3 管理運営組織等
 
(11) 学生支援室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
 学生支援室は,学生の修学,就職及び生活に関する支援の企画立案を行うことを目的として本学に設置され,副学長を室長とし,学長が指名した5人の教員及び事務系職員等計6人で構成している。
A 運営・活動の状況
 平成17年度においては,学生支援に係る現状の問題等として,昨年度からの継続課題である@学生への情報提供等のあり方について,A学生の精神衛生相談の充実について等を室長主導により担当課・室等で検討・実施した。
 @学生への情報提供等については,就職支援室で教員採用試験に関わる情報をメールで配信するシステムを構築し,本年度末には新学部4年次・大学院2年次計107名,新学部3年次・大学院1年次計85名が登録した。これにより,教職講座の開催通知,教員採用試験募集要項到着情報,その他各種情報の提供に活用した。また,教育支援課では,Web掲示板による各種情報の提供により,学生が時間的・場所的制約なく閲覧し,休講等をメールにより通知を行うことができる学務部事務システムを本年度末に導入した。
 A学生の精神衛生相談の充実については,保健管理センターにおいて,新入生対象にUPI検査を実施し,面談が必要な学生に対し,カウンセラーが面談を実施した。また,女性学外カウンセラーによる精神衛生相談日を増やし,専任の精神科医を採用することにより精神衛生相談体制の整備・充実を図った。
B 今後の検討課題等
 本年度導入された学務部事務システムにより,学生がWeb登録することにより情報提出のペーパーレス化を図り,履修登録のWeb登録により重複等の登録エラーが減少され,履修状況のWeb上での参照・Web上での成績確認による履修計画の早期の見直し等を行うことがメリットとして見込まれる。学生支援の一層の充実に活用していくためには,本システムの早期の本稼働を図る必要がある。
 また,教務委員会,学生委員会,就職委員会及び関係各課・室と学生支援室との所掌事項の見直しを検討する必要がある。