
国語(書写を含む。)
Japanese (including Calligraphy)
科目番号 |
1201 |
学期 |
前期 |
曜日・時限 |
金・1/ |
標準履修学年 |
学部1年 |
単位 |
L2 |
履修方法 |
必修 |
専攻・コース |
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教室 |
講202・講102 |
科目区分 |
ブリッジ科目
ブリッジ科目T
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担当教官 |
有澤 俊太郎・野村 眞木夫・下西 善三郎・高本 條治・小埜 裕二・押木 秀樹・中里 理子・渡部 洋一郎 |
備考 |
オフィス・アワー(会議・出張時は除く)
有澤 俊太郎(木15:30〜16:30)・野村 眞木夫・下西 善三郎(金12:00〜13:30)・高本 條治・小埜 裕二・押木 秀樹(火18:00〜19:00)・中里 理子(火10:20〜11:50)・渡部 洋一郎(月10:20〜11:50,木14:40〜16:10) |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
国語学・国文学・書写書道・国語科教育学に領域を分割し,各領域で想定される問題点
の確認と一定の能力の習得を目的とする。国語学では,語彙・文法・解釈・文章・談話に
関し具体的な現象を理解させる。国文学では,古典・近代文学作品を読解するための基礎
的な方法と歴史・社会的な事象との関連性の理解を求める。国語科教育では,文学教育の
理論と実践,子供の実態をふまえた授業のありかたについて問題意識を呼び起こし,国語
のコミュニケーション能力を再認識させる。書写は,書写の基礎知識(筆順・字形など)を
踏まえるとともに、日常生活のための書字能力の向上を中心とした学習/指導方法を提示
する。
履修条件・注意事項
・クラスA・Bに属する学生は、授業開始日に<講102教室>に集合すること。
・クラスC・Dに属する学生は、授業開始日に<講202教室>に集合すること。
授業計画・内容
1: 日本語の語彙,特に類意表現の意味記述を中心に
2: 言語表現の解釈可能性と解釈優先度およびその記録形式
3: 日本語の「コソア」による指示体系とコミュニケーションにおける縄張り
4: 古典の本文(写本,版本,異本のことなど)および万葉仮名,変体仮名について
5: 古典から近代文学へ(芥川,漱石と古典文学)
6: 近代文学の主題と表現について
7: 国語科教育の現状の把握,高等学校の国語科教育との関連を中心に
8: 文学的文章教材の分析とその指導
9: 教師の意識と授業の展開
10:書写の内容を考える −書き初めのための書写ではないはず−
11:書写の授業を考える −個性を生かしつつ日常生活に−
12:書写のための基礎知識 −筆順,字形と字体・書体−
13:ひらがなの形と筆使い(実技を含む)
14:楷書の基本点画と字形の基礎(実技を含む)
15:楷書の字形(単体・部分からなる字)(実技を含む)
成績評価の方法
担当者ごとに指示する。
教科書・参考書
教室で指示する。