小学校4年生 社会科
日本とアメリカのゴミ、最後はどうなっちゃうの
 
上越教育大学大学院修士課程1年 教科・領域教育専攻
社会系コース
  深澤 秀興
(山梨県中巨摩郡竜王町立 竜王北小学校)

1.はじめに

(1)本実践の学習指導要領における位置づけ
 本実践は小学校学習指導要領・社会科、3年生及び4年生の内容の(3)、「地域の人々の生活にとって必要な飲料水、電気、ガスの確保や廃棄物の処理について、次のことを見学したり調査したりして調べ、これらの対策や事業は地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っている」という内容、及び主に(イ)「これらの対策や事業は計画的、協力的に進められていること」といった内容に依拠した実践である。
 この学習内容について「小学校学習指導要領解説」には、「『廃棄物の処理と自分たちの生活や産業とのかかわり』を調べるとは、地域の家庭や学校、商店などから、どのような廃棄物がどのくらい出されているのか、また、それらをどこで処理しているのかなどを具体的に調べ、生活環境を維持するために廃棄物の処理が果たす役割や意味を考えることができるようにすること」と、その指導内容についての解説が述べられている。
  一方、上記内容の「取扱い」については、「廃棄物の処理」については「廃棄物を資源として活用していることについても扱うようにする」事が記されている。
 本実践は、これらの内容を児童の住む身近な地域での実態及びアメリカの事例地の実態を通して児童が学習を行えるように教材化したものである。
 尚、学習指導要領の3年生・4年生の学習に関する「内容」及び「内容の取扱い」には、「外国」についての記述は見られない。よって、本実践内で取り扱う「アメリカの実態」に拘わる部分については、学習指導要領に記され、正規の教育課程に基づいた学習内容の理解を一層深めさせるための補助学習として位置づけ、社会科の授業として行った。

(2)教材化にあたって
 本実践の意図を「米日理解プロジェクト」の視点から捉えるとするならば、「廃棄物処理」に関する日米比較ということがポイントとなる。
 そこで本来ならば、学習素材たる「廃棄物」及び「廃棄物処理」の内容をいかに教材化するかについてまずは述べるべきであろう。しかし、その内容については下記の「小単元について」に譲り、ここでは日米双方の「廃棄物」及び「廃棄物処理」について学習内容として取り扱う部分に限定して、概略を述べたい。
 日本における「ゴミ」に関する初めての法律は、1900年(明治33年)の「汚物除去法」であったとされる。長らくこの法律が生き続け、「生活環境を清潔に保つ」という視点から法改正が成されたのは、1954年(昭和29年)の「清掃法」においてであった。その後、戦後復興による経済成長と共に、大都市を中心に膨大な廃棄物が発生するに至り、「廃棄物」を「一般廃棄物」と「産業廃棄物」とに区分した上で、生産企業の処理責任をはじめてうたった「廃棄物処理法」が1970年(昭和45年)に制定された。その後、ゴミの減量化・再利用・リサイクル・適正処理といつた概念や必要性が生まれるにいたり、1991年の「再生資源促進法」、新しい「廃棄物処理法」の制定、1995年の「容器包装リサイクル法」、1998年の「家電リサイクル法」といった諸法の整備が行われるに至った。なかでも97年から施行された「容器包装リサイクル法」は当初、缶・ビン・ペットボトル・紙パックの「リサイクル」のみを規定していたが、改正された2000年からはその対象を「紙箱・段ボール・プラスチック包装材」と、その対象品目を広げ、国が制度としての「廃物処理」行政にしっかりと取り組み始めてきたことが伺える。ところが、これら日本の「ゴミ」行政の理念を包括的に述べる基本法は「循環型社会基本法」として、ようやく国会での審議が始まったばかりであり、この点において日本はアメリカに遅れをとっているともいえる。
 一方、アメリカが国の行政として「廃棄物処理」に本格的に取り組み始めたのは環境保護庁が設置された、1970年であったとされる。日本が環境庁を作る前に、厚生省の所管事項として「廃棄物行政」に取り組んできたことを思うと、アメリカのそれは決して歴史のあるものとは言い難い。ところがアメリカは、この環境保護庁(Environment Protection Agency)を設置した同年に、日本ではまだ日の目を見ない、環境行政の基本を記した国家環境政策法(National Environmental Policy )を制定したのを手始めに、1980年までの10年間に「大気汚染防止法」(Clean Air Act)「水質汚濁防止法」(Clean Water Act)「資源保全再生法」(Resource Conservation and Recovery Act)「スーパーファンド法」(Super Fund Act)の計5法を矢継ぎ早に成立せしめた。
 ではここで、学習教材の事例地として児童に提示する、ミネアポリス市の廃棄物政策とリサイクル政策について、若干述べたい。筑波大学の安田教授の研究によるとミネアポリス市では、1982年「パイロット的な分別回収」によるリサイクルプログラムとして「廃棄物のリサイクル」がスタートしたとされる。なかでも1990年10月から開始されたプラスチック容器の回収・リサイクルがミネアポリス市の特徴とされている。ゴミは週一度回収されているが、リサイクル物質は2週に一度回収されている。1991年の統計によると、リサイクル物質として回収された品物の内一番の重量を誇ったのは新聞紙であり、全体重量の58.1%をしめ、その後、ガラス・缶・プラスチック・段ボールの順で回収されたとなっている。
 更に注目すべきは、廃棄物処理に対して「有料制」が採られているという事実である。通常は毎月17.5ドルが水道料金の徴収と一緒に集められているそうである。



2.授業の構想

(1)単元名
 「日本とアメリカのゴミ、最後はどうなっちゃうの」

(2)単元の目標
・・・(略、小単元の「ねらい」参照)

(3)指導計画 全14時間
第1次 身の回りのゴミについて調べよう  
  第1時 身の回りにはどんなゴミがあるのかな
第2時 家のゴミを調べる計画を立てよう
第3時 家にはどんなゴミがあったかな
第4時 町から出るゴミについて調べよう
第2次 清掃工場に行ってゴミ処理の様子を調べよう   
  第1時 清掃工場を見学する計画を立てよう
  第2〜5時 清掃工場見学をしよう
  第6時 清掃工場見学のまとめをしよう
第3次 アメリカではゴミをどうしているのかな 【本時】
  第1時 ピッツバーグに住むマルチネスさんの家では、ゴミをどうしているのかな
  第2時 地下はリサイクル工場!巨大ショッピングモールの様子
第4次 勉強したことをまとめよう
  第1・2時 勉強したことをまとめよう



3.小単元について

(1)小単元名
 アメリカではゴミをどうしているのかな

(2)小単元について

本小単元設定の理由は大まかにいって以下の2点である。
  ゴミという万国共通の素材の処理方法のちがいを通して異文化の存在に気付くと同時に、深くアメリカという国について触れさせたい。
  アメリカの進んだ「廃棄物処理」の様子を具体的に知ることを通して、学習者自身を含めた日本の環境保護、資源の尊重について考えさせたい。
 今回、私に与えられた研究テーマは「アメリカの環境問題への取り組み」を、「思想ないしは教育」という切り込みで、小学生に授業をするということであった。  
 研究を進める上で難しいと感じたことが2つあった。一つは、「思想」という内容をどのように捉えるかと言うことであった。もう一つはその内容をどのように教材化するかという事であった。しかも相手は小学4年生、10才の子供なのである
そこで、1点目については次のように考えた。
  「アメリカの環境思想」を
  アメリカにおいて環境問題に取り組んでいるアメリカ人の「考え」、それと
  アメリカの環境問題に対する日本人の子供達の、学習後の「認識」。
 研究テーマである「アメリカの環境思想」を、私はこのように捉えた。
2点目である教材化については、次のようなことを考えた。
 一つは、ディスポーザーの教材化である。ディスポーザーとは、生ゴミ破砕機のことである。アメリカの流し台には、汚水が流れ出るところに、このディスポーザーが取り付けられ、生ゴミがディスポーザー内のフィンによって細かく破砕され、汚水と共に流されるシステムになっているとのことであった。
 生ゴミは台所から出るゴミの代表選手として、またその特異な異臭とも相まって、子供達にとってはある意味でなじみの深い対象である。この子供達にとってなじみが深く、かつその処理方法も熟知している生ゴミ処理が、海を隔てただけで、全く異なる方法が採られている。なおかつアメリカで行われている処理方法は、下水道が発達しており、かつ何事にも合理性を求めるアメリカならではのシステムにおいてである。
 子供にとってなじみが深い対象を、予想だににしない方法で処理している。しかもそこにはアメリカ理解の一つのキーワードとも言える「合理性」がある。更に、下水道の普及という環境保全の施策とも結びついている。このような視点から教材の一つとして、ディスポーザーを取り上げることとした。尚、このディスポーザー使用については、「ニューヨーク市等では禁止されているそうである」とする書籍の情報もある。しかし、今回訪問したペンシルベニア州・ミネソタ州では広く一般的に使われているとのことであったので、教材化することとした。
 さて、筑波大学の安田教授が、企業の先進的なリサイクルシステムとして、世界最大のショッピングモールであるMall of Americaのリサイクルシステムを紹介している。そこで、これを子供たちに紹介しようと思った。
 実際Mall of Americaで行われているリサイクルシステムは、一企業として、少しでも利潤を高めようとする「企業経営」の一環としてなされているという現実は否めない。故に、そこでなされている事柄を「環境保全」という「思想」のみでくくることには、はなはだ無理がある。しかしながら、「利潤追求」か「環境保全」かという目的は異なるにせよ、少しでも「資源」を有効利用しようとする先進的な取り組みは、児童に紹介する為の教材化にじゅうぶん耐えうるものと考えた。

(3)ねらい
  アメリカに於ける家庭のゴミ処理の仕方や巨大ショッピングモールのゴミ処理の様子に関心を持ち、意欲的に調べたり、自分の考えをまとめたりしようとする。
(社会事象への関心・意欲・態度)
  アメリカの家庭やショッピングモールから出されるゴミの処理や再利用の様子について知り、環境を守り、ゴミを減らすための努力や工夫について考える。
(社会的な思考・判断)
  写真資料等から、アメリカでのゴミの処理や再利用の方法についての情報を集め、その情報をもとに分かったことや考えたことを、まとめたり発表できたりする。
(観察・資料活用の技能・表現)
  アメリカでは家庭及び企業から排出されるゴミが、計画的・合理的に処理されていることが分かる。
(社会事象についての知識・理解)

(4) 展開
第3次 第1時 ピッツバーグに住むマルチネスさんの家では、ゴミをどうしているのかな
  学習内容と活動 指導上の留意点 その他

アメリカについて知る
位置、広さ、人口を、日本との比較で捉えさせる。
 


ピッツバーグでは、リサイクル出来る物はブルーの袋で出すことを知る。
写真の観察から、気付かせたい。
リサイクル用のブルーの袋
生ゴミは、ディスポーザー を使って破砕していることを知る。
ピッツバーグでの生ゴミ処理の方法を予想させたい。
ディスポーザーの写真
ディスポーサーシステムについての感想をまとめる。
ディスポーザーシステムについて説明を行う。
 
下水道の整備がディスポーザーシステムには欠かせないことに気付く。
日米の下水道普及率とのかかわりで考えさせたい。
学習プリント


本時を振り返って、気付いたこと、考えたこと、思ったこと等を文章でまとめる。
自分の家の様子などと比較することを通して、端的な文章でまとめさせたい。
学習プリント
第2時 地下はリサイクル工場!巨大ショッピングモールの様子・・・(略、授業報告参照)



4.授業実践報告
実施日:平成12年10月24日 実施場所:竜王町立竜王北小学校4年3組

第1時間目 『ピッツバーグに住むマルチネスさんの家では、ゴミをどうしているのかな』

学習のレディネスを整えるために、本時に必要なアメリカについてのいくつかの情報を、地球儀、世界地図、教師が用意した資料プリント(資料1)を用いて与えた。確認した情報は、日米の位置関係。国土の面積比較。人口比較。及び本実践の事例地であるピッツバーグとミネアポリスの位置確認である。
資料1 『日米の広さ比べ』
資料1   『日米の広さ比べ』
展開  ピッツバーグ市内でのゴミ出し風景を映した2枚の写真(写真1参照)を提示して、次の課題を与える。
 これはピッツバーグに住む、マルチネスさんのお宅のゴミだしの様子です。あなたの家のゴミ出しの様子と比べてちがうところを3つ見つけなさい。
写真1 『ピッツバーグ市内のゴミ出しの様子』
写真1   『ピッツバーグ市内のゴミ出しの様子』
 大多数の児童が「自分の家の前に出している」など、ゴミ出しの指定場所といったものがないことには気付いた。しかし「ゴミ袋がち がう」というように、ゴミの分別につながる発見をした児童はわずかであった。そこで、「ゴミ袋の色がちがうけどなぜだろう」と問い、日本と同じように分別収集を行っていることに気付かせた。そして、リサイクル用のブルーの袋(詳細は、本研究第1集川村研究P93参照)を提示し、ピッツバーグ市内の各家庭の分別方法について説明を行った。その上で、この袋の中には「生ゴミ」が入っていないことを説明し「生ゴミ」がアメリカに於いては「特別な方法」で処理されていることを付け加え、児童に次のように問いかけた。
 アメリカでは「特別な方法」で生ゴミを処分しています。この「生ゴミ」を処分する時の「特別な方法」とは何かを、考えなさい。
 
写真2 Garbage Disposer
写真2   Garbage Disposer
 児童には班になって、集団で思考させた。しかし、多くの班が「特別な方法」が思い当たらず苦慮した。そんな中、「押しつぶして 粉々にする」という方法と、「みじん切りにする」という2つの案が出された。この2つの意見を板書しつつ、「粉々にした後」及び「みじん切りにした後」について全体に問いかけたが、下水道の存在と下水処理施設を予感させるような予想 は出されなかった。そこで先ず、ガーベッジ・ディスポーザー(Garbage Disposer)の3枚の写真を提示して、(写真2参照)機械自体の仕組みと、汚水と一緒に「生ゴミ」を流し込むといった機械の使用法を説明した。その後、「アメリカではディスポーザーを使っていますが日本では使えません」という事実を紹介した。すると期せずして児童から「川が汚れるからではないか」という、つぶやきが漏れた。児童は1学期の「ゴミ」の学習で、下水処理場の見学を行っていた。更に今日、校区内の至る所で下水道の敷設工事が行われ、その下水道が各家庭から流れ出た汚水を下水処理場に届ける道筋であるという事実も学習していた。そこで、アメリカの下水普及率が71%、かたや日本のそれが47%であるといった数値を上げつつ、日本では下水処理施設が完備していないが故に利用できないことを説明した。このガーベッジ・ディスポーザーの学習の後、児童に次のことを問いかけた。
 この「生ゴミ」を細かくして流してしまうという「アメリカ式」について、どんな感想を持ちますか。
  この問いかけに対して、大多数の児童が
すごくべんりでいいなあと思いました。日本にもあればいいのになあ。
日本にもディスポーザーがあったら、少しはゴミが減る。
 と、日本の「生ゴミ」処理との比較においてその「便利性」に注目して感想を寄せている。
  その他の感想・意見としては
アメリカは日本よりすごいことをやっていて、すごいと思った。たとえば、下水処理場やガーベッジ・ディスポーザーは日本ではまだ使えないのに、アメリカでは使えてすごいと思った。
等、アメリカの「先進性」に注目した意見も数多くあった。この「先進性」をある子は、
日本とちがって科学がすすんでいるなぁーと思いました。
と、「科学」と言う言葉を使って表現した。  言葉の厳密性の問題は残るにせよ、児童が本実践に於いて、ガーベッジ・ディスポーザーという教材を通して、アメリカ文化の中に「便利性」と「先進性」という「思想」を感じ取ったことは事実であろう。その他、
ディスポーザーを初めて見て、すごい仕組みになっているなーと思いました。
といった機械に対する感想、或いは
アメリカには下水道があるから川が汚れなくてすむんだな。早く下水道が整備されるといいな。
ガーベッジ・ディスポーザーの汚い水を流してもきれいになるなんて、ビックリした。
日本では「ディスポーザー」が使えなくて少し残念。でも川が汚れてしまうからしょうがない。
といった、日米の下水道事情を比較した上での感想も数多く出された。
第2時間目 『地下はリサイクル工場!巨大ショッピングモールの様子』
約5分間の休憩を採った後、本授業を行った。
導入  絵図及び写真を示しながら、本時の教材であるMall of Americaについて、以下の情報を与えた。   広さの数値を提示しながら、地元の巨大スーパーの10倍の面積を持つこと。一週間のおよその来客数。4つのデパートの他、小さなお店、レストラン、ファーストフードや大人がお酒を飲むお店があること。更に、ジェットコースターを含む数多くの遊具を有する遊園地が、建物の中心に有ること、等。その上で学習プリント(資料2、参照)を使って授業を進めた。
資料2 学習プリント2
資料2   学習プリント2
展開  一月に約800tのゴミが出ることを知らせ、そのゴミ の中身を予想させた。Mall of Americaがゴミを7種に分別し、その後それぞれがどのように処理され、また再利用されているか考える上での道筋を与えたかったからである。児童からは、ビニール・紙・カン・ペットボトル等12種類のゴミが出された。  この12種類を学習プリント右側の表にまとめながら、Mall of Americaが7種に分類していることを押さえた。その上で、それぞれがどのように処理され、また再利用されているかを、品目ごとに押さえていった。説明の前に必ず児童に予想をさせた。
  140万ドルの圧縮機(写真4参照)を使って、生ゴミ等を10分の1にし、水分を取り除いた上で処理している学習では、写真を拡大カラーコピーした物を提示しつつ授業を進めた。
 このようにして、出されるゴミの半分以上が、何らかの形で再・別利用されている事を学習した。
写真3 地下に集められた生ゴミ
写真3   地下に集められた生ゴミ

写真4 圧縮機に生ゴミが入れられるところ
写真4   圧縮機に生ゴミが入れられるところ



5.授業実践を終えて


写真5 1時間目の授業の様子
写真5   1時間目の授業の様子
 国際理解、或いは異文化理解を授業において行う場合、児童は「比較」という思考操作をもって対象を捉えようとする。故に、ゴミないしはゴミ処理と言った、身近な物ないしは既習の内容を媒介とした学習が有効である。
 本実践は、「アメリカの環境思想」をテーマに授業実践を試みた。 前にも記したが、「思想」というテーマの難しさ、飛び込み授業という条件の中で、どれだけテーマに迫れたかは、はなはだ心許ない。しかしながら、有益な調査活動及び資料が得られたことは間違いない。いずれの日にか、再度授業化を試みたいと考えている。最後になったが、授業化に力添えを頂いた保坂忠文校長先生を初めとする竜王北小学校の先生方及び4年3組担任の志村泉先生並びに児童のみなさんに心から感謝を申し上げたい。