3 管理運営組織等
 
(31)研究費不正使用防止計画推進室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
研究費不正使用防止計画推進室は,本法人における研究費の不正使用の防止対策を推進することを目的として,国立大学法人上越教育大学研究費不正使用防止規程(平成19年規程第30号)第7条の規定に基づき,同規程第4条に定める最高管理責任者である学長の下に置かれる機関である。
イ 組織の構成及び構成員等
研究費不正使用防止計画推進室は,次に掲げる者をもって組織し,室長は統括管理責任者をもって充てる。
統括管理責任者(理事(総務・財務・施設担当)),総務部長,学務部長,総務部財務課長,学務部教育支援課長,学務部研究連携室長,その他最高管理責任者が指名した者若干名
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成22年11月11日(木) 第1回研究費不正使用防止計画推進室会議
イ 審議された主な事項
・ 平成22年度研究費不正使用防止推進実施計画
・ 研究費の使用に関する教職員意識調査アンケートの実施
・ 謝金実施手続きの整理
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
・ 教職員を対象にした科学研究費補助金説明会において,他大学における不正使用の具体的事例を基に不正使用防止に関する説明を行った。
・ 研究費不正使用防止に関する施策の教職員への浸透度を調査することにより今後の不正使用防止計画策定の参考にするため研究費の使用に関する教職員意識調査アンケートを実施した。また,アンケート結果を踏まえた対応策を立案するとともに,その内容を教職員に周知した。
B 優れた点及び今後の検討課題等
平成22年度は研究費の使用に関する教職員意識調査アンケートの実施結果及び教職員から寄せられた要望・意見を踏まえて謝金実施手続きの整理,全教職員を対象にした会計ルールハンドブックの作成及び不正使用の事例等の情報提供を実施した。
今後の検討課題としては,教職員の意識の向上が図られるように研究費不正使用防止計画(平成22年学長裁定)を中長期的な対策が盛り込まれた計画内容に見直しを行うとともに計画が実効性のあるものとするためにPDCAサイクルを継続的に循環させる体制を整備することがあげられる。