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2)ごみ箱の表示から 1)で紹介したごみ箱には、それぞれにごみを捨てる際の注意書きが表示されている。その言葉や文章を一覧表にしたのが表1である。 表示の内容からわかるのは、写真で紹介した都市が、リサイクル重視の方針をとっていると言うことである。プラスチック・ガラス・アルミニウム・新聞はリサイクル可能な資源として扱われ、ごみ箱の大部分はそのために設置されていると言っても過言ではない。捨てる際にも細かい分別を要求される。つまり「ごみ」は「再生可能な物」と「再生不可能な物」に二分されるのである。ごみ処理はあくまでもリサイクル第一という考え方が、写真から自ずと伝わってくる。 次に、実際のごみ処理のしくみについてピッツバーグ市を例に取り上げ、ごみ処理に関わる内容を行政側からもう一度考えてみたい。 |
写真No. | 撮影場所 | ごみ箱に書かれている表示の内容 |
1 |
ワシントンD.C. モール周辺 |
Plastic・Glass Alminum・ONRY |
TRASH ONRY | ||
2 |
ワシントンD.C. 歴博地下食堂 |
Waste |
Glass&Cans | ||
3 | ピッツバーグ大構内 | Alminum Cans/Glass-Plastic |
Paper Only Non-recyclables |
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4 | ピッツバーグ大図書館 | Paper Only |
5 | インディアナ大構内 | Plastic |
Glass | ||
Alminum | ||
6 | ピッツバーグ市役所内 | RECYCLABLES YOUR NEWSPAPER HERE |
7 | ボストン・ハーバード駅 | イラストのみ |
8 | ボストン・MIT構内 | RECYCLABLES |
9 | 駅ホーム | NEWSPAPER/BOTTLES&CANS/TRASH |
10 | ニューヨーク国連ビル内 | CAN |
Glass |
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