研究テーマ |
米国理解のための教材開発研究 |
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(1) |
研究主題 |
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「米国理解を深める社会科教材の開発」 |
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研究団体 |
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上越教育大学米国理解プロジェクト |
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上越教育大学学校教育学部 |
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〒943―8512 新潟県上越市山屋敷町1番地 |
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研究組織 |
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研究代表者 |
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大嶽幸彦 |
(教授/地理学/団長) |
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田部俊充 |
(助教授/社会科教育/事務局長) |
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研究の目的 |
我が国の社会科教育(高等学校においては地歴科・公民科)における米国理解を深める社会科教材を開発する。 |
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(5) |
研究の背景 |
1998年度は、マルチ・メディア教材の開発をワシントンD.C.、ピッツバーグ、ボストン、ニューヨークの東海岸の四都市において現地調査を行い研究成果をまとめた。1999年度はミネアポリス、ピッツバーグ、ニューヨークの中西部・東海岸の3都市において現地調査を実施したい。特にピッツバーグでは米国社会科教師との交流やホームステイを行いたい。
我が国の社会科カリキュラム(高等学校においては地歴科・公民科)においては小学校・中学校・高等学校の各段階において米国理解を深めるプログラムが設定されている。地理教育領域、歴史教育領域、公民教育領域のそれぞれにおいて、米国の地理、歴史、政治、経済をはじめとする様々な内容の展開がなされているが、小・中・高の教育現場においては児童・生徒の真の米国理解につながる教材の開発が切に求められている。特に、今後求められるのが、マルチ・メディア教材の開発である。小・中・高の教育現場において、ハ−ド面に比べて遅れているソフト面の充実はますます重要性を帯びている。社会科、地理歴史科、公民科といった豊富なデータベースを必要とする科目において米国理解につながる教材開発とそのデジタル化が急がれる。
1999年度も1998年度と同様、以上のような問題意識により教材開発を進め、米国理解を深める教材をデジタル情報やマルチ・メディア情報に加工することにより、教育現場において汎用性のある米国理解を深める社会科教材を開発し、普及していきたい。
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研究の具体目標 |
第1年次に開発した我が国の社会科カリキュラム(高等学校においては地歴科・公民科)における米国理解を深める社会科教材を引き続き開発し、研究の深化を図る。
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1. |
米国の社会科教師の協力を得て米国理解につながる教材を開発し、一部は実際に授業の中で活用し、米国理解教育を促進する。
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2. |
現地調査では記録編とテーマ編に分けて研究テーマを追求していく。記録編では訪問地の社会科教材開発をすすめる。テーマ編では研究協力者の問題意識に応じた教材開発をすすめる。これは社会科を核にし隣接教科も含めて追求していく。
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3. |
1年次と同様、 汎用性の高い写真教材を中心とした報告書、教室での利用のしやすさを考慮したポスター教材、研究成果をより多くの教育関係者に公開するためのホームページ、の作成を行う。
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4. |
開発した教材を社会科教師や大学院・大学に在籍している現職教師・学生に提示し、その反応を今後の教材開発に生かす。
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(7) |
実施計画(1999年4月〜2000年3月) |
究分担者の担当領域は、地理、歴史、公民及び文化とする。 |
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4月〜7月 |
・月例研究会の開催 |
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6月 |
・事前調査 |
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8月2日〜12日 |
・現地調査 |
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8月〜 9月 |
・事後研究会 |
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10月〜2月 |
・報告書作成、マルチメディア教材の開発、現職教師向けワークショップ開催 |
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(8) |
米国側の協力機関 |
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・デュケイン大学(ペンシルバニア州ピッツバーグ) |
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・ヘーゼルデン・ファウンデーション(ミネソタ州ミネアポリス市) |
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(9) |
研究協力者 16名 |
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(継続研究協力者) |
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上越教育大学大学院2年(上越教育大学附属中) |
釜田 聡教諭 |
長野県松本市立清水中学校 |
麻田 正明教諭 |
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(高等学校) |
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新潟県立高田南城高等学校 |
五十嵐雅樹教諭 |
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(中学校) |
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上越教育大学附属中学校 |
桑原 陽一教諭 |
新潟県上越市立潮陵中学校 |
中澤 優子教諭 |
上越教育大学大学院2年(埼玉県岩槻市立城南中) |
金今 義則教諭 |
上越教育大学大学院1年(東京都中野区立北中野中) |
佐藤 洋教諭 |
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(小学校) |
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上越教育大学附属小学校 |
大竹 裕範教諭 |
上越教育大学附属小学校 |
福保 雄成教諭 |
上越教育大学附属小学校 |
常山 昭男教諭 |
新潟県上越市立春日小学校 |
長谷川明寿教諭 |
大学院1年(新潟県上越市立南本町小) |
冨永 浩文教諭 |
大学院1年(新潟県上越市立春日小) |
小林 朋広教諭 |
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(通訳) |
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上越教育大学附属中学校 |
澤田 靖教諭 |
埼玉県春日部市立武里中学校 |
大島 薫教諭 |
新潟県刈羽郡刈羽村立刈羽中学校 |
姉崎 達夫教諭 |
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(10) |
事前事後研究会 |
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第1回 |
5月8日(土) 9:30〜12:00 |
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第2回 |
分科会ごとに開催 |
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第3回 |
6月26日(土)9:30〜12:00 |
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第4回 |
分科会ごとに開催 |
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第5回 |
7月24日(土)13:00〜16:00 |
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第6回 |
8月28日(土)9:30〜12:00 |
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第7回 |
9月25日(土)9:00〜14:00 |
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(11) |
米国予備調査(7日間 現地調査・ホームステイ先との打ち合わせ) |
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6月28日〜7月4日 田部、葛西 |
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(12) |
米国現地調査(11日間米国教師とのワークショップ及びホームステイを含む) |
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旅程 |
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8月2日 |
出発 |
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8月2日〜8月4日 |
ミネアポリス地区 |
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8月5日〜8月8日 |
ピッツバーグ地区 |
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8月9日〜8月10日 |
ニューヨーク地区 |
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8月11日 |
ニューヨーク ケネディー空港発 |
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8月12日 |
帰国 |