上越教育大学の事業構想 上越教育大学の事業構想

上越教育大学では,いじめ等予防対策支援プロジェクトとして,以下の4つの柱からなるプロジェクト推進構想を実施予定です。

Ⅰ 上越教育大学いじめ等予防対策支援プロジェクト推進の構想
1 教員研修プログラムの開発
  現職教員に資するとともに、新任教員の職能成長を支える免許状更新講習・生徒指導担当者講習会等における研修プログラムの開発・実施・評価を行います。

2 学部・大学院授業のカリキュラム開発
  教員養成のための大学(学部・大学院)授業のカリキュラム開発を行い、授業改善や教員養成に資する授業プログラムの開発・実施・評価を行います。

3 社会貢献としての研究成果のシンポジウムの開催
  県教育委員会や市教育委員会等関係諸機関と連携しながらフォーラムを開催し、その際にリーフレットを作成しながら研究成果を社会に公開することでいじめ問題に対する認識を深める契機とします。招待講演やパネルディスカッションを行いながら教員、市民のいじめ問題に対する啓発の一環としての研修の機会とします。

4 研究と実践からなる小冊子の発行
  いじめの発生を予防したり、その対処法等に関する理論的な研究を行うとともに、学校現場で利活用できる実践的なトレーニング方法の提案を行う小冊子を作成します。


Ⅱ 令和3年度上越教育大学いじめ等予防対策支援プロジェクト事業計画
1 教員研修プログラムの開発
  ・いじめ防止をテーマにした教員免許状更新講習をオンデマンド型で開設する。
  ・いじめ防止をテーマにした出前講座を開設する。
  ・生徒指導研修会等の講習会における教員研修プログラムを開発する。

2 学部・大学院授業のカリキュラム開発
  ・大学院専門職学位課程(教職大学院)において共通科目「生徒指導の理論と実践B
   ~いじめ等先端課題の理論と実践~」の授業を実施する。
  ・さらなる学部及び大学院改革に向けて,いじめ防止を取り入れたカリキュラムの検
   討を継続する。
 
3 社会貢献としての研究成果のシンポジウムの開催
  ・COVID-19の広がりを考慮しつつ,いじめシンポジウム等を実施する。
  ・新潟県の「深めよう 絆 にいがた県民会議」に協力する。
  ・新潟県教育委員会「いじめ対策推進モデル校事業」への参画する。

4 研究と実践からなる小冊子の発行
  ・これまでの取り組みを踏まえて,いじめ防止の実践に資する書籍を公刊について検
   討を継続する。
  ・令和3年度BPプロジェクト成果報告書をまとめる。

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