその展開』
  第1章 ブルーナーの認知理論      第1節 認知説
                                     第2節  ブルーナーの認知理論
                                     第3節  認知過程の成長と促進
  第2章 ブルーナーの教育内容論       第1節  「構造」について
                     第2節  教材の構造化
                     第3節  構造についての解釈
  第3章 ブルーナーの教育方法論    第1節  ブルーナー理論の発見学習
                     第2節  発見学習への指導の条件
                     第3節  発見学習の特質と可能性
  第4章 ブルーナーの教授理論の展望    第1節  生涯教育と学び方学習
                        第2節  ブルーナー理論の学び方学習
                                     第3節  未来社会に対応する授業の理論

1990

石川 綾美 『「表現」の教育方法学的検討』 
  第1章 表現と人間形成         第1節  表現と表出
                                     第2節  表現の教育的意義
  第2章 表現と意欲             第1節  表現意欲の喚起
                     第2節  表現と興味
                     第3節  表現と感動
  第3章 表現形態と機能        第1節  言語的表現
                     第2節  造形的表現
                     第3節  音楽的表現
                                     第4節 身体的表現
  第4章 表現と授業構成             第1節  豊かな表現能力を育てる授業の着眼点
                        第2節  表現を生かす授業の着眼点

佐藤 寿洋 『「跳び箱指導」の教育方法学的検討』
  第1章 「法則化運動」の経緯と     第1節 「法則化運動」の現状
                          その分析    第2節  「法則化運動」の印象
                                     第3節  「法則化運動」の批判
  第2章 跳び箱論争の論点と         第1節 跳び箱論争の出発点
              その検討   第2節  向山への批判
                     第3節  近藤への反論
                                     第4節 技術指導の必要性
  第3章 「克服スポーツ」としての   第1節  従来の跳び箱運動の捉え方
             跳び箱指導   第2節  悲しみの正体
                     第3節  跳び箱運動における着手技術
                                     第4節 跳び箱運動の系統発生
  第4章 「運動文化論」としての      第1節 跳び箱運動における突きはなし技術
             跳び箱指導     第2節  跳び箱運動の機能的特性
                                     第3節  今後の跳び箱指導

塩崎 陽子 『「経験」の学習指導理論的意義』
  第1章 「経験」と戦後教育       第1節 経験主義教育論の特質
                                     第2節  問題解決学習論争
                                     第3節  新教科主義の性質
  第2章 「経験」の教育的意義        第1節  デューイの経験概念
                     第2節  ボルノーの経験概念
  第3章 「経験」と「体験」・     第1節  「経験」と「体験」
           「実感」・「思考」 第2節  「経験」と「実感」
                     第3節  「経験」と「思考」
  第4章 「経験」と授業改善      第1節 学習を伴う活動の組織
                        第2節  学習経験の意義
                                     第3節  合科・総合学習と生活科

山田 秀樹 『授業における訓育的機能』
  第1章 訓育論の類型と動向       第1節 訓育論の類型
                                      第2節  訓育概念の動向
  第2章 「教育的教授」の意義        第1節  ヘルバルトの「教育的教授」論
                     第2節  ヘルバルトの教授理論の変容
                     第3節  教育的教授論の現代的意義
  第3章 陶冶と訓育の統一       第1節  授業における陶冶と訓育
                     第2節  授業における訓育的機能
                     第3節  2つの「学習集団」
  第4章 集団思考と訓育             第1節  「学習集団」の組織原理
                        第2節  集団思考の訓育的意義

1991

安養寺 由美 『問題解決学習の思考的背景とその展開』 
  第1章 問題解決学習の理論的変遷    第1節 問題解決学習の系譜と動向
                                     第2節  問題解決学習論争のの省察
  第2章 問題解決学習の基底要因       第1節  相対主義の世界観
                     第2節  操作的経験主義
                     第3節  プラグマティズムの知識論
                                     第4節 プラグマティズムの真理論
  第3章 問題解決学習の論理と構造   第1節  問題解決学習の思考活動
                     第2節  問題解決学習における「問題」
                     第3節  問題解決学習と客観的知識
  第4章 問題解決力の育成と授業改善    第1節  問題解決学習の必要性と今日的意義
                        第2節  問題解決学習の指導の要件
                                      第3節  問題解決力を育成する授業の展開

片山 ゆかり 『「問い」の教授学的意義と機能』
  第1章 「問い」と教育         第1節 「問い」の重要性
                                     第2節 「問い」の意義
                                     第3節  「問い」と教育
  第2章 「問い」の構造と本質        第1節 「問い」の構造
                     第2節  「問い」の本質
  第3章 「問い」と教師発問      第1節  発問の類型と機能
                     第2節  「問い」と教師発問
                     第3節  発問と教材解釈
  第4章 「問い」と授業構成          第1節 「問わざる問い」と授業展開
                        第2節  子どもの「問い」を導く授業展開

後藤 由紀子 『「わかる」ことの本質と授業構成』
  第1章 「わかる」ことの系譜と動向   第1節 認識論の系譜
                                     第2節  認識論の動向
  第2章 「わかる」ことの本質        第1節 「わかる」ことの類型
                     第2節  「理解」と認識
                     第3節  「わかる」と「納得」
  第3章 「わかる」ことの構造     第1節  認識と感性
                     第2節  認識と経験
                     第3節  認識とイメージ
                                      第4節 認識と言語
  第4章 「わかる」ことと授業改善      第1節 「わかる指導」の前提
                        第2節 「わかる授業」を生かす主体的学習の構造
                                      第3節 「わかる授業」と改善の視点

税所 三枝子 『授業におけるドラマ的要素の特質と展開』
  第1章 授業ドラマ論の特質       第1節 授業のドラマ性重視の背景
                                     第2節  授業ドラマ論の特質
  第2章 授業ドラマ的要素          第1節  授業のドラマ性
                     第2節  授業の技術(アート)
  第3章 授業のレトリック       第1節  授業における対話と問答
                     第2節  レトリカル・コミュニケーション
  第4章 授業展開のタクト           第1節  授業におけるタクトの成立
                        第2節  教育的タクトと授業の構想

黒井 康司 『「個性」の教授学的検討』
  第1章 「個性」教育論の系譜と動向   第1節 「個別指導」の歴史的経緯
                                      第2節  個別化から個性化へ
  第2章 「個性」概念とその構成要素    第1節 「個性」概念の検討
                     第2節  「個性」の構成要素の検討
  第3章 「個性」教育の方法的類型化  第1節 「一斉画一授業」から個別化学集へ
                                                        個別指導のための方法的類型化
                     第2節 「一斉授業」における個別指導
  第4章 「個性伸長」と授業改善の視点  第1節 「一斉授業」の必要性とその意義
                        第2節  「個性伸長」と学習指導の改善点

1992

嶋田 純一 『「訓育」の本質と授業構成』
  第1章 訓育論の系譜と動向       第1節 訓育論の系譜
                                     第2節 訓育概念の動向
  第2章 陶冶と訓育の機能          第1節 実質陶冶と形式陶冶
                     第2節 授業における陶冶と訓育
                     第3節  陶冶と訓育の統一
  第3章 学習集団と訓育        第1節  「学習集団」をめぐる集団観
                     第2節  学習集団の組織集団
                     第3節  形成すべき学習集団
  第4章 「訓育」の本質と授業構成      第1節 世界観の形成
                        第2節  授業成立の条件

田畑 江里子 『「問い」の本質と教師発問』
  第1章 「問い」と教育         第1節 「問い」の意義
                                     第2節  「問い」と教育
  第2章 「問い」の構造と本質        第1節  「問い」の構造
                     第2節  「問い」の本質
  第3章 「問い」と教師発問      第1節 発問の種類と機能
                     第2節  問いと教師発問
                     第3節  教師発問と教材解釈
  第4章 発問の授業構成             第1節 「問わざる問い」と授業展開
                        第2節  子どもの「問い」を導く授業

能登 一美 『「自発性原理」の教授学検討』
  第1章 「自発性原理」の系譜と動向   第1節 「自発性原理」の系譜と動向
                                     第2節  日本における「自発性原理」の変遷
  第2章 「自発性原理」の教育的意味    第1節 「自発性原理」と「労作の原理」
                     第2節  自発主体の意味
  第3章 「自発性原理」とその構成要因 第1節 「自発性原理」と興味
                     第2節  「自発性原理」と動機づけ
                                     第3節 「自発性原理」と「経験・体験」                           「思考」
  第4章 「自発行動」のパターンと     第1節 「自発性原理」の類型化
            学習活動の成立    第2節  学習を伴わない「自発活動」
                                     第3節  学習を伴う「自発活動」

山根 晶 『「教材」の本質と授業改善』
  第1章 「教材」の機能と学習活動    第1節 授業と教材の位置
                                     第2節  学習活動と教材
  第2章 「教材」概念の変遷         第1節 「教材」概念の変遷
                     第2節  教材の構造化論
                     第3節  媒介としての教材論
  第3章 教材構成の理論        第1節  「ある教材」と「なる教材」
                     第2節  教材構成と教材研究
                     第3節  教材構成の原理と観点
  第4章 「教材」の特性と授業過程      第1節  広岡亮蔵の教材分類と学習過程論
                        第2節  井上弘の教材分類と学習過程論

1993

白潟 直人 『教育方法における「個性」の検討』
  第1章 教育方法における「個性」概念 第1節 「個性」の概念
                                     第2節 「個性」と「個人差」
                                     第3節  個性化論の歴史的経緯
                                     第4節 個性の四つの検討課題
  第2章 「一人ひとりを生かす」    第1節 一斉授業の問題点と改善点
              一斉授業   第2節  「一斉指導」における個別指導
  第3章 授業の個別化と個性化     第1節 教育課程と個性化の方法論
                     第2節  「個性化」と「個別化」
  第4章 個性を生かす学習改善         第1節 「個性」の評価
                        第2節  個性教育の今後の課題

野呂 隆子 『「わかる」ことのメカニズムと授業改善の構想』
  第1章 「わかる」ことの系譜と動向   第1節  認識論の系譜
                                     第2節  認識論の動向
  第2章 「わかる」ことの意味        第1節  「わかる」とは
                     第2節  「わかる」ことと納得
                     第3節  「わかる」ことと理解
  第3章 「わかる」ことのメカニズム  第1節 「わかる」こととイメージ
                     第2節  「わかる」ことと経験
                     第3節  「わかる」ことと言語
                                     第4節  「わかる」ことと視点
  第4章 「わかる」ことと授業改善     第1節 「わかる」授業とその構造化
                        第2節  「わかる」授業の条件
                                     第3節  「わかる」授業の構想

藤友 美奈 『「学力」の教育方法学的検討』
  第1章 学力観の変遷          第1節 経験主義の学力観
                                     第2節  科学主義の学力観
                                     第3節  人間中心主義の学力観
  第2章 学力モデルの特質と問題点      第1節 主体主義的学力モデルの特質
                     第2節  客体主義的学力モデルの特質
                     第3節  折衷主義的学力モデルの特質
  第3章 学力論争の展開と発展     第1節 学力の考え方
                     第2節  態度主義的学力観をめぐる争点
                     第3節  科学主義的学力観をめぐる争点
                                     第4節 学力規定論の今後
  第4章 学力の形成と授業改善         第1節 学力の人格形成
                       第2節  学力形成と授業改善の方策

1994

滝沢 一幸 『シンガポールにおける能力主義教育の実態と評価』
  第1章 シンガポールの教育政策に    第1節 『シンガポーリアン』の形成と言語問題
                みる政府の思惑と背景   第2節  能力最優先主義による二言語政策の意味
                                      第3節  経済の国際化とマンパワー計画
  第2章 シンガポールにおける        第1節  現在の教育制度に至るまでの歴史的推移
        前学校教育制度の実態   第2節  前教育制度の実態
                     第3節  前教育制度の特徴と問題
  第3章 新制度の導入と実態      第1節 新制度の実態
                     第2節  新学校教育制度の特徴と問題
  第4章 シンガポールにおける          第1節 シンガポールにおける能力主義教育
      能力主義教育の実態と評価                  の実態と特質
                      第2節 シンガポールにおける能力主義教育
                                    の評価と課題

金木 千明 『「自己教育」の本質と授業改善の構想』
  第1章 「自己教育」論の系譜と本質   第1節 自己教育論の思想的基盤
                                      第2節  自己教育論の方法的原理
                                      第3節  日本における自己教育論
                                      第4節 「自己教育」の本質
  第2章 「自己教育」と「自己教育力」  第1節  なぜ今、自己教育なのか 
                     第2節  自己教育力と自己学習力
                     第3節  「自己教育力」の意味内容
  第3章 「自己教育」と「学ぶ楽しさ」 第1節 「自己教育」と
                              「探究しつつ学びとる課程」
                    第2節 「自己教育」と「考える力の育成」
                     第3節  「自己教育」体験
  第4章 「自己教育」と授業改善        第1節  「自己教育」と集団思考
                        第2節  「自己教育」と教材
                                     第3節  「自己教育」と評価
                             第4節 「自己教育」と教師の在り方

黒沢 薫 『「自己活動」の本質と授業改善の構想』
  第1章 「自己活動」論の系譜      第1節 欧米における「自己活動」論
                                     第2節 日本における「自己活動」論
  第2章 「自己活動」の本質         第1節 「自発活動」と「自己活動」
                     第2節  「自己活動」と「労作の原理」
                     第3節  「自己活動」の本質
  第3章 「自己活動」の構造      第1節  一輪車における「自己活動」の展開課程
                     第2節  「自己活動」と動機づけ
                     第3節  「自己活動」と指導性
  第4章 「自己活動」と授業改善の構想  第1節  教授と学習の統一
                        第2節  認識と練習の統一
                                     第3節  陶冶と訓育の統一

矢崎 エリ 『子どもの「問い」と授業改善の構想』
  第1章 「問いかけ」系譜と動向     第1節  発問法の歴史的展開
                                     第2節  わが国にかける「問いかけ」
                             の発展とその発展
                                     第3節 わが国における発問研究の動向
  第2章 「問い」の構造と本質       第1節 「問い」の構造
                     第2節  「問い」の発生
                     第3節  「問い」の本質
                                     第4節 「問い」の成立
  第3章 「問い」と教師発問      第1節  発問の類型と機能
                     第2節  「問い」と教師発問
                     第3節  教師発問と教材解釈
                                     第4節 「問い」と授業構成
  第4章 「問い」と授業構成          第1節 「問わざる問い」と授業構成
                       第2節  「子どもの問い」を導く授業

1995

早坂 圭美 『「つまづき」の学習指導論的検討』
  第1章 「つまづき」の         第1節 「つまづき」の今日的課題
                  学習指導論的視点  第2節  「つまづき」の概念
  第2章 「つまづき」の要因と類型     第1節  学習を阻害する「つまづき」の要因
                     第2節  「生活の論理」と学習の「つまづき」
                     第3節  「ずれ」とリズム論
  第3章 「つまづき」を        第1節 授業の展開をかえる
          生かした授業実践           「つまづき」を生かす授業
                     第2節  「つまづき」を仕掛けて
                              思考をゆさぶる授業実践
  第4章 「つまづき」を生かす授業構想  第1節 「つますき」が生きる授業
                      第2節 「つまづき」が生きる授業と
                                   教師の指導性

古館えり子 『授業における「自発性」の原理の検討』
  第1章 「自発性」原理の系譜と動向   第1節 「自発性」原理の系譜と動向
                                      第2節  日本における「自発性」原理の研究動向
  第2章 「自発性」の概念と本質     第1節  「自発性」と
                                     「自主性・主体性」との関連                     第2節  「自発活動」と「自己活動」
                     第3節  授業における「自発性」尊重の意味
  第3章 「自発性」の原理の基盤要因  第1節 「経験」と「自発性」の原理
                    第2節 「自発性」の原理と
                               「興味」・「動機づけ」
                     第3節  「自発性」の原理と「問い」
  第4章 「自発性」を生かす授業の構想  第1節  「自発性」を生かす「発問」
                        第2節  「自発性」を生かす授業と「教材」
                                     第3節  子どもの「自発性」を生かせる教師

松山 倹三 『「学習意欲」の学習指導論的検討』
  第1章 「学習意欲」の今日的背景    第1節 「学習意欲」喪失の要因
                                     第2節 「学習意欲」の今日的意義
  第2章 「学習意欲」の起因的要因      第1節 内発的動機づけと外発的動機づけ
                     第2節  学習指導における興味の意義
                     第3節  学習指導における知的好奇心の意義
  第3章 「学習意欲」の種類と構造   第1節  「学習意欲」の種類
                     第2節  望ましい「学習意欲」
                     第3節  「学習意欲」の構造
  第4章 「学習意欲」を育てる授業    第1節  「学習意欲」の見方
                        第2節  「学習意欲」を育てる授業
                                     第3節  「学習意欲」と教師の姿勢

村上 晶子 『「学び方」の学習指導論的研究』
  第1章 「学び方」学習の今日的意義  第1節  情報化社会と学び方学習
                                     第2節  生涯学習と学び方学習
                                     第3節 学びの疎外と学び方学習
  第2章 ブルーナー理論と学び方学習    第1節 学び方学習の内容的側面
                     第2節  学び方学習の方法的側面
                     第3節  ブルーナー理論と学び方学習
  第3章 学習指導論と学び方学習    第1節  問題解決学習と学び方学習
                     第2節  発見学習と学び方学習
                     第3節  範例学習と学び方学習
  第4章 「学び方」と授業構想          第1節 「学び方」の学習形態
                        第2節  「学び方」と子ども
                     第3節 「学び方」における教師と教材

1996

米田  大介 『「教材」の学習指導論的検討』
  第1章 教材の意味                    第1節 教材の意味
                                      第2節 教材論
  第2章 教材構成の基本的視点          第1節 教材の性格づけ
                                      第2節 教材研究の視点
                                      第3節 教材の構造的把握
  第3章 教材の機能                    第1節 媒介者としての教材
                                       第2節 問いを生みだす教材
  第4章 教材と授業                    第1節 教材が有効に機能する授業実践                                                第2節 教材が有効に機能する授業の構造
                                    モデル

1997

小林和洋 『「問い」の学習指導論的検討』 
 第1章 「問い」と教育        第1節 子どもが「問い」をもてない背景
                    第2節 「問い」の重要性
                    第3節 「問い」の意義
                    第4節 「問い」と学習
 第2章 「問い」の構造と本質     第1節 「問い」の構造
                    第2節 「問い」の本質   
 第3章 「問い」と教師の発問     第1節 発問の類型と機能
                    第2節 「問い」と教師発問
                    第3節 教師発問と教材解釈
 第4章 発問と授業構成        第1節 授業成立の基本条件としての発問
                    第2節 子どもの「問い」を導く授業

高詰淳一 『「経験」の本質に関する教育方法学的検討』
 第1章 「経験」と今日の教育     第1節 「経験」と今日の現状
                    第2節 「経験」の必要性
 第2章 「経験」の本質        第1節 「経験」の概念
                    第2節 「経験」の構造 
 第3章 「経験」と知識        第1節 「直接経験」における知識形成              
                    第2節 「間接経験」における知識形成
 第4章 「経験」の成立を基盤とした授業構想
                    第1節 「経験」の成立を基盤とした授業構想の観点と方法
                    第2節 教師の「力量・資質」 

1998

井本 志穂 『学力モデルの特質と学習指導の改善』
 第1章 学力観の変遷         第1節 経験主義の学力観
                    第2節 科学主義の学力観
                    第3節 人間中心主義の学力観
                    第4節 学習指導要領にみる学力観の変遷
 第2章 学力モデルの特質       第1節 主体主義的学力モデル
                    第2節 客体主義的学力モデル
                    第3節 折衷主義的学力モデル
 第3章 現代の学力として求められる新学力観
                    第1節 新学力観の背景
                    第2節 新学力観について
 第4章 主体性を生かす学習指導の改善 第1節 主体性を生かす学習指導の在り方
                    第2節 主体性を生かした授業の実践

大濱 孝子 『「知の総合化」を視座とする学びの構想と教師の支援』
 第1章 現在の学校教育が抱える問題点 第1節 「知の総合化」が提唱される背景
                             第2節 「学校知」の展開の必要性
 第2章 「知の総合化」の本質     第1節 「生きる力」と「知の総合化」
                    第2節 「知識」のとらえ方
                    第3節 「知の総合化」の本質
 第3章 「知の総合化」を視座とする学びの構想                                                                        
                    第1節 「知の総合化」を図るための学び
                    第2節 新潟県上越市立大手町小学校の授業実践に見る「知の総合化」
                    第3節 信州大学付属長野小学校の実践に見る「知の総合化」
 第4章 「知の総合化」を図るための教師の支援
                    第1節 教師の「指導」・「支援」
                    第2節 支援を支える諸要因
                    第3節 教師の支援の具体的様相

生井 寛子 『心を育てる体験活動の構想と展開』
 第1章 心を育てる教育とは何か    第1節 なぜ今、心の教育が大切なのか
                    第2節 心を育てる教育にとって大切なこと
                    第3節 心の教育の本質
 第2章 体験活動の特質        第1節 体験活動の意義
                                        第2節 体験活動にとって大切なこと
                    第3節 体験活動の必要性
 第3章 心を育てる体験活動の授業分析 第1節 上越教育大学付属小学校「心の教育活動」の実践例
                    第2節 あ〜る絵画教室における「心を育てる体験活動」の実践例
                    第3節 River Heights school「心を育てる体験活動」の実践例
 第4章 心を育てる体験活動の構想と展開
                    第1節 心を育てる体験活動の構想
                    第2節 心を育てる体験活動の展開
                                        

1999
杉原 亜矢 『「学校知」の転換と授業構成の観点』
 第1章 「学校知」の特質       第1節 今日の学校教育が抱える問題点
                    第2節 現在教育界で注目される「学校知」
                    
 第2章 「学校知」の今日的問題    第1節 「学校知」の歴史的変遷
                                     第2節 「学校知」のゆらぎ
                                     第3節 「学校知」の転換の必要性
 第3章 「学校知」の再構成      第1節 「知識」の捉え方
                    第2節 授業構成の視点
 第4章 「学校知」の転換を図る教師の支援
                    第1節 教師の支援・指導
                    第2節 「問い」の重要性
                    第3節 子どもの「問い」を育てる教師の支援
高橋香奈子 『「デューイ・スクール」の特質と教育実践の今日的意義』
 第1章 デューイ・スクールの歴史的概観  第1節 デューイ・スクールを開設させた諸要因
                      第2節 デューイ・スクールの理念
                      第3節 デューイ・スクールの歴史
 第2章 デューイ・スクールにおけるカリキュラム論
                      第1節 デューイの学校観
                      第2節 カリキュラム構成の基本原理
                      第3節 カリキュラム構成について
 第3章 デューイ・スクールの実践原理   第1節 精神発達の3段階説
                      第2節 デューイ・スクールのオキュペーション
                      第3節 その他の教育活動における学習指導法
 第4章 デューイ・スクールの影響と意義  第1節 自然な学習の発見−オーガニック・スクールの実験
                      第2節 「きのくに子どもの村」の生活と学習
                      第3節 デューイ・スクールの史的意義と問題点
                      第4節 デューイ・スクールの教育実践と今日的意義
中島之裕 『「性向善説」を視座とする児童観と学習指導の構想』
 第1章 児童観の変遷         第1節 児童観の類型
                    第2節 「粘土モデル」の児童観
                    第3節 「植物モデル」の児童観
                    第4節 「植物モデル」・「原料モデル」の児童観
 第2章 「性向善説」の児童観     第1節 「性向善説」の児童観
                    第2節 「性向善説」のける「善さ」
 第3章 「性向善説」と学びの転換   第1節 「学べない」子どもたち
                    第2節 「性向善説」への視座の転換
 第4章 「性向善説」と学習指導の構想 第1節 過程像志向の教育理念
                    第2節 過程像志向の学習指導
                    第3節 学習指導構想の留意点

 


2000   
尾身知恵子 『「問い」の本質と授業改善の方法』
 第1章 「問い」と教育             第1節 「問い」をもたない子供たち
                        第2節 「問い」をもつことの大切さ
                        第3節 「問い」の意義
                        第4節 「問い」と教育
 第2章 「問い」の構造と本質         第1節 「問い」の構造
                        第2節 「問い」の本質
 第3章 「問い」と教師の発問         第1節 発問の類型と働き
                        第2節 「問い」と教師の発問
                        第3節 教師発問と教材解釈
 第4章 「問い」と授業改善の視座       第1節 「問わざる問い」と授業改善
                        第2節 子供の「問い」を導く授業
廣井沙弥香 『体験的活動を導入した教育改善の構想』
 第1章 「体験」の必要性           第1節 「体験」の今日的現状
                        第2節 「体験」の特質
                        第3節 「体験」と「経験」
 第2章 わが国の教育における「体験」の    第1節 新教育運動と「体験」
                        第2節 学習指導要領と「体験」
 第3章 学校教育における体験的活動の実際   第1節 これまでの体験的活動
                        第2節 「総合的な学習の時間」における体験的活動
 第4章 体験的活動を導入した教育の構想    第1節 体験的活動を導入した学習を成立させる条件
                        第2節 体験的な活動を導入した学校教育と社会教育との関係
                                       

2 0 0 1


川崎 悠子 『学力の形成と教師の支援に関する検討』


 第1章 戦後学力観の変遷
       第1節 経験主義の学力観
       第2節 科学主義の学力観
       第3節 人間中心主義の学力観
       第4節 自己教育力・新しい学力観の登場
 第2章 現代の子どもたちに求められる力
       第1節 現代の子どもたちの様相とその背景
       第2節 現代に求められる力について
 第3章 「生きる力」としての学力の形成
       第1節 学力と学習観の転換
       第2節 「生きる力」としての学力を形成する観点 
       第3節 学力形成の手だて
 第4章 学力形成と教師の支援
       第1節 自己評価
       第2節 学力形成を求める授業実践

辻 廣大  『「学習意欲」のメカニズムと授業改善の構想』
 
 第1章 今日的「学習意欲」の状況
      第1節 「学習意欲」の現状と「意欲」の所在
      第2節 「学習意欲」を妨げる要因
      第3節 社会や経済的側面からの影響
 第2章 「学習意欲」と動機づけ理論
      第1節 「学習意欲」の定義
      第2節 動機づけ理論
      第3節 内発的動機づけと外発的動機づけ
 第3章 「学習意欲」のメカニズム
      第1節 望ましい「学習意欲」
      第2節 「学習意欲」のメカニズム
 第4章 「学習意欲」の育成と授業改善の構想
      第1節 「学習意欲」育成の前提
      第2節 「学習意欲」を育てる教材
      第3節 「学習意欲」と教師の働きかけ

中田 智子 『「学び」の本質と「生きる力」を育成する教育構想』
 
 第1章 今日の学校教育における学習指導の特質
      第1節 今日の学校教育における「学び」の問題点
      第2節 学校教育における「教える」営みの特質
 第2章 これからの学校教育における「学び」の在り方
      第1節 「学び」への転換
      第2節 「学び」の捉え方
      第3節 「教える」営みの在り方と教師の役割
 第3章 生涯学習社会と「生きる力」の育成
      第1節 「生きる力」を育成する必要性
      第2節 生涯学習社会と「生きる力」
 第4章 「生きる力」を育成する問題解決的な学習
      第1節 問題解決的な学習の特質
      第2節 問題解決的・体験的な学習における「問題」と「体験」
      第3節 「生きる力」の育成と体制づくり
 


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押谷 里江子  『「わかる」ことを視座とする授業改善の構想』
 
 第1章 「わかる」ことの意義と変遷
      第1節 「わかる」ことが求められる背景
      第2節 「わかる」ことの動向
      第3節 今、なぜ「わかる」なのか
 第2章 「わかる」ことの意味
      第1節 「わかる」の語義と類型
      第2節 日常における「わかる」の意味づけ
      第3節 「わかる」とはなにか
 第3章 「学校教育における「わかる」の位置づけ
      第1節 「わかる」と「体験」
      第2節 「わかる」と「やる気」
      第3節 「わかる」と「問い」
 第4章 「わかる」ことを志向した授業改善
      第1節 「わかる」授業と「発問」
      第2節 「わかる」授業と「教材」
      第3節 「わかる」授業と「評価」

渡邊 愛  『「問題解決学習」の本質と授業構想の視点』
 
 第1章 問題解決学習の今日的意義
      第1節 問題解決学習が求められている背景
      第2節 我が国の学習指導論の変遷
 第2章 問題解決学習の変遷
      第1節 問題解決学習の登場
      第2節 問題解決学習の再評価
 第3章 問題解決学習における問題発見
      第1節 問題解決学習の構造
      第2節 問題解決学習における問題の発見
 第4章 問題解決学習における授業構想の観点
      第1節 問題解決学習と体験的学習
      第2節 教師の支援


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高橋 大地  『「経験
」の成立を視座とした学びの構想に関する研究』
 
 第1章 「経験」の成立を志向する背景
      第1節 子どもの経験の変容
      第2節 「経験」概念の歴史的変遷
      第3節 求められる「経験」の成立
 第2章 「経験」の本質
      第1節 デューイにおける「経験」の特質
      第2節 デューイにおける「経験」の構造
 第3章 「経験」と学び
      第1節 「経験」と知識
      第2節 「経験」と学び
      第3節 「経験」と学びのあり方
 第4章 「経験」の成立を志向した学びの構想
      第1節 「経験」が成立する学びの要件
      第2節 「経験」が成立する学びを支える教師の指導性

川渕 さやか  『斉藤喜博の授業論に基づいた教師の専門性
 
  T   はじめに
  U   生涯と思想形成の過程
       1 少年時代
       2 玉村尋常小学校時代
       3 県教員組合役員時代
       4 島小学校時代 
  V   授業をつくり出すということ
       1 よい授業の条件
       2 授業の技術・技能
       3 教師の豊かな言葉
  W   教師の専門性
       1 子どもの事実をつかみとる
       2 「山の子ども」という授業
       3 教師の専門性と責任
  X   おわりに −今後の課題−
  

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