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第7回被災地ボランティア1泊2日バスツアー(12月21日出発)の様子を掲載しました。

2014年01月09日

第7回被災地ボランティア1泊2日バスツアー(12月21日出発)の様子

これまで6回にわたり実施してきた被災地ボランティア日帰りバスツアーですが,高速貸切バスに関する安全基準の改正(平成25年8月)により,今回から1泊2日のツアーを行うこととなりました。今回のツアーには,24人(学部生11人,大学院生3人,教職員5人,一般参加者5人)の参加がありました。

12月21日(土)8時過ぎに大学を出発して15時ごろ宮城県石巻市に到着,石巻市立大川小学校を視察しました。8月の第6回ボランティアツアーでも訪れた大川小学校ですが,初めて参加した人は津波のすさまじさを物語る校舎に息をのみ,全員が犠牲者の冥福を祈りました。

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仙台市内に宿泊し,明けて22日(日)の午前中は2011年からこれまでボランティア活動を続けている仙台市若林区荒浜地区で整地と水仙球根の植栽を行いました。植栽をしようと土を掘ると,まだアスファルト片や石,ガラスといった小さなガレキが沢山出てきました。まずはそれらを取り除き,それから土を耕して畝を作り,約200個の球根を植えることができました。気温は低く,時おり冷たい雨の降る中での作業でしたが,身体を動かしていると寒さは感じませんでした。

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作業終了後,荒浜地区の海岸にある東日本大震災慰霊之塔まで歩き,犠牲者のご冥福を祈りました。参加者のひとりは,海岸沿いの広い地域がすっかり何もない状態であることに衝撃を受けたと語っていました。

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午後には,仙台市宮城野区内の仮設住宅を訪れ,被災者の方にお話を伺いました。また,その日に行われていたクリスマス会のイベントのひとつである,スポーツチャンバラに参加しました。仮設住宅の皆さんも,ボランティア参加者も,老若男女みんな声を上げ,プラスチック刀をふるい,走り回って汗をかきました。最初は遠慮がちだった子どもたちも,回を重ねるごとに打ち解け,休憩の際には参加者とおしゃべりをして笑いあっていました。あっという間に時間がたち,仮設住宅を去るときには,皆さんが手を振って見送って下さいました。

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その後,帰路につき,21時30分ごろ,大学に帰着しました。

今回のボランティアツアーでは,仙台市社会福祉協議会様に受入のコーディネートや当日の案内,作業まで大変お世話になり,ありがとうございました。またツアーを企画いただきましたJTB関東法人営業上越支店の皆様,催行にご協力いただきました上越教育大学振興協力会様にも感謝申し上げます。


このページは上越教育大学/学校実習推進室が管理しています。(最終更新:2019年03月14日)

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