高田研究室修士論文 題名・章・節一覧表




1984

小嶋 幸一 『「間」の教授学的研究』
 第1章 伝統芸術と「間」      第1節 「間」の意義
                                    第2節  「間」と魔
                                    第3節  「人間相互交感の世界」
                                    第4節  芸術的「間」と教授学的視点
 第2章 授業過程の硬直化       第1節 授業の構造と原動力
                                    第2節  思考過程無視の授業
 第3章 授業過程と「間」       第1節 授業過程における「間」
                                    第2節  「間」の具体像
                                    第3節  リズムと「間」
 第4章 教育的タクトと「間」     第1節 ヘルバルトの教育的タクト
                                    第2節  教育的タクトと「間」

森 正司 『「問い」の教授学的研究』
 第1章 「問い」と教育        第1節 問うということ
                                    第2節  問いの教育的意義
                                    第3節  問いへの教育
                                    第4節  問いと問答法
                                    第5節 問いと教育
 第2章 「問い」の論理        第1節 問いの構造
                                    第2節  問いの発生
                                    第3節  問いの本質
                                    第4節  問いの成立
                                    第5節  問いの種類
                                    第6節 認識と授業過程
                                    第7節 問いと教育技術
 第3章 「問い」と教材        第1節 問いの論理と教材
                                    第2節  教材と動機づけ
                                    第3節  問いと興味
                                    第4節  問いと教材

 第4章 「問い」と授業過程      第1節 「問わざる問い」による導入
                                    第2節 教師の問いを含む教材提示
                                    第3節  教師発問の限界と可能性
                                    第4節  授業過程と教師発問

1985

相場 武彦 『「自己活動」の教授学的研究』
 第1章 自己活動論の系譜       第1節 欧米における自己活動論
                                    第2節  日本における自己活動論
 第2章 自己活動の概念と本質      第1節 自発活動と自己活動
                                    第2節  自己活動と直観・労作
                                    第3節  自己活動の本質
 第3章 自己活動の構造         第1節 自己活動の構造
                                    第2節  自己活動と動機づけ
                                    第3節  自己活動と経験・体験・思考
 第4章 自己活動の類型化と授業     第1節 自己活動の類型化
                                    第2節  学習を伴わない自己活動
                                    第3節  学習を伴う自己活動

田崎 敬修 『「ずれ」の教授学的研究』
 第1章 ずれの構造           第1節  ずれの尊重
                                    第2節  ずれの存在
                                    第3節  ずれの顕在化
                                    第4節  ずれの構造
 第2章 過程にはたらくずれ       第1節 ずれと目標
                                    第2節  ずれと拮抗
                                    第3節  ずれと対話
                                    第4節  ずれと個性化
 第3章 ずれのパターン化        第1節  意識面からのパターン化
                                    第2節  認識面からのパターン化
                                    第3節  方法からのパターン化
                                    第4節  相互集団作用からのパターン化
 第4章 ずれと思考発展         第1節 動機としてのずれ
                                    第2節  追究としてのずれ
                                    第3節  発展としてのずれ
 第5章 ずれと授業過程         第1節  授業過程を創造するずれ
                                    第2節  実践的なずれの構造化と授業過程

松井 正明 『授業技術試論』 ー斎藤喜博の授業論を基底としてー
 第1章 技術の概念規定         第1節 概念規定の系譜
                                    第2節  技術の概念
 第2章 教育技術の性格と問題点     第1節 教育技術の特質
                                    第2節  教育技術の現状
                                    第3節  教育技術を支えるもの
 第3章 授業技術の構造と特質      第1節  授業技術の構造と教師の構え
                                    第2節  教育的タクトの概念
                                    第3節  授業技術論
                                    第4節  教育的教授と授業技術
 第4章 斎藤喜博の授業技術       第1節 授業技術の性格
                                    第2節  授業技術の分類

1986

上原 美次 『「遊び」の教授学的研究』
 第1章 遊びの本質           第1節 遊び研究の系譜
                                    第2節  態度としての遊び
 第2章 遊びの教育的意義        第1節 楽しさ
                                    第2節  緊張
                                    第3節  表現
 第3章 遊びと教育実践         第1節 「児童の村」の野天学校
                                    第2節  戦後新教育のごっこ学習
 第4章 遊びと授業構成         第1節 授業構成の視点
                                    第2節  遊びによる授業の方法

加藤 忠男 『「わかる」ことの教授学的研究』
 第1章 「わかる」ことの意味      第1節 「わかる」ことの現代的意味
                                    第2節  「わかる」ことの教授学的意味
                                    第3節  「わかる」ことの構造
 第2章 「わかる」ことの構成要素    第1節 「わかる」こととイメージ
                                    第2節  「わかる」ことと視点
 第3章 「わかる」授業の変遷      第1節   明治期における授業 
                                    第2節   大正期における授業
                                    第3節   戦後期における授業
 第4章 「わかる」ことと授業構成    第1節   今日の教育の問題状況
                                    第2節   「わかる」授業の構成

中嶋 康雄 『「直観」の教授学的研究』
 第1章 「直観教授」の歴史的展開    第1節 「直観教授」の萌芽
                                    第2節  「直観教授」の確立
                                    第3節  「直観教授」の発展
 第2章 「直観」の概念と特質      第1節  「直観」の概念
                                    第2節  「直観」の特質
 第3章 「直観」教授方法的機構     第1節 「直観原理」の構造
                                    第2節  「直観」と「言語」
                                    第3節  「直観」の機能と教授方法
 第4章 「直観」と授業改善       第1節 「直観」と経験・体験
                                    第2節  「直観」と視聴覚的学習指導
                                    第3節  「直観」と創造性

1987

北原 寛 『教育における「状況」の論理』
 第1章 状況の意義           第1節 状況としての実存過程
                                    第2節  状況の本質
 第2章 状況の論理           第1節 論理の本質
                                    第2節  状況の論理
                                    第3節  教育における状況の論理
 第3章 状況と教育           第1節  ”あること”からの教育
                                    第2節  ニヒリズムと教育
                                        上田薫の「ずれ」の教育学
 第4章 状況と授業           第1節 状況としての授業構想
                                    第2節  子供を理解するということ
                                    第3節  教材選択の視点

鈴木 達也 『「能動性」の教授学的研究』
 第1章 能動性の教育的意味       第1節 能動性の系譜
                                    第2節  能動性と子ども観
                                    第3節  能動性と現実性
                                    第4節  能動的主体の意味
 第2章 能動性の構造と機能       第1節  能動性と自己活動 
                                    第2節  能動性と思考
                                    第3節  能動性と興味
                                    第4節  能動性と動機
 第3章 能動性と教授法の変遷      第1節 能動性と活動主義
                                    第2節  能動性と大正自由教育
                                    第3節  能動性と問題解決学習
                                    第4節  能動性と発見学習
 第4章 能動的学習の展開        第1節 能動的学習の成立
                                    第2節  能動的学習の様相

中俣 満 『「表現」の教授学的研究』
 第1章 「表現」の本質         第1節  「表現」の定義
                                    第2節  「表現」の教育的意義
                                    第3節  「表現」の教育的価値
                                    第4節  「表現」の教育的発展
                                    第5節  自己表現
 第2章 「表現」の構造         第1節  「表現」と遊戯
                                    第2節  「表現」とドラマ
                                    第3節  「表現」と注意
                                    第4節  「表現」と体験
 第3章 「表現」の形態         第1節 言語による表現
                                    第2節  絵画による表現
                                    第3節  音楽による表現
                                    第4節  身体による表現
 第4章 「表現」と授業構成       第1節  「表現」を生かす授業の着眼点
                                    第2節  「表現」による授業過程

船越 良修 『「経験」の教授学的研究』
 第1章 経験の概念           第1節  経験概念の歴史的変化
                                    第2節  J.デューイの経験概念
                                    第3節  O.F.ボルノーの経験概念
 第2章 経験の形成           第1節  経験の形成
                                    第2節  経験の形成と予見
                                    第3節  経験の形成と抵抗
                                    第4節  経験の形成と操作
                                    第5節 経験の形成と質
 第3章 経験の共有           第1節 共有の基盤
                                    第2節  経験の形成と共有
                                    第3節  共有と教材
 第4章 経験の組織化と授業改善     第1節  経験の組織化
                                    第2節  経験の組織化と授業の展開
                                    第3節  教師の指導性



1988

大滝 憲一 『「教材」の教授学的研究』
 第1章 現代の教育と教材        第1節 現代社会の状況と教育
                                    第2節  授業と教材
                                    第3節  教材概念の多義性
                                    第4節  教材・教具と教育内容
 第2章 二つの教材観と伝達・追究    第1節  在る教材観と成る教材観
                                    第2節  伝達の教育
                                    第3節  追究の教育とその諸相
 第3章 教材構成と教材の機能      第1節 教材研究と教材構成
                                    第2節  教材構成の三側面
                                    第3節  教材構成の原理と観点
                                    第4節  教材の発問機能と問い
 第4章 教材の特性と授業過程      第1節 発見的学習の特質
                                    第2節  教材の特性と授業過程

堺 要夫 『「探究」の教授学的研究』
 第1章 探究の意味           第1節 探究の理論
                                    第2節  探究の概念
                                    第3節  経験と探究
                                    第4節  知識と探究
 第2章 探究の構造           第1節  探究の過程
                                    第2節  仮説的観念の形成
                                    第3節  推論と作業仮説
                                    第4節  探究の性格
 第3章 探究の論理と授業の論理     第1節 主体と構成
                                    第2節  「構造」論と「発見」
                                    第3節  範例と授業
                                    第4節  「探究学習」の理論
 第4章 探究としての授業の構想     第1節  「問い」の構想と授業
                                    第2節  多岐的な授業の展開
                                    第3節  探究としての授業と「評価」

清水 保治 『訓育』の教授学的研究
 第1章 訓育論の系譜と動向       第1節 訓育論の系譜
                                    第2節  訓育概念の動向
 第2章 訓育論の教授学的意義      第1節 教授学と学級集団づくり
                                    第2節  教授学と学習集団の成立
 第3章 訓育と教材・教材解釈      第1節 教材と子どもの生活
                                    第2節  教材と「生活の論理」
 第4章 訓育と教師の教育観       第1節 訓育と授業過程
                                    第2節  訓育と子ども観・人間観

1989

黒坂 亮  「感性」の教授学的研究
 第1章 感性の本質           第1節 感性の系譜 
                                    第2節  感性論の動向
                                    第3節  感性の定義
 第2章 感性の構造           第1節  感性とイメージ
                                    第2節  感性と感情
                                    第3節  感性と経験
                                    第4節  感性と言葉
                                    第5節 感性の社会化
 第3章 感性化の意義と形態       第1節  感性化の意義
                                    第2節  メタフォリカル技法
                                    第3節  自己内対話
                                    第4節  体験学習
 第4章 感性化と授業構成        第1節  感性化された授業の構造
                                    第2節  感性化された授業の展開

手塚 義雄 『「生活」の教授学的研究』
 第1章 生活概念と生活教育論      第1節 生活概念と生活教育論の系譜
                                    第2節  デューイの生活概念と生活教育論
                                    第3節  篠原助市の生活概念と生活教育論
                                    第4節  梅根悟の生活概念と生活教育論
 第2章 生活の構造           第1節  生活と経験
                                    第2節  生活と知識
                                    第3節  生活と人間形成
 第3章 生活を基盤にした        第1節  授業とリアリティー
                    学習の論理       第2節  「生活の論理」と「教科の論理」
                                    第3節  「生活概念」と「科学的概念」
                                    第4節  授業における仮説的推論の論理
 第4章 授業のリアリティー       第1節 生活実感に支えられた授業の成立
                    とその展開       第2節  生活実感に支えられた授業の様相

宮口 和夫 『「風土」の教授学的研究』
 第1章 風土の意味           第1節 風土の意味
                                    第2節  風土学の歴史的考察
                                    第3節  和辻哲郎の風土論
                                    第4節 教育的「風土」の現代的意味
 第2章 ゛ある゛風土と         第1節  教育風土の変遷
                  その構成要因       第2節  学校風土
                                    第3節 学級風土
                                    第4節  学習風土
                                    第5節 教師と風土
 第3章 ゛なる゛風土とその形成     第1節  ゛なる゛風土を作る前提
                                    第2節  学級風土の形成
                                    第3節  「受容主義」の理論
                                    第4節  学習風土の形成
                                    第5節 教師と風土づくり
 第4章 「風土」と授業改善       第1節  学習風土の確立
                                    第2節  教師と学習風土の創造

1990

小坂忠昭 『「自己教育」の教授学的研究』
 第1章 自己教育の意味         第1節 自己教育論の系譜
                                    第2節  自己教育論の動向
                                    第3節  自己教育の本質
 第2章 自己教育主体の特性       第1節  自己教育主体の能力的特性
                                    第2節  自己教育主体の意欲的特性
                                    第3節  自己教育主体の態度的特性
 第3章 自己教育主体の形成と習慣    第1節  習慣の意味
                                    第2節  習慣の形成
                                    第3節  習慣と探究

 第4章 自己教育主体を         第1節  教授の要件
              形成する授業の要件      第2節  教材の要件
                                    第3節  学習の要件


竹村良則 『「学力」の教授学的研究』
 第1章 学力観の変遷          第1節 経験主義の学力観
                                    第2節  科学主義の学力観
                                    第3節  人間中心の学力観
                                    第4節  学力論争の核心
 第2章 学力モデルの特質        第1節  主体主義的学力モデルの特質
                                    第2節  客体主義的学力モデルの特質
                                    第3節  折衷主義的学力モデルの特質
 第3章 現代に求められる学力      第1節  現代学力論の意義
                                    第2節 表現力の育成
                                    第3節  問題解決力の育成
 第4章 学力形成と授業改善       第1節  表現力を育てる授業
                                    第2節  問題解決力を育てる授業

深澤隆司『「創造性」の教授学的研究』
 第1章 創造性の概念と本質       第1節 創造性の定義
                                    第2節  創造性の発達
                                    第3節  創造性の意義
 第2章 創造性の要因と構造       第1節  創造性の能力的特性
                                    第2節  創造性の人格的特性
                                    第3節  創造性と知能
                                    第4節  創造性と学力
 第3章 創造性の開発と伸長       第1節  創造過程
                                    第2節  創造的思考
                                    第3節  開発・伸長の条件
                                    第4節  開発・伸長の方法
 第4章 創造性と授業改善        第1節  創造性と問い
                                    第2節  導かれた発見
                                    第3節  中間項の理論
                                    第4節  創造学習方式

1991

後藤昭彦『「問題解決」の教授学的研究』
 第1章 「問題解決」の意義と本質    第1節 問題解決学習の消長過程
                                    第2節  問題解決学習の再評価
                                    第3節  「問題解決」の本質
 第2章 「問題解決」のメカニズム    第1節  「問題」と「解決」
                                    第2節  「問題解決」の局面と過程
                                    第3節  「問題解決」で重視する思考あるいは局面
 第3章 問題解決の育成         第1節  問題解決力の本質
              と「コード増殖」       第2節  「問う能力」の育成
                                    第3節  「問い」と「コード増殖」
 第4章 問題解決力の育成        第1節  「わかる」授業とその構造
                  と授業改善         第2節  教材と授業改善の方向
                                    第3節  「自問自答」する授業の展開

仁田秀三『「集団思考」の教授学的研究』
 第1章 集団思考の本質と意義      第1節 日本人の集団思考様式
                                    第2節  集団思考の様相と意味
 第2章 集団思考の構造と        第1節  集団思考の類型
              コミュニケーション      第2節  集団思考の過程
                                     第3節  コミュニケーションと集団思考
 第3章 集団思考と対話、        第1節  授業における学習活動
                  対話的思考         第2節  「対話」の意味と本質
                                    第3節  集団思考と対話的思考
 第4章 集団思考の組織化         第1節  集団思考と学校集団の組織化
                                    第2節  集団思考と授業の組織化

1992

安谷屋 守松 『「興味」の教授学的研究』
 第1章 「興味論」の位相と動向      第1節  欧米における興味論の位相
                                    第2節  わが国における興味論の動向
 第2章 「興味」の意義と構造      第1節  興味の意義
                                    第2節  興味の構造
 第3章 「興味」の展開と        第1節  教師の指導性
                教師の指導性         第2節  興味と目的
                                    第3節  目的の追究と知性
 第4章 「興味」と授業改善の視座    第1節  「教材」と授業改善
                                    第2節  「問い」と授業改善
                                    第3節  「わかる」授業

太田光俊  『「探究」のメカニズムと授業改善に関する研究』
 第1章 「探究」の研究の        第1節 「探究」の研究パターン
                パターンとその本質    第2節  「探究」の本質
 第2章 「探究」のメカニズム      第1節  「探究」の構造
                                    第2節  「探究」と好奇心
                                    第3節  「探究」の過程と「発見」の過程
 第3章 「探究」学習を支える論理    第1節  「発見」と「構造」・「転移」
                                    第2節  絶えざる「探究」としての授業改善
                                    第3節  「探究」と「わかる」こと
                                    第4節  「探究」の学習論理
 第4章 「探究」と授業改善の視座    第1節  「探究」と問いの重要性
                                    第2節  「探究」の力を育てる授業の構想


鏡 晃 『進歩主義教育における「個性化」思想の研究』
 第1章 個性化思想の萌芽        第1節 エマソンの個性尊重の精神
                                    第2節  パーカーの個性化思想
 第2章 個性化思想の開花        第1節  デューイの個性化思想
                                    第2節  シカゴ実験学校の「個性化」実践
                                    第3節  実験学校の具体的展開
 第3章 個性化思想の発展        第1節  プロジェクト法の構想と特質
                                    第2節  ウィネトカ・システムの構想と特質
                                    第3節 ドルトン・プランの構想と特質
                                    第4節  ドルトン・プランと大正自由教育
 第4章 個性化思想の今日的評価     第1節  個性化思想衰退の要因
                                    第2節  個性化思想の今日的意義

増田 正 『「思考」の教授学的研究』
 第1章 「思考」の価値と本質      第1節  思考理論の系譜
                                    第2節  思考理論の動向
                                    第3節  「思考」の本質
 第2章 「思考」の構造と        第1節  「思考」と探究
                    探究の論理       第2節  「思考」と経験
                                    第3節  「思考」と習慣
 第3章 「探究的思考力」の育成     第1節  「探究的思考」を喚起する興味
                                    第2節  「探究的思考」を推進するイメージ
                                    第3節  「探究的思考」を機能させる言語
                                    第4節  「探究的思考」を具現する表現
 第4章 「探究的思考力」        第1節  「探究的思考力」を育成する授業組織                   と授業改善   第2節  「探究的思考力」を育成する教師の指導

松田 大樹 『B.ラッセルの「創造的知性」に関する研究』
 第1章 生涯と思想形成の過程      第1節  T期・知識追究の時代
                                    第2節  U期・人間性追究の時代
 第2章 教育論の構造とその特質     第1節  教育の目的
                                    第2節  性格の教育
                                    第3節  知性の教育
 第3章 知性の教育のメカニズム     第1節  ビーコン・ヒル・スクールの実践
                                    第2節  知性の教育と社会体制
                                    第3節  知性の開発・伸長
 第4章 創造的知性の展開と意義     第1節  創造的知性教育への思考
                                    第2節  創造的知性の展開過程
                                    第3節  知性教育の今日的意義


1993

斉木 道雄 『「遊び」のメカニズムと授業構想に関する教授学的研究』
 第1章 「遊び」の本質         第1節 「遊び」理論の系譜
                                    第2節  遊び理論の動向
                                    第3節  遊びの本質
 第2章 遊びのメカニズム        第1節  遊びと「間」
                                    第2節  遊びのメカニズム
 第3章 遊びと経験           第1節  「経験」と遊び
                                    第2節  経験と身体
                                    第3節  経験と「遊びの精神」
                                    第4節  経験の組織化と遊び
 第4章 遊びと授業改善の視座      第1節  授業と教材
                                    第2節  「遊び=学び」の現出と素材
                                    第3節  「遊び=学び」の現出と授業

長岡秀幸 『「経験」の論理と授業改善に関する教授学的研究』 
 第1章 「経験」の意義と本質      第1節  経験概念の変遷と意義
                                    第2節  「経験」の本質と「知」
 第2章 「経験」の位置と再評価     第1節  「経験」と権威主義教育
                                    第2節  「経験」と自由放任主義教育
                                    第3節  「経験」と教育的経験主義
 第3章 「経験」の論理と構造      第1節  教育的経験と「環境」
                                    第2節  「経験」とコミュニケーション
                                    第3節  教育的経験と「興味」
                                    第4節  教育的経験の構造
 第4章 教育的経験と授業改善      第1節  教育的経験と教材構成
                                    第2節  教育的経験と「思考」
                                    第3節  教育的経験と「指導性」

1994

安藤雅之   『活動理論的授業構成に関する基礎的研究』
 第1章 「活動」の概念と            第1節 人間の「活動」特質
              「活動」理論の系譜     第2節  「活動」の概念    
                      第3節  「活動」理論の系譜
 第2章 「活動」の構造と探究      第1節  人間の日常的行動論理
                                    第2節  探究の論理
 第3章 オキュペーションと          第1節  オキュペーションの本質        
                        学習活動     第2節  オキュペーションによる活動構成
                     第3節  オキュペーションの再評価      
 第4章 活動理論的授業構成と        第1節  知性的な問題解決活動成立の基盤
                      改善の視座     第2節  活動知を形成する授業構想      
                     第3節  知性的な問題解決活動の実践    
西山宗彦 『「イメージ」の教授学的研究』
 第1章 イメージ理解の位相       第1節  イメージ研究の系譜
                                    第2節  イメージ理解のパターン
                                 第3節  人間性復権としてのイメージの意義
 第2章 イメージ形成の諸要因      第1節  イメージと経験
                                    第2節  イメージと思考
                                    第3節  イメージと言語
 第3章 イメージと科学的概念の形成   第1節  日常的概念と科学的概念
                     第2節  イメージと概念形成
                                    第3節  イメージと科学的概念
 第4章 イメージと授業改善の視座    第1節  イメージと子供
                                    第2節  イメージと教材
                                    第3節  イメージと教師の指導性

堀 正巳  『「問い」の論理と授業改善に関する教授学的研究』
 第1章 「問い」論の系譜と研究動向   第1節  発問論の系譜
                                    第2節  「児童の問い」の考え方の系譜
                                 第3節  「問い」研究の動向
 第2章 「問い」の論理         第1節  「問い」の構造
                                    第2節  「問い」の機能
                                    第3節  「問い」の本質
 第3章 「問い」と状況         第1節  「問い」と状況
                     第2節  「問い」とコミュニケーション
                                    第3節  「問い」と教材への働きかけ    
                                    第4節  「問い」と過程
 第4章 「問い」と授業改善       第1節  「問い」と創造性
                                    第2節  「問い」と連続性
                                    第3節  「問い」と授業過程

1995

進士 真 『「思考」の論理と授業改善に関する基礎的研究』
 第1章 「思考」理論のパターンと     第1節 「思考」理論のパターン        
             研究動向     第2節  我が国における「思考」研究の動向
                                    第3節  今日的な「思考」研究          
 第2章 「思考」の論理         第1節  「思考」と情況
                                    第2節  「思考」の構造
                                    第3節  「思考」の機能
                     第4節 「思考」の本質 
 第3章 「思考」形成に関わる諸要因   第1節  「思考」と経験
                     第2節  「思考」とイメージ
                                    第3節  「思考」と言語
 第4章 「思考」を育む授業改善     第1節  「思考」と問い
                                    第2節  「思考」と教材
                                    第3節  「思考」と授業過程

平山孝博 『ペスタロッチ教育思想における「教師論」の今日的意義に関する研究』
 第1章 ペスタロッチの生涯と        第1節 貧しい人々の救い主    
             思想形成    第2節  民衆のための説教者    
                     第3節  孤児の父              
                                    第4節  新しい民衆学校の建設者
                                 第5節  人類のための教育者    
 第2章 ペスタロッチ教育思想の       第1節  教育の基本としての家庭        
            構造と特質     第2節  人間観に支えられた「メトーデ」
                     第3節  教育を介しての社会改革        
 第3章 ペスタロッチの「教育論」     第1節  「人間とは何か」という問い
            とその本質    第2節  ペスタロッチの「人間観」  
                     第3節 ペスタロッチの「人間像」  
                     第4節  ペスタロッチの「教師像」  
 第4章 ペスタロッチの「教師論」     第1節  「教育荒廃」と教師    
           の今日的意義     第2節  「教育改革」と教師    
                     第3節  「教師論」の今日的意義

山岸一朗 『「環境創造」を視座とする環境教育の教授学的研究』
 第1章 環境と環境教育論        第1節  環境思想の系譜
                                    第2節  環境と環境教育に関する教育思想
                                 第3節  世界の環境教育の成立と動向
                     第4節 日本の環境教育の成立と現状
 第2章 環境教育の理論         第1節  環境と人間
                                    第2節  環境教育と有機的自然観
                                    第3節  環境教育と共生の思想
 第3章 環境教育と創造性        第1節  環境教育と感性
                     第2節  環境教育と創造性
                                    第3節  環境教育と問題解決
 第4章 環境教育の授業構成       第1節  環境教育の進め方
                                    第2節  環境創造をめざす授業

1996

秋山伸宏 『相互主体性を視座とした「コミュニケーション」の教授学的研究』
  第1章 「コミュニケーション」研究の動向  
     第1節 「コミュニケーション」研究のパターン
        第2節 我が国における「コミュニケーション」の教育実践の動向
        第3節 今日的な「コミュニケーション」研究
  第2章 「コミュニケーション」の構造と教育的意義
        第1節 コミュニケーションと状況
        第2節 コミュニケーションと言語
        第3節 コミュニケーションと信頼関係
        第4節 「コミュニケーション」の構造と教育的意義
  第3章 相互主体的授業の授業像
        第1節 相互主体性の概念規定と戦後授業論の検討
        第2節 相互主体的授業の授業像
        第3節 相互主体的授業における探究的側面
    第4節 相互主体的授業におけるかかわり合い
 第4章 相互主体的授業の授業構想
    第1節 発問のスパイラル二段階構想
    第2節 スパイラル二段階構想にもとづくコミュニケーション過程の指導方法
        
小杉弘行 『主体的参加を視座とする「学び」の教授学的研究』
  第1章 「学び」観の系譜と研究動向   第1節 「学び」を支える理論の系譜
                                    第2節 「学び」研究の今日的動向
  第2章 「学び」の本質と意義        第1節 現代の子ども
                                    第2節 「学び」の本質
                                    第3節 「学び」と文脈
                                    第4節 「学び」とアイデンティティ
  第3章 学び合う共同体の育成     第1節 「学びの実践共同体」への参加
                                    第2節 一人一人の「学びの文脈」のたぐりよせ
                                    第3節 「学び」と学び方
  第4章 「学び」と授業改善       第1節 「学び」と発問
                                    第2節 「学び」と風土
                                    第3節 「学び」と授業過程

坂本寛二 『「問題解決」の本質と授業改善に関する教授学的研究』
  第1章 「問題解決」の歴史的変遷    第1節 「問題解決」の歴史的変遷
                       と研究動向   第2節 「問題解決」の研究動向
                                    第3節 今日的な「問題解決」研究
 第2章 「問題解決」の本質          第1節 「問題解決」の構造
                                    第2節 問題発見の重要性
                                    第3節 「問題解決」と問い
                                    第4節 「問題解決」の本質
  第3章 「問題解決」と感性          第1節 「問題解決」と感性
                                    第2節 「問題解決」と経験
                                    第3節 「問題解決」と自己実現
  第4章 「問題解決」と授業改善     第1節 「問題解決」と授業
                                    第2節 問題解決学習の新しい視点
                                    第3節 問題解決学習と教師


立石あやこ 『「感性」の論理と組織化に関する基礎的研究』
  第1章 感性教育の今日的意義        第1節 感性の喪失とその背景
                                    第2節 感性教育の必要性
  第2章 「感性」の論理              第1節 感性の本質
                                    第2節 感性と個性
                                    第3節 感性と表現
  第3章 「感性」の組織化            第1節 感性と経験
                                    第2節 感性と知性
                                    第3節 感性と環境
  第4章 「感性」と人間性            第1節 感性と芸術教育
                                    第2節 感性と平和教育

田村篤  『「表現」の本質と授業改善に関する教授学的研究』
  第1章 「表現」の理論と研究動向     第1節 「表現」理論のパターン
                                    第2節 わが国における「表現」研究の動向
                                    第3節 今日的な「表現」研究
  第2章 「表現」の本質              第1節 表出と表現
                                    第2節 表現の論理
                                    第3節 表現の本質
                                    第4節 表現の教育的意義
  第3章 「表現」とその構成諸要因    第1節 「表現」と感性
                                    第2節 「表現」と言語
                                    第3節 「表現」と身体
                                    第4節 「表現」と遊び
  第4章 「表現」と授業改善の視座    第1節 授業のもつドラマ的要素
                                    第2節 表出−表現ルートと探究の過程
                                    第3節 「表現」と授業過程

中島勝義 『「個性化」の論理と授業改善に関する基礎的研究』
  第1章 「個性化」の特質と意義      第1節 西洋における個性化思想の系譜
                                    第2節 わが国における個性化研究の動向
                                    第3節 今日的な個性化研究とその意義
  第2章 「個性化」の論理と過程    第1節 個性化と個性
                                    第2節 個性化と教育
                                    第3節 個性化の過程
                                    第4節 個性化の本質
  第3章 「個性化」のメカニズム    第1節 個性化と経験
                                    第2節 個性化と主体性
                                    第3節 個性化の過程に関わる諸要因
                                    第4節 個性化のメカニズムと機能
  第4章 「個性化」と授業改善        第1節 個性化と教育の基盤
                                    第2節 個性化と教育課程
                                    第3節 個性化と授業構想
                                    第4節 個性化を志向する授業改善の視座

1997

會田義昭 『「一つの経験」の成立と授業構想に関する基礎的研究』
  第1章 「一つの経験」を志向する背景                                    
                       第1節 生活経験の変容と「一つの経験」
                                    第2節 戦後経験主義教育の問題点と遺産
 第2章 「一つの経験」の構造      第1節 「一つの経験」の特質
                                    第2節 「一つの経験」組織化の過程
 第3章 「一つの経験」とアプリシエイション(appreciation,感得)
                                    第1節 「一つの経験」と知識創造
                                    第2節 「一つの経験」におけ
                         アプリシエイション形成
 第4章 「一つの経験」の成立を志向した授業構想
                     第1節 授業において
                        「一つの経験」が成立する具体的要件
                                    第2節 「一つの経験」が成立する
                              授業の具体的様相
                     第3節 「一つの経験」が成立するための
                                   教師の指導性 
井出眞一 『「体験」を基盤とした道徳教育に関する基礎的研究』
 第1章 道徳教育の今日的課題      第1節 戦後我が国における道徳教育
                     第2節 道徳教育の論理
                                    第3節 子どもを取り巻く状況と道徳教育の課題
  第2章 習慣の再構成と道徳          第1節 習慣の本質
                                    第2節 習慣の構成要因
                                    第3節 習慣の再構成と道徳的成長
  第3章 道徳教育における体験の意義
                     第1節  体験の本質
                                    第2節 道徳教育と体験
                                    第3節 習慣の再構成と体験
  第4章 体験を基盤とした道徳教育    第1節 「体験を基盤とした道徳教育」
                                                                    の基礎的要件
                                    第2節  「体験を基盤とした道徳教育」の構想
                                    第3節  「体験を基盤とした道徳教育」の特徴

工藤浩司 『身体性を視座とした「わかる」ことの教授学的研究』
  第1章 「わかる」ことの本質      第1節 「わかる」ことの背景
                                    第2節 「わかる」ことの意味
                                   第3節  「わかる」ことのプロセス
 第2章 「わかる」ことの構成要素     第1節 「わかる」と興味
                                    第2節 「わかる」と問い
                                    第3節 「わかる」と表現
  第3章 「わかる」ことと「身体性」
                                    第1節 身体とは何か
                                    第2節 身体で「わかる」
                                    第3節 身体知の形成
  第4章 「わかる」ことと授業改善    第1節 授業成立の基本条件
                                    第2節 「文化的実践への参加」を志向した授業
                                    第3節 心身一如を志向した授業構想

湯本武司 『「探究」の論理と授業構想に関する基礎的研究』
  第1章 「探究」の意義              第1節 「探究」の概念
                                    第2節 「探究」と経験 
                                    第3節 「探究」と知識
  第2章 「探究」論理のメカニズム    第1節 「探究」の構造
                                    第2節 「探究」におけるsitation(状況)の
                                  意味と問題発見                                   
                                    第3節 探究とアプリシエイション
 第3章 探究共同体の構築            第1節 探究共同体とコミュニケーション
                                    第2節 探究共同体の構築と授業構想の基本的視点  
  第4章 「探究」の論理と算数・数学の授業構想
                                    第1節「探究」の論理と算数・数学のよさ
                                    第2節「探究」の論理を生かした算数・数学の授業

1998

木原 弘和 『成長としての生活を視座とした「文化」の創造に関する研究』
 第1章 文化と生活        第1節 文化の本質
                  第2節 文化伝達
                  第3節 「文化」の伝達・創造と「生活」
                  第4節 子どもの生活と文化伝達・創造
 第2章 成長としての生活と文化伝達・創造
                  第1節 成長としての「生活」
                  第2節 成長としての生活と文化の伝達・創造
 第3章 「文化」の創造と知の組み替え
                  第1節 「成長としての生活」と知識創造
                  第2節 「文化」の創造と知の組み替え
 第4章 文化の創造を志向する授業構想
                  第1節 文化を創造する授業構想の視点
                  第2節 成長としての生活から文化の創造への具体的様相
                  第3節 実践授業の考察

古田島真樹 『「癒しとしての学び」の本質に関する基礎的研究』
 第1章 癒しとしての学びの必要性 第1節 癒しと社会
                  第2節 癒しと子どもの変化
                  第3節 癒しと学校
                  第4節 癒しと学びの本質
 第2章 癒しの本質        第1節 医療現場における癒し
                  第2節 教育現場における癒し
                  第3節 癒しの本質と学び
 第3章 癒しとしての学びの本質  第1節 「癒しとしての学び」と「学びの共同体」
                  第2節 癒しとしての学びとケアリング
                  第3節 癒しとしての学びと教師のあり方
                  第4節 「癒しとしての学び」の本質
 第4章 癒しとしての学びを基底とした授業
                  第1節 「癒しとしての学び」と交流教育
                  第2節 「癒しとしての学び」を基底とした教科授業の考え方
                  第3節 社会科における癒しとしての学び

寺分 典彦 『「興味」を視座とした授業改善の基礎的研究』
 第1章 「興味」の意義      第1節 「興味」の今日的意義
                  第2節 興味論の遺産
 第2章 「興味」の構造      第1節 「興味」と目的
                  第2節 「興味」と人格形成
                  第3節 「興味」の構造
 第3章 「興味の複合」の本質   第1節 「興味」と知識創造
                  第2節 「興味の複合」の教育的意義
 第4章 「興味」と授業改善の視点 第1節 「興味の複合」をつくりだす授業成立の要件
                  第2節 「興味の複合」をつくる授業の具体的様相

中島 佳明 『「活動主義カリキュラム」を中核としたブルーナー学習理論の研究』
 第1章 「構造」重視の学習理論  第1節 学習のためのレディネス(rediness)
                  第2節 「構造」の本質
                  第3節 発見法の本質
                  第4節 動機づけ(motivation)
 第2章 活動主義カリキュラム提案の背景
                  第1節 ブルーナーによる教育のレリバンスの提言
                  第2節 1970年前後のアメリカ教育界の動向
                  第3節 子どもたちの実態に関するブルーナーの研究
                  第4節 学問中心のカリキュラム改革の本質と問題点
 第3章 「活動主義カリキュラム」の構成
                  第1節 「活動主義カリキュラム」と問題解決
                  第2節 「活動主義カリキュラム」と学習共同体              
                  第3節 「活動主義カリキュラム」と体験
                  第4節 「活動主義カリキュラム」とMAKOS
                  第5節 「活動主義カリキュラム」の今日的意義
 第4章 「活動主義カリキュラム」の授業と教師の役割
                  第1節 「活動主義カリキュラム」における学習法の特徴
                  第2節 「活動主義カリキュラム」の授業の構想
                  第3節 学習共同体と教師のかかわり                               
                  第4節 体験の教材科

畑中 千光 『A.S.ニイルにおける「自由教育」の理論と実践に関する研究』
 第1章 A.S.ニイルの生涯と思想形成の過程
                  第1節 幼・少年時代のニイル
                  第2節 ニイルとホーマー・レーンとの邂逅
                  第3節 保守的な「先駆的学校」への不満
                  第4節 サマーヒル時代のニイル
 第2章 ニイル教育論の構造と特質 第1節 ニイル教育論のエッセンス
                  第2節 ニイルの自由観の本質
 第3章 ニイル教育論の展開    第1節 ニイルの学習観
                  第2節 道徳教育観
                  第3節 ニイルの性教育観
 第4章 特色ある教育活動と意義  第1節 プライベート・レッスン
                  第2節 自治に根ざしたミーティング
                  第3節 教育活動に学ぶ意義
 
    

1999
捧 信之 『「心ある知識」の形成と授業構想に関する基礎的研究』
 
 第1章 「心ある知識」の形成を志向する背景  第1節 学校教育の現状
                        第2節 現代の知識観
 第2章 知識観の転換             第1節 現代の知識観への批判
                        第2節 「心ある知識」とは
 第3章 「心ある知識」の形成が目指すもの   第1節 パラダイムの転換
                        第2節 心の世界
                        第3節 「心ある知識」の形成が目指すもの
 第4章 「心ある知識」の形成と授業      第1節 授業改善の視点
                        第2節 「心ある知識」の形成と授業実践
                        第3節 未来の教育
橘 祐三 『「対話」の本質と授業改善に関する基礎的研究
 第1章 「対話」の必要性           第1節 「対話」を強調する背景
                        第2節 「対話」と学習観
                        第3節 「対話」と関係性
 第2章 「対話」の本質            第1節 代表的な対話論
                        第2節 対話の諸形態
                        第3節 授業の中の対話
 第3章 「対話」を支える条件         第1節 対話と身体
                        第2節 対話と雰囲気
 第4章 「対話」を視座とする授業改善     第1節 対話する学級づくり
                        第2節 対話のある授業づくり
眞島康秀 『学ぶ者の論理に添う「総合学習」の教育的価値に関する研究』
 第1章 学ぶ者の論理に添う「総合学習」の本質 第1節 総合学習とは何か
                        第2節 学ぶ者の論理に添う「総合学習」
                        第3節 学ぶ者の論理に添う「総合学習」が求められる背景
 第2章 学ぶ者の論理に添う「総合学習」の学習原理
                        第1節 自己決定と個性的追求の保障
                        第2節 体験の価値
                        第3節 紆余曲折の意義
 第3章 「総合学習」による知と人間関係の改善−意味空間としての学校への視点−
                        第1節 「知」の全体性の回復
                        第2節 子どもとは教師とは
 第4章 「総合学習」による「意味空間としての学校」の再生
                        第1節 「複合カリキュラム」実践から始まるカリキュラム改革
                        第2節 学ぶ者にとっての「意味空間」=人間として人間を学ぶ
                        第3節 「総合学習」による学校改革図と複合カリキュラム案
  
吉田正志 『教室における「アメニティ」の創造に関する教育方法学的研究』
 第1章 「アメニティ空間」としての学校と教室  第1節 アメニティという思想
                         第2節 学校とアメニティ
                         第3節 アメニティ空間としての教室の構造
 第2章 学習=生活を支える<ある空間>     第1節 <ある空間>とは
                         第2節 <ある空間>における「ヒト環境」におけるアメニティ
                         第3節 <ある空間>における「コト環境」のアメニティ
                         第4節 <ある空間>における「モノ環境」のアメニティ
 第3章 学習=生活を促進する<なる空間>    第1節 <なる空間>とは
                         第2節 <なる空間>と「ゆらぎ」
                         第3節 「アメニティなゆらぎ」
 第4章 「アメニティ空間」を基底とした授業構想 第1節 「アメニティ空間」における授業の諸相
                         第2節 学びの過程を楽しむ「アメニティな学び」の授業実践
                         第3節 「アメニティな学び」の可能性  

 


2000
松原裕二 『自己形成を志向した「統合」に関するカリキュラム論的研究』
 第1章 教育に求められる『統合』の意義           第1節 教育における統合の意義
                              第2節 カリキュラムの分化と統合の変遷
                              第3節 「統合」の今日的意義
 第2章 「統合」による経験と知の再構成          第1節 意味構成の基底としての経験概念
                              第2節 経験に支えられた知の「統合」
                              第3節 知と経験の「統合」の再構成過程
 第3章 自己形成を志向した「統合」の特質         第1節 自己形成の特質
                              第2節 「統合」を支える環境
                              第3節 「統合」による自己形成への志向過程
 第4章 自己形成を志向した「統合」によるカリキュラム構想 第1節 「統合」によるカリキュラム編成原理
                              第2節 自己形成を志向した「統合」を支える条件
                              第3節 自己形成を志向した「統合」カリキュラム
                                            
齋藤安弘 『「開放型学力」の特質と授業改善に関する研究』
 第1章 「開放型学力」を志向する背景            第1節 現代における学力問題
                              第2節 現代における教育病理現象
 第2章 戦後学力観の変遷と特質              第1節 経験主義の学力観
                              第2節 科学主義の学力観
                              第3節 人間中心の学力観
                              第4節 今日的な学力観
 第3章 「閉塞型学力」の問題点              第1節 「閉塞型学力」の内容の問題
                              第2節 「閉塞型学力」の方法の問題
                              第3節 「閉塞型学力」のカリキュラムの問題
                              第4節 「閉塞型学力」の評価の問題
 第4章 「開放型学力」の特質               第1節 「開放型学力」の内容的特質
                              第2節 「開放型学力」の方法的特質
                              第3節 「開塞型学力」のカリキュラム論的特質
                              第4節 「開塞型学力」の評価の特質
 第5章 「開放型学力」の形成と授業            第1節 「開放型学力」における授業の諸相
                              第2節 「開放型学力」を基底とした授業構想
西條敏一 『「実践的コミュニケーション能力」の育成を志向した授業構想に関する研究』
 第1章 コミュニケーションの必要性            第1節 生活におけるコミュニケーション
                              第2節 学校におけるコミュニケーション
                              第3節 異文化におけるコミュニケーション
                                                     第4節 コミュニケーション能力と身体・情意
 第2章 コミュニケーションの特質             第1節 コミュニケーションの構造
                              第2節 コミュニケーションの諸相
                              第3節 実践的コミュニケーション能力と教育的効果
 第3章 実践的コミュニケーション能力を支える条件      第1節 コミュニケーション能力と表現力
                              第2節 コミュニケーション能力とケア
                              第3節 コミュニケーション能力と対話
                               第4節 コミュニケーション能力と空間
 第4章 実践的コミュニケーション能力と英語教育       第1節 国際理解に必要なコミュニケーション能力
                              第2節 小学校における英語教育の必要性
                               第3節 小学校における英語授業構想


2001 

伊藤彰 『「学級」概念の質的転換に関する基礎的研究』

 第1章  学級をめぐる諸問題
     第1節 子ども達を取り巻く状況
     第2節 学級をめぐる課題
     第3節 学級崩壊と「私事化」する子ども達
 第2章 「学級」概念の歴史的変遷とその意義
     第1節 「学級」概念の形成
     第2節 「学級」王国論
     第3節 「学級」=「生活共同体」論
 第3章  開かれた「学級」
     第1節 学級の特質
     第2節 異質共存・共同と学級集団
 第4章  個性を生かし育てる学級集団
     第1節 学習集団の弾力化
     第2節 学びの共同体づくり

北村 卓 『「身体知」形成を基軸とした授業改善に関する研究』

 第1章 「身体知」形成の意義と背景
     第1節 「身体知」形成の意義と背景
     第2節 「子ども」を取り巻く現状
     第3節 「身体知」の必要性
 第2章 「身体知」の特質
     第1節 「身体」とは
     第2節 知識観の転換
     第3節 「身体知」の特質
 第3章 「身体知」の形成      
     第1節 「身体知」形成と「体験」
     第2節 「身体知」形成と「表現」
     第3節 「身体知」形成と「習慣/わざ」               
 第4章 「身体知」形成と授業改善
     第1節 身体知形成と学習観の転換
     第2節 授業改善の視点
                   
小宮 隆 『「物語」をつむぐ学びの構想と展開に関する研究』

 第1章 「物語」の特質
     第1節 「物語」の存在とその有用性
     第2節 「大きな物語」と「小さな物語」
 第2章 「物語」と教育
     第1節 「物語」の喪失―「自己形成空間」の崩壊―
     第2節 教育のなかの「物語」
 第3章 「物語」の生成
     第1節 授業における「物語」
     第2節 からだを使う授業
 第4章 「物語」をつむぐ「学びの共同体」
     第1節 2人称の「物語」をつむぐ授業
     第2節 「物語」をつむぐ「学びの共同体」としての学級・学校

中嶋 里子 『「感性」の育成を志向した授業構想に関する研究』
 
 第1章 「感性」の育成を志向する背景
     第1節 「感性」と人間的成長 
     第2節 「感性」をめぐる歴史的諸問題
 第2章 「感性」の育成を志向したスパイラル構造 
     第1節 「感性」の育成と「アプリシエイション」の生成 
     第2節 「感性」のスパイラル構造
 第3章 「感性」の社会化とその基底要因
     第1節 「感性」の社会化と体験 
     第2節 「感性」の社会化と表現
     第3節 「感性」の社会化とつながり 
 第4章 「感性」の育成を志向した一つの授業構想
     第1節 「感性」の育成を志向した授業実践の事例検討
     第2節 「感性」の育成を志向する授業の要件
     第3節 「感性」の育成を志向した一つの授業構想案

包 満都拉 『中国「素質教育」の本質と学習指導理論に関する基礎的研究』
 
 第1章  中国の教育変遷
     第1節 整備期の教育    
     第2節 着手期の教育
     第3節 停滞期の教育 
     第4節 回復期の教育(歴史の転換)
     第5節 発展期の教育
     第6節 高揚期の教育
     第7節 「素質教育」の提言
 第2章  日本における学校教育の変遷
     第1節 学校制度の変遷
     第2節 学習指導理論の変遷
     第3節 日本の学習指導要領の変遷
     第4節 日本の学校指導要領の変遷
     第5節 日本現行学習指導要領からの示唆
 第3章  素質教育の本質
     第1節 「応試教育」とその弊害
     第2節 素質と素質教育
     第3節 素質教育の特性
     第4節 「応試教育」から「素質教育」へ軌道転換の必要性
     第5節 素質教育の実験
     第6節 素質教育の本質
 第4章  素質教育と学習指導理論
     第1節 素質教育と総合学習
     第2節 中国における「素質教育」についての見解
     第3節 素質教育における学習指導のあり方

2002 

梅原 広 『「思考力」の育成を基軸とする授業改善に関する研究』

 第1章 「思考力」育成を強調する背景と思考理論の系譜
     第1節 いま、なぜ思考力なのか
     第2節 諸外国の思考理論
     第3節 我が国における思考理論
     第4節 思考の本質
 第2章 思考の論理
     第1節 思考と経験・状況
     第2節 思考と興味・好奇心
     第3節 思考を支える言語
     第4節 思考の構造
 第3章 思考力育成の3つの条件
     第1節 「デジタル思考」から「アナログ思考・デジタル思考」へ
     第2節 「結果としての表現」から「過程としての表現」へ
     第3節 「共同としての集団思考」から「協働としての集団思考」へ
 第4章 「思考力」育成をを基軸とする授業改善
     第1節 思考力育成を目指した授業形態
     第2節 思考を育成する授業の具体例
     第3節 思考を促す教師の役割
     第4節 思考を促す教材

佐藤 収一 『意味生成を中核とした「学びのメカニズム」に関する研究』

 第1章 学習観の歴史的変遷と転換の必要性
     第1節 教育学における学習観の歴史的変遷
     第2節 心理学における学習観の歴史的変遷
     第3節 今日の学びの状況と転換の必要性
 第2章 意味生成と「学びのメカニズム」
     第1節 「意味」とは
     第2節 「意味生成」とは
     第3節 「学びのメカニズム」の本質と構造
 第3章 意味生成と「学びのメカニズム」の基本的要件
     第1節 意味生成と感受性
     第2節 意味生成と探究
     第3節 意味生成と納得
     第4節 意味生成と相互作用               
 第4章 意味生成を中核とした「学びのメカニズム」と構成主義
     第1節 意味生成を中核とした「学びのメカニズム」の構想
     第2節 意味生成を中核とした「学びのメカニズム」と構成主義
     第3節 構成主義的授業における教師の役割
                   
齋藤 哲生 『統合における「問題解決学習」の本質と授業改善に関する研究』

 第1章 統合における問題解決活動の意義と課題
     第1節 「問題解決」の変遷と課題
     第2節 「問題解決」再評価の背景
     第3節 「問題解決活動」理論化の視点
 第2章 デューイの「探究」の本質と指導の実際
     第1節 「探究」の本質と全体構造
     第2節 「探究」の記号論的解釈
     第3節 実験学校における「探究」の様相
 第3章 統合における問題解決活動の本質
     第1節 問題解決における体験と経験の意義
     第2節 「問題」と「解決」の様相
     第3節 問題解決過程の理論的枠組み
 第4章 問題解決活動の連続的展開による統合の授業改善
     第1節 「問題解決」の成立と要件
     第2節 問題解決と評価の一体的展開
     第3節 問題解決活動の連続的展開と授業改善の視点

津田 清 『「身体文化」の創造を視座とした授業改善に関する研究』
 
 第1章 現代消費社会と「身体文化」
     第1節 「文化」の本質
     第2節 「消費文化」と子ども
     第3節 現代消費社会と「身体文化」教育
 第2章 我が国の身体像の変遷と「身体文化」 
     第1節 「身体文化」の特質 
     第2節 「身体文化」の形成
     第3節 我が国の身体像の変遷
 第3章 体育科における「身体文化」創造の試み
     第1節 教育課程の自主編成
     第2節 学校体育研究同士会による教育課程の自主編成
     第3節 体育科と「身体文化」の創造
 第4章 「身体文化」の創造と授業改善
     第1節 「身体文化」教育としての民舞教育
     第2節 「身体文化」創造を志向した授業改善の視点
     第3節 「身体文化」教育の全体構造


2003

阿部 勝良 『及川平治の教育方法論を基盤とする「個性」を生かす授業の研究』
 
 第1章 及川平治の生涯と教育方法論形成の背景
     第1節 及川平治の生涯
     第2節 及川平治の人物像
     第3節 教育方法論形成の時代的状況
 第2章 及川平治の教育方法論の構造と特質 
     第1節 及川平治教育方法論の歴史的位置と特質 
     第2節 及川平治の教育方法論の展開と特質
 第3章 及川平治の「個性」を生かす授業の実際
     第1節 教育改革と「個性」を生かす教育の原点
     第2節 及川平治の「個性」を生かす授業論と実践
     第3節 及川平治の実践と明石女子師範学校附属小学校の授業の実像
     第4節 「分団式動的教育法」の実際
     第5節 「分団式動的教育法」の問題点と学ぶべきこと

原 文章 『「問い」のメカニズムと授業改善に関する研究』
 
 第1章 「問い」が要請される背景
     第1節 今、なぜ「問い」なのか
     第2節 「問い」をめぐる今日的状況
 第2章 「子どもの問い」の系譜と「問い」の本質 
     第1節 「子どもの問い」の考え方の系譜
     第2節 「問い」の本質
 第3章 「問い」のメカニズム
     第1節 「問い」の基本的構造と特質
     第2節 「問い」の生気
     第3節 「問い」の連続的発展と質的変容
 第4章 「問い」のメカニズムを基底とした授業改善の視点
     第1節 先駆的実践にみる「問い」のメカニズム
     第2節 「問い」のメカニズムと「ナレッジ・マネジメント」理論

松沢 徹 『「学習意欲」の質的転換を視座とした授業改善に関する研究』
 
 第1章 学習意欲の本質と学習指導
     第1節 子どもの実態と学習指導論の変遷
     第2節 学習意欲の本質
     第3節 学習意欲を育成する諸要素
 第2章 学習意欲の特質と質的転換 
     第1節 学習意欲の特質 
     第2節 学習意欲の様相と質的転換
     第3節 価値を志向する学びと目論見の形成
 第3章 学習意欲と知の総合化=知恵の創造
     第1節 知識観の転換と学習意欲
     第2節 「わかる」ことの本質と学習意欲
     第3節 知の総合化と学習意欲
     第4節 知恵の創造と想像力
 第4章 「学習意欲」の質的転換と授業改善
     第1節 価値を志向する学びの成立基盤
     第2節 見通す力=構想力の育成とその具体相
     第3節 学習意欲の質的転換と学習過程


2004

宍倉 利一 『学習者の自己評価に関する基礎的研究』
 
 第1章 教育評価論の歴史
     第1節 教育評価の意義と歴史的展開
     第2節 日本における教育評価論の変遷
     第3節 指導要録と通知表
 第2章 教育評価の意義と自己評価 
     第1節 教育評価の意義と役割 
     第2節 絶対評価・相対評価・個人内評価
     第3節 自己教育論と自己評価
 第3章 自己評価の本質
     第1節 自己評価の意義と特質
     第2節 学習意欲と自己評価
     第3節 自己評価の次元と方法
 第4章 学びを支える評価の実際
     第1節 教科学習と自己評価
     第2節 総合的な学習と自己評価
     第3節 自己評価と参加

嶋田 純一 『「ケアリング」を視座とした授業改善に関する研究』
 
 第1章 ケアリングの必要性
     第1節 ケアリングを要請する背景
     第2節 心の教育とケアリング
 第2章 ケアリングの本質
     第1節 ケアリングの現状 
     第2節 ケアリングとホリスティック
     第3節 ケアリング概念の変遷
     第4節 ノディングスのケアリング論
 第3章 ケアリングの組織化と方法論
     第1節 ケアリングとナラティブ・アプローチ
     第2節 ケアリングとニュー・カウンセリング
     第3節 ケアリングの実践に向けて
 第4章 ケアリングと授業改善の視座
     第1節 教師の在り方
     第2節 先駆的実践にみるケアリング
     第3節 ケアリングを視座とした授業改善

清水 雄介 『「ポートフォリオ評価法」の本質と授業改善に関する基礎的研究』
 
 第1章 戦後における学力評価の歴史と展開
     第1節 学習指導要領、指導要録にみられる評価観
     第2節 「相対評価」の意義と問題性
     第3節 「到達度評価」の意義と特質
     第4節 「個人内評価」の意義と特質
 第2章 「ポートフォリオ評価法」の本質
     第1節 「真正の評価」観の特質
     第2節 学習理論の整理と検討
     第3節 「ポートフォリオ評価法」の理論
 第3章 「指標(rubric)」の理論
     第1節 「指標(rubric)」注目の背景
     第2節 「自己評価」の意義
     第3節 「指標(rubric)」の理論
 第4章 「指標(rubric)」採用による「ポートフォリオ評価法」の授業改善
     第1節 「指標(rubric)」の開発
     第2節 「指標(rubric)」を採用した「ポートフォリオ評価法」の実際
     第3節 授業改善の課題と発展性の視点

村井 直美 『自己形成を志向した「表現」に関する基礎的研究』
 
 第1章 表現が要請される背景
     第1節 自己形成過程における表現の意義
     第2節 子どもの表現と自己形成の今日的危機
 第2章 表現の質的高まりと学校教育
     第1節 表現の質的な高まり −デューイの表現論に着目して−
     第2節 表現と学校教育
 第3章 自己形成と表現
     第1節 自己形成の特質
     第2節 自己形成と経験
     第3節 関係発達の中のことばと表現
 第4章 自己形成を志向した表現と教育実践
     第1節 欲求の階層に着目した教育実践
     第2節 経験の身体性と受苦性の具体相
     第3節 自己形成を志向した表現を育む要件

山本 祐毅 『「自立的思考」の特質と学習活動の展開に関する基礎的研究』
 
 第1章 「思考理論」の位相と系譜
     第1節 「思考理論」の位相
     第2節 わが国における「思考理論」の動向
 第2章 「思考」の意義と分類
     第1節 「思考」の意義 
     第2節 「思考」の分類
     第3節 今求められる「思考」のあり方
 第3章 「自立的思考」の意義と特質
     第1節 自立の構造
     第2節 「自立的思考」とは何か
 第4章 「自立的思考」と学習活動の構想
     第1節 「ビーコン・ヒル・スクール(Beacon Hill School)」における実践
     第2節 「自立的思考」を育む学校
     第3節 「自立的思考」と知的冒険の喜びを視座とした学習指導モデル
               
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