3 管理運営組織等
 
(34)研究費不正使用防止計画推進室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
研究費不正使用防止計画推進室は,本法人における研究費の不正使用の防止対策を推進することを目的として,国立大学法人上越教育大学研究費不正使用防止規程(平成19年規程第30号)第7条の規定に基づき,同規程第4条に定める最高管理責任者である学長の下に置かれる機関である。
イ 組織の構成及び構成員等
研究費不正使用防止計画推進室は,次に掲げる者をもって組織し,室長は統括管理責任者をもって充てる。
統括管理責任者(理事(総務・財務・施設担当)),総務部長,学務部長,総務部財務課長,学務部教育支援課長,学務部研究連携室長,その他最高管理責任者が指名した者若干名
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成23年11月24日(木) 第1回研究費不正使用防止計画推進室会議
イ 審議された主な事項
・ 研究費の使用に関するアンケート調査の実施
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
・ 研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドラインに関する自己評価を実施するとともに,文部科学省の現地調査(平成23年7月21日)に対応した。
・ 学内教職員を対象に研究費使用に関する調査を実施した。
・ 内部監査室と連携した取組として,科学研究費補助金に係る監査を実施した。
・ 教職員を対象に外郭団体からの研究助成金の受入れ方法について,定期的に周知を図った。
また,教職員を対象にした科学研究費補助金説明会において,他大学における不正使用の具体的事例を基に不正使用防止に関する説明を行った。
・ 会計ルールハンドブックの改訂を行った。
B 優れた点及び今後の検討課題等
関東地区における研究費不正使用を踏まえ,学内教職員を対象に研究費使用に関する調査を実施するとともに,外部資金の受入方法及び研究費の適正な執行について周知徹底を図った。また,会計ルールハンドブックは,問い合わせの多い内容に関するQ&Aを掲載し改善を図った。