H27年度 上越教育大学 学校教育研究科 大学院案内
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28Graduate School of Education>Master's Program>Specialized Subject Fields of Education言語系コース最近の学位(修士)論文題目●文章命題と内容相互の関係把握による評論文読解 -俯瞰的視点を用いた教材文読解のあり方-●漢字の習得における書字練習の効果について ●芥川龍之介『河童』における社会批判の意義●中学校における意見文の創構指導の研究 -大西道雄の指導理論を中心にして-●「質問-応答」場面における対話能力の育成 -質問の機能と効果に着目した学習モデルの構想-●太宰治『人間失格』における「笑い」に関する研究 ●江國香織の文体研究 -『号泣する準備はできていた』の時間表現を中心に-●芥川文学における運命 -「運命は性格の中にある」をめぐって-※過去の学位論文リストについては,本学ホームページ(附属図書館→データベース検索)でご覧いただけます。取得することができる教員免許状●下記の学校種(免許教科)の各一種免許状のある方  幼稚園教諭専修免許状  小学校教諭専修免許状  中学校教諭専修免許状(国語)  高等学校教諭専修免許状(国語)●上記以外の教科の中学校・高等学校教諭の各一種免許状のある方  修士課程の他コース(科目群)の当該免許状に関わる授業の単位を   修得することによって各専修免許状の取得が可能です。■准教授 迎  勝彦(むかえ かつひこ) 025-521-3325 mukae  国語科教育を担当。話しことば教育研究, 授業研究を専門領域とし, 主として「話し合い」活動を対象とした研究を行っている。教室における談話の構造および聴解過程の解明を中心テーマとし, 学習者に応じた指導法の考案,教材の開発について考察を進めている。■講 師 白岩 広行(しらいわ ひろゆき) 025-521-3327 shiraiwa 国語学,主として日本語の変種研究の分野を担当。方言や海外の日本語に目を向け,「多様性」をキーワードにした記述研究を展開する。「福島方言の文末イントネーション」(『日本語文法』11-1),「ボリビアの沖縄系移民社会における日本語の実態」(『日本語学』29-6,工藤真由美と共著)他。■准教授 渡部 洋一郎(わたなべ よういちろう) 025-521-3324 wyouichi 国語科教育, 主として国語教育史, 教師の意思決定研究の分野を担当。大正期の作文教授理論を中心とした指導過程の比較研究, 及び授業における教師の即時的な判断について, 特に予想外の応答場面を中心に児童との相互作用的観点からそれらを分析することを専門領域とする。電子メール:氏名の横のアルファベット表記 @ juen.ac.jp 他大学の人文学部から入学した私は,教員免許を持っていたものの,入学当初は,国語教育や教育一般の知識は乏しいものでした。しかし,先生方の熱心でわかりやすい指導により,多くの知識を得ることができました。国語コースには,4つの分野があるため,自身の興味関心に合った研究を進めることができ,授業では,自分の研究分野以外についても多くを学ぶことができます。また,院生室や図書館,就職支援室など,自学習を進めるには快適な環境が整っているため,日夜問わず勉学に励むことができます。現職の教員や社会人経験者,留学生など様々な経歴を持つ仲間と共に過ごした日々は勉強になることが多く,大きな財産となりました。国語を学びたい方は是非国語コースへお越しください。平成25年度修了生 春日 孝洋(富山県公立中学校・高等学校教諭採用)oiceV

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