|
台北第一師範 台北一中 台北教育大学(旧台北師範校舎) 台北第一高女跡 台中師範大学 台中師範図 旅順高女・女子師範 大連図書館 |
|
|||
|
|
|
|||
|
戦前期における中等諸学校(師範学校) 生徒の アジア認識に関する総合的研究 科学研究費基盤研究(B)平成25 年度〜平成27年度 課題番号25285209 校友会雑誌 師範学校 植民地教育 中等学校 東アジア 大連神明高女跡 京城中 大邱師範 韓国教員大学校教育博物館(清洲) 培材記念館(ソウル) 京福高校(ソウル) 北京師範大学ロビー |
|
|||
|
|
|
|||
|
校友会雑誌に描き出され、表象されたアジア認識の特徴と傾向を整理・考察する研究に取り組んでいます。 本研究の目的は、台湾総督府、朝鮮総督府、関東庁、樺太庁、南洋庁の統治下及び満州国に設置された中等諸学校の校友会雑誌を収集し、校友会雑誌に記載された日本、アジア諸国、欧米、ロシア諸国等の評価に言及した記述を取り出し、そこに表象されたアジア認識の特色と傾向を、雑誌の構成、生徒による記述等をもとに再現することにあります。 校友会雑誌は、現在の日本国領にあたる地域でさえ、政府、文部省、自治体、憲兵隊、学校等の検閲 や統制から自由ではありませんでした。まして本研究の対象とする地域ではなおのこと、総督府、学校、教師等の、体制の実質的な統制下にあったことが、うかがわれます、実際に、体制や統治機構の施策や主張を強く反映した誌面構成となっていました。 加えて、日本人教師、日本人学生が優位にある中で作成されたことや、生徒たちの発達段階、執筆者をとりまく内外の環境を考えると、記述の個々を根拠にして執筆者の思想傾向を断定・評価し一般化することには慎重であるべきでしょう。 それでも、中等学校への進学率は大学生や高等学校生と比べて広範な層が進学していたことや、戦時期の雑誌や書簡等が検閲を受けながら一定の史料的価値を認められていることを考えると、彼らが、校友会雑誌というメディアからどのようなアジア認識を受けとっていたのかを整理・考察する作業は、記載された時代に関わる歴史的作業として、さらには戦後日本に受け継がれたアジア認識の水脈をたどる作業として、少なからぬ意義があるように思います。 |
|
|||
|
|
|
|||
|
研究代表者 |
梅野正信(上越教育大学) |
|
||
|
研究分担者 |
斉藤利彦(学習院大学)高吉嬉(山形大学)國分麻里(筑波大学) |
|
||
|
研究協力者 |
市山雅美(湘南工科大学)歌川光一(名古屋女子大学)牛志奎(仙台大学) |
|
||
|
海外共同研究者 |
呉文星(台湾師範大学)金恩淑(韓国教員大学校) 徐鍾珍(東北亜歴史財団) |
|
||
|
|
|
|||
|
新しいお知らせ |
|
|||
|
2015年度(平成27年度) |
|
|||
|
2015/04 |
|
|
||
|
2014年度(平成26年度) 海外の師範学校や中学校(高等普通学校)、高等女学校(女子高等普通学校)の『校友会雑誌』を調査し、日本人及び当該地域出身師範学校生徒のアジア認識を比較考察する作業をすすめました。 大阪教育大学 台中教育大学 台北教育大学 韓国教員大学校 ソウル 中等教育発祥の碑(ソウル) 大連図書館 大連市街 旧大連市街図 台北第一高女跡 旧制松山中学校 コロキウム(日大) |
|
|||
|
2014/10/5 |
教育史学会 |
研究メンバーでコロキウムを開催しました。(日大) |
|
|
|
2014/9/13 |
日本教育社会学会 |
研究発表を行いました。(松山大) |
|
|
|
2014/9/5-7 |
台湾調査 |
国立台湾図書館での資料調査、旧教育会館、旧制高等女学校跡等の実地調査を行いました。 |
|
|
|
2014/8/25-27 |
大連調査 |
大連図書館での資料調査、旧制高等女学校跡の実地調査を行いました。 |
|
|
|
2014/8/10-13 |
韓国調査 |
ソウル市内の教育図書館、地域図書館で資料調査を行いました。 |
|
|
|
2014/3/9-12 |
韓国調査 |
韓国教員大学校教育博物館での資料調査を行いました。 植民地期教育の体験談などをうかがいました。 |
|
|
|
2014/2/26-3/1 |
台湾調査 |
国立台湾図書館、台北教育大学、台中教育大学で資料調査を行いました。 |
|
|
|
2014/2/8 |
社会系教育学会 |
研究発表を行いました。(大阪教育大学) |
|
|
|
2013年度(平成25年度) 資料調査とともに国内外の中等学校『校友会雑誌』の所蔵リストを作成し、データ・ベース化を行い、師範学校生徒のアジア認識を考察・整理しました。 学習院・目白駅前 国立台湾図書館 台湾師範大学 |
|
|||
|
2013/12/20-22 |
台湾調査 |
台湾師範大学、国立台湾図書館において資料調査を行いました。 |
|
|
|
2013/6/8-9 |
第1回研究会(東京) |
日本、韓国、台湾、中国から研究チームが集まって今後の研究計画を検討しました。 |
|
|