サッカー審判という素顔


審判写真   スポーツなどというものとは縁遠い生活をずっと送ってきたのだが,どういうわけか子どもがサッカーをはじめ,スポーツ少年団に入団。その関係で,4級審判員の資格を取ってしまった。最初は,審判有資格者がいないと大会に参加できないから,資格者の数を確保しておきたいというような話だったので,「念のため」程度に考えて取った資格だが,いつのまにか実際に審判もすることになった(もちろん,副審のみ。しかも,県につながるような大会ではないものだけ)。

  私が如何に運動オンチかを知っている友人たちは,ちっともその話を信じてくれなかったけれども,これはその貴重な証拠写真。チームメートの保護者の方が,撮ってくれたものだ。とっても恥ずかしいが,とりあえず写真ではジャッジの上手下手はわからないので,いい。



代表のお仕事1   いったん動き出した歯車は,なかなかとまらない。子どもが6年生になった98年には,なんとチームの代表を務めるハメになってしまった。

  まあ,専門の監督とコーチは別にいるので,代表というのは,いわばマネージャー。練習日程を決めたり,大会の申込みをしたり,子どもたちに連絡を回したり。ごくたまに,監督・コーチがいないときは,試合中に指示したりもする。この写真のときもそう。たしか1:1で試合が膠着状態になったときのハーフタイムで。局面がなかなか打開できないうえに,もうこの日最後の試合ということで選手は疲れ切っているので,専門家じゃない私の話なんか,だれも聞いてない。



代表のお仕事2   試合が終わって,連絡物を配布する。これもだいじな代表の役割だ。なにしろ小さい子どももいるので,口で言っただけではなかなか正確に伝わらない。文書を作っても,渡したそばから置き忘れていく子どもがいる。持って帰ってもそのままリュックの奥深くに眠らせてしまう子どももいる。しょっちゅう連絡を出していれば,保護者の人たちも気をつけて見てくれるかと思って,がんばって頻繁に「通信」を発行したつもりだが,なかなかにむずかしい問題だ。

  さて,子どもが少年団を卒団したのと同時に,私もチームを卒業した。しかも,99年度から4級資格は,毎年講習会を受講して資格を更新しないといけないシステムに代わったので,今は審判資格も消滅している。



BACK もどる