H27年度 上越教育大学 学校教育研究科 大学院案内
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16Graduate School of Education>Master's Program>School Education学校臨床研究コース最近の学位(修士)論文題目●フランスの小学校におけるフランス語学力向上策の特色と課題 -サルコジ政権期における「共通基礎知識技能」、「学習指導要領」、「全国学力テスト」の関係に着目した学習支援-●「道徳の時間」の「補充、深化、統合」に関する研究 -小学校教師の意識に着目して-●「暴力による指導」問題の発生要因と構造的把握 -「感情」からのアプローチと「ゲーム理論」の応用-●非行を繰り返す青少年に対する社会的・職業的自立にむけた支援の研究 -問題を抱える青少年のための継続的な活動の場(居場所)づくり事業等について-●学級生活における「さん」付け呼称の受け止め方と使用に関する研究 -A県B市立C小学校の学級への関わりを通して-●「地方」における児童虐待の言説に関する研究 -児童相談所職員へのインタビュー調査を通して-●学校における「他者とのかかわり」が教師の力量形成に与える影響に関する研究 -教師、生徒からのソーシャル・サポートの可能性に着目して-●中学校教師における自律的ふるまいにみる協働の可能性 -生徒指導上の対応をめぐる学年部職員のエスノグラフィーから-●大学生の理想自己と現実自己の不一致が職業観に与える影響について -教職志望大学生の期待価値に着目して-●日本と中国の道徳教育に関する比較研究●中国の小学校における教師のアイデンティティに関する研究 -保護者からの期待や要求の高まりを背景とする学校の変化に着目して-●高等専門学校のカリキュラムに関する研究 -学生の進路選択に係る意識の”揺らぎ”に着目して-●教員・保護者・地域の教育における責任に関する研究●中学校体育における柔道の指導に関する研究 ―指導上の課題に対する教師の意識に着目して―●職人の技能継承に関する研究 -職業教育訓練機関の指導員へのインタビュー調査を通して-●いじめ加害対応における学校と学外機関との連携に関する研究 -教師の認識に着目して-●青年期前期における友人関係と思いやりの関連●多文化共生社会における「包摂」の限界と「許容」の可能性●高等学校普通科における進路指導の充実に関する研究 -キャリア学習プログラムカタリ場を通して-●大学院に進学した大卒離職者の職業選択プロセス -教育系大学院に在籍する学生へのインタビュー調査を通じて-●言語コミュニケーションの苦手な児童生徒への具体的配慮に関する一研究 -構成的グループ・エンカウンターの実践場面を通して-●学校の教育活動への保護者の参加・協力に関する研究 -中学校の保護者への意識調査を通して-●Philosophy for Childrenを取り入れた道徳授業の理論と実践●青年の友人関係を巡る学術的な言説形成についての哲学的考察 -演技的交友の問題化への疑義-取得することができる教員免許状●下記の学校種(免許教科)の各一種免許状のある方 幼稚園教諭専修免許状 小学校教諭専修免許状 中学校教諭専修免許状(国語,社会,数学,理科,音楽,美術,保健体育,保健, 技術,家庭,職業,職業指導,英語,ドイツ語,フランス語,宗教) 高等学校教諭専修免許状(国語,地理歴史,公民,数学,理科,音楽,美術,工芸, 書道,保健体育,保健,看護,家庭,情報,農業,工業,商業,水産,福祉, 商船,職業指導,英語,ドイツ語,フランス語,宗教) 中学校に約20年勤務しています。私たち現職教員は日々の生徒との触れ合いの中で奮闘しています。しかしその中で忙殺される部分もあります。大学院での時間は,今までの実践を振り返り,これからの教育を考える良い機会になりました。大学院での講義では,「その先の指導」としての実践の方向性や,今後の教師としての多くの視座を得ることができました。また,大学院の先生方,他の地域の現職教員,若い教師を目指す大学院生達と共に学んでいる中で,日々多くの刺激を受け新鮮な気持ちで学ぶことができました。2年間の大学院での学びを,今後の教師生活に生かす事はもとより,自分の研究の第一歩として,今後も学び続けていきたいと思っています。平成25年度修了生 小池 秀明(群馬県公立中学校教諭)oiceV
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