記録編 ワシントンD.C
国会議事堂(連邦議会議事堂)
UNITED STATES CAPITOL
東頚城郡牧村立牧小学校
寺田喜男
 
ワシントンD.C.の象徴 連邦議会議事堂(東側より撮影)  1.観光スポット 国会議事堂
 8月9日(日)午前8時50分、東の正面に到着する。既に沢山の見学者が行列をつくり入場時間の来るのを待っている。平日にはガイド付きもあるのだが、この日は日曜日のため、全てが自由見学となる。
ワシントンD.C.の象徴 連邦議会議事堂
(東側より撮影)
 2.モールの東端にある国会議事堂
 国会議事堂は、放射状に伸びているワシントンD.C.の主要道路が一点に集まるシエンキングの丘にある。南北約0.5km、東西約4qにわたるワシントンモールの東端にあたり、ワシントンモニュメントを介して西端付近に位置するリンカーン記念館と対置している。周辺には最高裁判所、国会議事堂、下院議員会館等がある。アムトラック(鉄道)のユニオン駅に近い。
 3.議事堂の見学・観察
○白亜のドーム
 西側正面から見る。中央には南北戦争の最中に完成したという白亜のドームがそびえる。向かって左は上院、右が下院である。ドームの頂には「自由の女神像」が西を向いて立っている。東正面に回る。東玄関は歴代大統領の就任式が行われるという。階段から東を眺めると、ワシントンモニュメント、リンカーン記念館が見える。
○建国の歴史がわかるロタンダ(ROTUNDA)の絵画と彫刻
 ドームの下はロタンダとなっている。入口は「コロンブスの生涯」が描かれている青銅の扉である。ロタンダは内径が29m、ドームの頂上までは54m程の高さだという。天井を仰ぐと「ワシントン讃美」の絵が描かれている。コンスタンチーノ・ブルミデイーにより制作された。絵の内側のサークルは、独立当時の13州と連邦を示し外側は刀をかざした自由の女神などが示されている。ロタンダを帯状に取り巻くフリーズもドームの絵と同じようにフレスコ画で飾られている。「インデイアンとの条約を結ぶウイリアム・ベン」「ニューイングランドへの植民」と題した作品である。作者は、ブルミデイーとブルミデイーの死後その仕事を引き継いだフイリッポ・コスタジーニである。