４　教育・研究組織等

　

（６）ファカルティ・ディベロップメント委員会

�@　設置の趣旨（目的）及び組織

ア　組織設置の趣旨（目的）

ファカルティ・ディベロップメント委員会は，上越教育大学における教育活動の質的向上と発展を期して，ファカルティ・ディベロップメント活動（以下「ＦＤ活動」という。）を実施することを目的としている。

イ　組織の構成及び構成員等

ファカルティ・ディベロップメント委員会は，ＦＤ担当の副学長，各学系及び専攻から選出された教授又は准教授（講師及び助教を含む。），学務部長で組織された計13人の構成とした。

また，本委員会の下に設置したファカルティ・ディベロップメント学部専門部会は，ファカルティ・ディベロップメント委員会委員の教授又は准教授（講師及び助教を含む。）10人及び教育支援課長の計11人の構成とし，ファカルティ・ディベロップメント大学院修士専門部会は，ファカルティ・ディベロップメント委員会委員の教授又は准教授（講師及び助教を含む。）９人及び教育支援課長の計10人の構成とし，ファカルティ・ディベロップメント大学院専門職学位課程専門部会は，ファカルティ・ディベロップメント委員会委員２人，教育実践高度化専攻から学長指名として教授又は准教授（講師及び助教を含む。）４人及び教育支援課長の計７人の構成とした。

�A　運営・活動の状況

ア　委員会等の開催状況

平成23年度は以下のとおり３回開催した。

第１回　平成23年６月27日（月）

第２回　平成23年12月21日（水）

第３回　平成24年３月26日（月）

イ　審議された主な事項

平成23年度の主な審議事項は，１）授業公開の実施，２）学生による授業評価の実施，３）平成22年度学生による授業評価報告書の作成，４）平成23年度ＦＤ研修会の実施等である。

ウ　重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等

ファカルティ・ディベロップメント委員会における審議に基づき，平成23年度は特に以下のことに重点的に取り組んだ。

１）　授業公開の実施

・　前期・後期それぞれ授業公開期間を定め、すべてのコースで大学院、学部を問わず１つ以上の授業の公開。

２）　平成22年度学生による授業評価報告書の作成及び公表

・　学内ポータルサイト「ファイル共有システム」で公表し，学生・教職員に結果をフィードバック。

３）　平成23年度学生による授業評価アンケートの実施及び同集計結果に基づく教員による自己評価の実施

・　前期・後期の２回実施。（対象：原則全授業科目，一部ゼミ科目等は除く）

４）　外部講師によるＦＤ講演会の実施

・　名古屋大学高等教育研究センター教授，演題「学生の学習活動の現状と支援方策」

�B　優れた点及び今後の検討課題等

平成23年度は，前述のとおり授業改善の取組みを実施しているが，本委員会では，学生による授業評価，教員の自己評価，授業公開等の改善及び活用方法の検討を行い，実施可能なものは速やかに反映し，問題点のあるものについては継続的に審議を行っている。

（平成23年度に改善した事項）

１）　学生の授業評価アンケートの改善

・　授業評価アンケートの文面修正。

・　アンケート対象科目の見直し。

（平成24年度の継続審議事項）

１）　学生による授業評価アンケートの配付方法の変更（ｗｅｂ化等）

２）　授業公開の工夫（実施日の固定化等）