高田先生の部屋


 
氏名:  高田喜久司(たかだ きくじ) 
              Takada Kikuji
 

1.専門分野:教育学,教育方法学

研究内容
    多様化する「学びのシステム」を視野に入れ、学習指導理論の歴史的展開および授業改善
   をめざす理論と実践の統合を探りながら、大要次の3点について研究を進め、新しい知の
   構築の方向をめざしている。
       
      [1] 学習指導の理論と実践に関する研究
    
    学習指導の今日的課題を探りつつ授業を活性化する観点について、学習指導理論の遺産や歴史、
   さらに「感性」・「身体性」・「自己教育力」・「問い」・「体験・経験」・「活動」・「表現」・「問題解決」・
   「探究」・「個性」・「生きる力」・「少人数指導」・「習熟度別指導」・「発展的学習」などの
   今日的キーワードを手がかりにして授業改善のあり方を構想している。
 
  [2] 学力の本質と学力形成・学習評価に関する研究

    学力の低下が社会問題化している現状に鑑み、学力の本質をとらえつつ、学力形成や学習評価
   のあり方について論究している。学力の考え方や学力低下の現状、典型的な学力モデル、
   学力観の変遷を探りながら、特に「基礎・基本」の確実な定着を図る指導方法や指導体制、
   教育評価等々について歴史的・文献的、実践的に研究を深めている。
      [3] F .W.パーカーの教育思想に関する研究

         今、さまざまな学校改革が進行している。具体的には、子どもの側に立った個性的で自由な生活
        や、学習への主体性の確立を中核とした改革であるといえる。それは主知主義的教育の疎外状況、
        すなわち子どもの人間性喪失に対する批判と反省から生まれてきたものである。
         このような今日的な学校改革の状況の原型あるいはルーツを、アメリカ進歩主義教育、
        特にパーカーの教育思想と実践に求め研究を進めている。
        最近は総論から各論へと研究を移行しつつある。

3.担当授業科目

 <大学院博士課程>  教育内容・方法特別研究

 <大学院修士課程>  現代育方法学特論、学習指導特論、教育方法学研究セミナーTU、
               実践場面分析演習「教育方法T・U」

    <学部>       教育方法学、教育方法学セミナーTU

4.住まい

     新潟県上越市

. プロフィール 【略歴】

 新潟県三島郡越路町に生まれる。新潟大学教育学部卒業。東京教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。新潟県公立小学校ならびに新潟大学教育学部附属新潟小学校などで10年の現場経験の後、信州大 学校教育学部へ

  1983年    上越教育大学  学校教育研究系(教育方法講座) 助教授

  1990年    上越教育大学  学校教育研究系(教育方法講座) 教授 

  1996年    連合大学院 (博士課程) 教授 (現在に至る)

  2002年    放送大学大学院  客員教授 (現在に至る)
  
  2003年    上越教育大学 副学長 に就任し、現在に至る

  〈この間〉

 1995〜1997年  上越教育大学附属小学校長 、上越教育大学評議員を併任

 1999〜2001年  上越教育大学学校教育研究センター長、上越教育大学評議員を併任

  なお、現在、富山大学 理学部、人文・経済学部、新潟工科大学、信州大学 教育学部 非常勤講師を併任


  おしごと

    お仕事の概要は、上の通りです。具体的な内容をお知りになりたい方は、こちらにどうぞ。


  アドレス:

takada@juen.ac.jp

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