社会系教育実践コースとは

高度な学術的専門性を身に着けた
「得意分野のある教員」を養成

 社会系教育実践コースは、地理学(人文地理・自然地理)、歴史学(日本史・世界史)、宗教学、法学、経済学、社会学、社会科教育学(地理教育・歴史教育・公民教育)の諸領域を専攻する集団指導体制。

 上越教育大学大学院社会系教育実践コースでは、地理学(自然地理・人文地理)、歴史学(日本史・世界史)、公民(法律学・経済学・宗教学など)、社会科教育学(地理教育・歴史教育・公民教育)の分野を学びながら、専門的な修士論文執筆指導を受けることで、幅広く、かつ高度な学術的専門性を身に着けた「得意分野のある教員」を養成します。
 修了までに4回以上の修士論文構想・中間報告会を課し、所属ゼミの指導教員以外の所属教員からも専門的指導を受けることで、学術的専門性の高い修士論文執筆を徹底指導します。

 上越教育大学大学院は、東日本(中部・東海・関東・甲信越・東北・北海道)でただ一つの教育系新構想大学院です。本大学院は、全国の教育委員会から派遣された現職の教員と、様々な学部から進学した大学院生が共に切磋琢磨し、協働しながら研究している極めてユニークな教育機関です。

 社会系教育実践コースでは、社会科学・人文科学の専門領域だけでなく、教育現場の現代的なニーズに応え、国際理解教育、異文化理解教育、環境教育、開発教育、情報教育、総合的な学習に関する研究も積極的に指導する体制する構築しています。

 また、全学的な教員養成プロモート体制として、教員免許取得プログラム(教員養成系以外の学部を卒業した学生・社会人が、大学院2年分の授業料で3年間在籍し、その間に大学院で修士学位(学校教育学)を取得するともに学部で開講されている教員職員免許科目を履修することで小学校・中学校(社会)・高等学校(地理歴史・公民)の教育職員免許状・専修免許状を取得することができる履修プログラム)が用意されています。また教員免許取得プログラム以外に、大学院に在籍しながら、学部の教育職員免許状取得に必要な科目を無償で履修することもできます。

 大学では、大学院生も学部学生と同じように上越市・近隣地域の小学校・中学校・養護学校などでの教育実習をコーディネイトしております。また教育職員の採用試験対策のための各種講座・支援体制も充実しています。

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