上越教育大学 学校教育深化コース・芸能深化(音楽)玉村研究室
  TAMAMURA LAB. Joetsu University of Education, Department of Music Education


授業・教育

授業では、音楽学、音楽史、日本の音楽、諸民族の音楽に関する科目を担当しています。講義形式のものが多いですが、目的に合わせ、実技を含めた演習の形のものも随時行っています。

担当授業科目

  • 学部: 音楽史T、音楽史U、民族音楽学、音楽研究入門、教科内容構成「音楽」、実践セミナー、音楽学セミナー
  • 大学院: 音楽学演習、音楽学特論、日本音楽研究、民族音楽学特論、教科内容構成特論「音楽」、実践場面分析演習、音楽学研究セミナー



ゼミには、興味も方向性も様々な学生が所属しています。個別での指導のほか、毎週合同ゼミを行って、研究成果、調査の進捗状況を報告し合い、それぞれの立場から意見を言って、情報交換と討論の訓練を行なっています。

授業で大切にしているのは二つ。第一に、とにかく一度やってみること。音楽は文化的な営みですから、当然向き不向き、好き嫌いがあります。しかし、それぞれのよさは兎にも角にも一度やってみなければわかりません(本当は一度ではわからないのでしょうが)。それを踏まえた上で、それぞれのよさをクールかつリアルに伝えられる人になって欲しい。そのように思います。

第二に、これは特に大学院で大切にしていることですが、対話を行うこと。音楽はとかく孤独な営みのようなイメージがありますが、自分は何をしているのか、何をしたくて、どのようにやりたくて、どうやったのか、それがどのような意味があり、結果がどうだったのか、そういった絶えざる「対話」の繰り返しが文化であると考えます。そのためには、人に伝えるということの難しさと楽しさを、肌で感じる必要があるのではないか。そんな思いから、人前での発表と意見交換の場を設けることに最大限の配慮を行っています。



以下に、主な授業の様子を紹介します。この他に単発および合同の授業をいくつか担当しています。詳細は大学HPのシラバスをご覧になるか、担当教員および受講生まで直接お問い合わせください。


音楽史T(学部)
西洋を中心に、音楽史の基本的な流れを押さえる授業です。

音楽史U〈日本音楽概論〉(学部)
これまでになされてきた日本の音楽実践を、実際の道具(楽器)を手にしながら体感する授業です。あわせて、日本の音楽史の流れも押さえます。

民族音楽学(学部)
本学にあるガムランセットを使い、バリ・ガムランの音楽実践を体験することで、西洋音楽とも日本音楽とも異なる諸民族の音楽の世界の一端を学びます。

音楽研究法・音楽研究入門(学部・大学院)
これから音楽で研究を進めていくにあたっての心構え、手順、コツ(論文執筆の基本、文献検索・情報収集の方法等)を学びます。

日本音楽研究(大学院)
普段あまり触れることのない和楽器に触れ、日本音楽の実践を体験します。年度によって取り上げる対象が違いますが、能、雅楽、三曲合奏等を対象にします。

音楽学特論(大学院)
音楽文化に関する様々なトピックを取り上げ、受講者全員でそこに<攻撃的分析>を加えます。受け身ではなく実際に自ら対象にアプローチすることで、音楽学研究・文化研究の最先端に触れることが目的です。



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