3 管理運営組織等
 
(13)研究推進支援室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
研究推進支援室は,本学の教員に係る研究の推進支援等を行うことを目的として,平成22年5月12日開催の第95回教育研究評議会で設置が承認された。
本推進室の主な役割は,@)教員個人の研究推進に関しての何らかの悩みや障害がある場合,各方面の協力のもとにこれを解決し,より一層の研究の整備・改善を行うこと。A)研究を推進・支援(開発)するための方策を模索し,組織的に行うものと,教員個人レベルで進めるものについて推進すること。である。
イ 組織の構成及び構成員等
本推進室は,室長(学長が指名した教授),室員(学長が指名した者(研究担当の副学長を含む。))及び総合助言者(学長が指名した教授)により構成されている。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成23年度においては,研究推進支援室会議を3回開催した。
イ 審議された主な事項
@) 科学研究費補助金申請率向上の方策等
A) 研究推進支援の方策等
B) 研究推進上の相談状況
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
研究推進支援室の設置・相談に応じる室員の連絡先等について教員に周知し,利用を促した。
また,科学研究費補助金申請率向上のため,教員のこれまでの応募・採択状況を把握・分析し,室員が個別に働きかけを行い,平成21年度に比し中期目標期間中に申請件数20%増を達成することができた。
B 優れた点及び今後の検討課題等
研究連携室で策定した「研究支援に係る方策について(平成23年1月13日付学長への要望事項)」により,サバティカル制度の拡充を目的として,3月間の短期サバティカルが平成24年度から導入されることとなった。
これ以外にも,今後は,具体的に対応するため関係組織等と調整が図られ,可能な事項から解決に向けて対応がなされていくこととなる。