情報メディアの活用
Practical use of information media
科目番号 |
3908 |
学期 |
前期 |
曜日・時限 |
集中/ |
標準履修学年 |
学部3年 |
単位 |
L2 |
履修方法 |
自由 |
専攻・コース |
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教室 |
講301 |
科目区分 |
専門科目
専門科目
自由科目
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担当教員 |
非常勤講師 波多野 和彦 |
備考 |
8/9〜10,9/1〜2 |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
授業概要:
高度情報通信社会の進展に伴い,家庭・社会への情報メディアが急速な勢いで普及・
浸透をしている。学校についても同様であり,学校における学習情報環境は,学校図書
館を中心として学習情報センターとして整備され,児童生徒は,多様なメディアを各自
の問題解決に選択・活用することを,図書館司書教諭を中心として支援することが求め
られている。本講義は,そのような力量を育成するために設定した。
目標:
(1)学校図書館における多様なメディアの活用の必要性,ならびに,その現状と問題
点について理解を図る。
(2)各種メディアの特性と教育的機能及びそれぞれの操作方法・利用技術に関する知
識理解と実践的活用能力の育成を図る。
(3)学校における学習センター・情報センターとしての学校図書館を活用できる学習
環境の整備とそのあり方の理解、及び生涯学習の視点にたった学習支援環境とし
ての学校図書館の役割に関する理解を図る。
履修条件・注意事項
隔年開講。
授業計画・内容
(1)高度情報通信社会の進展と情報メディア環境の変化:社会の情報化に伴う情報
メディア環境の変化について論ずる。
(2)情報メディアの分類と選択:情報メディアを類型化と選択の基準について論ずる。
(3)情報メディアと教育1:言葉・文字メディアの特性と機能について論ずる。
(4)情報メディアと教育2:映像音響放送メディアの特性と機能について論ずる。
(5)情報メディアと教育3:マルチメディア・ネットワークの特性と機能について
論ずる。
(6)情報メディアと学習1:情報の検索閲覧と選択収集について論ずる。
(7)情報メディアと学習2:情報の制作と創造表現について論ずる。
(8)情報メディアと学習3:情報の発信と伝達交流について論ずる。
(9)メディア教育とメディアリテラシー:メディアリテラシーの枠組とメディア教育
の内容・方法を論ずる。
(10)情報メディアセンターとしての学校図書館の役割、及びその設計と管理運営に
ついて論ずる。
(11)学校図書館を活用した各教科の学習指導、及び総合的学習指導の設計と実施評価
について論ずる。
(12)社会教育施設の情報化と学校教育における活用、及び生涯学習におけるメディア
活用について論ずる。
(13)情報アクセスの課題1:情報の使い手・作り手・送り手としてのメディア活用に
おける知的財産権、及び情報モラルについて論ずる。
成績評価の方法
毎回、演習内容に関する演習を行い、レポートを課す。
教科書・参考書