4 教育・研究組織等
 
(9)研究活動の不正行為対策委員会
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的) 
研究活動の不正行為対策委員会は,不正行為への対応及び防止策を審議することを目的として設置された。
イ 組織の構成及び構成員等
学長が指名した副学長,学術研究委員会委員長,各学系から選出された教授各1人,学外有識者のうちから学長が指名した者,その他学長が指名した者若干人で構成されている。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況 
平成24年度は,5月に審議を1回行った。
イ 審議された主な事項 
平成24年度は,本学における不正行為にかかる申し立て等の事例はなかったため,審議事項は,研究活動における不正行為の防止についてであった。
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等 
学内教員に「上越教育大学の研究活動における行動規範及び不正行為への対応に関する規程」をあらためて通知するとともに,第141回教授会(平成24年4月25日開催)においても周知した。また,他機関等での不正行為事例を知らせることにより,引き続き,不正行為防止への注意喚起を行うとともに,大学院学生にも独立した研究者としての研究倫理が求められるため,研究不正行為により学位が取り消される場合もあることについて,指導教員から学生に対して注意を促すこととした。
B 優れた点及び今後の検討課題等
本学においてはこれまでのところ,不正行為にかかる申し立て等事例は無い。今後も定期的に注意喚起を行い,不正行為事例発生を未然に防ぐ必要がある。