♪第13回西関東吹奏楽コンクール♪

 8月5日の吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、新潟県代表に選出されました。それから2週間程度のお盆休みを経て、西関東コンクールに向けて精一杯練習を重ねていきました。3年ぶりのコンクール出場となった集大成は、西関東コンクールで無事発揮できたのでしょうか?

前日まで
 8月5日に県大会を終え、すぐに新潟県内大学の交歓会に参加しました。コンクールで演奏する2曲を演奏しましたが、人数がなかなか参加できず、コンクールくらいの出来とは正直言えない状況でした。
 2週間ほどのお盆休みを経て、すぐに練習再開。最初は学びのひろばの活動が迫っていたこともあり、なかなか人数が集まりませんでした。しかし時間がない中で、誰もが一生懸命練習していました。10時練が毎日続いても、更に残って楽器を吹く人も非常に多く、コンクールに対する意気込みがひしひしと伝わってきました。

当日
 当日は午前中から動き出しました。まずは講堂に集合して、一回合奏。満足といえる状況ではありませんでしたが、集中力自体はこれまでのなかでダントツによいものでした。今までずっと指揮者に言われてきた「音が飛ばない」という課題も、当日になって少し改善されたように思われました。
 そして楽器を積み込み、いよいよ会場の群馬県民会館に出発!バスの中ではとても楽しく過ごせました。(あまりにもの疲れの蓄積具合に、団員のテンションは少し異常でした。笑)
 群馬県民会館には予定より少し早めに到着。中学校A組の演奏を聞きました。さすが西関東コンクールということもあり、レベルの高い演奏に団員一同が圧倒されました。
 ところがここで大変なアクシデントが発生!なんと楽器を積んだトラックが積み下ろしの時間になっても到着しなかったのです。積み下ろしの時間は刻一刻と過ぎていきますが、一向にトラックが到着する見込みがつきません。私たちの次の団体の方々に先に搬入していただき、私たちはひたすらトラックの到着を待つこととなりました。
 予定時刻を大幅に過ぎてトラックが到着。そこからたった3分で(よく動けたものだなぁ…。)楽器を積み下ろし、急いでチューニング室へ。普段の倍以上のスピードで楽器を組み立て、団員全員がフルで動いていると、あっという間に本番になりました。
 気持ちが落ち着かないまま舞台上に立った団員の顔からは、余裕が消えかけていました。しかしふと会場に目をやると、ホールの席を満たすとても多くのお客さんの数が…。私たちがコンクールに向けて立てた目標、「自分達の演奏をどこまで高められるか」を試すときがいよいよやってきました。
 そこからの12分間は、本当にあっという間でした。一人ひとりが満足できる演奏だったかは、もちろんここによって差がありました。しかし、これまで演奏してきた「ピッコロマーチ」と「モアイ」の中では、一番良い演奏だったことには違いありません。結果は「銅賞」という残念な結果でしたが、この夏の経験を通して、出せる限りの力は出しました。この経験を無駄にせず、定期演奏会はさらに一歩進んだ演奏が出来るように、頑張っていきたいと思います。

2007.10.09 記録

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