教育情報概論
Basic for Information Communication and Technology Education
科目番号 |
1154 |
学期 |
前期 |
曜日・時限 |
月・5/ |
標準履修学年 |
学部1年 |
単位 |
L1 |
履修方法 |
必修 |
専攻・コース |
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教室 |
講301 |
科目区分 |
相互コミュニケーション科目
情報
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担当教員 |
南部 昌敏・井上 久祥・石川 真 |
備考 |
平成17年度以降入学者 |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
情報化社会の進展によって、学校教育においても情報化が様々な場面で進んできている。
本授業はこれから教育と情報とのかかわりを学んでいくうえでの最初の入り口にあたる。
本授業では、「情報教育」および「教育の情報化」の基本的な考え方を学ぶ。本授業の
目標は、学校教育で求められている情報に関わる教師の力量、子どもに求められている能力
について理解することである。
また、近年学校現場においても情報の影の部分が大きな問題となってきている。そこで
特に学校や家庭での「情報モラル」の指導の実際についても学ぶ事とする。学校や家庭に
おける情報の影の部分についての問題事例とその対処法を知ることを目標とする。
履修条件・注意事項
授業では、出席について特に重視する。これは第1に、提示する課題を正確に理解し、取組む
ためである。第2に、課題解決についての相互発表の場(授業時に設ける)に自ら参加し学習
効果をより深いものとするためである。
授業計画・内容
1.ガイダンス 4月25日(注:新入生合宿研修のため18日より25日へ変更しました)
・「新・情報教育に関する手引」の紹介
・本授業の進め方の説明
2.情報教育
・情報教育の目標、内容、評価方法
・学校現場での情報教育の実践事例
3.教育の情報化
・教育で利用されている情報通信機器(IT:Information Technology)
・学校現場でのIT活用の実際
4.情報モラル
・情報モラルの領域
・学校や家庭で実際に起きている情報モラルに関する問題事例
※授業は「自ら学び、自ら考える」ことを重視する。授業では、上記の内容に
沿った課題を課し、情報手段の活用によって解決していく形態を中心に進め
る。情報提示-受容型の受身の授業ではないことを理解し、積極的に参加する
ことを期待している。
成績評価の方法
出席とその際の授業への取組み、および、提出物(レポート等)の完成度から総合的に成績の
評価を行う。
教科書・参考書
新・情報教育に関する手引