3 管理運営組織等
 
(16) 学校ボランティア支援室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
学校ボランティア支援室は,就業力を有する「活力ある学生」を育成するため,学校教育学部に開設する授業科目「ボランティア体験」,「学校ボランティアA(学校支援体験)」及び「学校ボランティアB(学校支援体験)」(以下「ボランティア科目」という。)を履修する学生及びボランティア科目を担当する教員を支援することを目的に,平成23年4月に設置された。
イ 組織の構成及び構成員等
室長及び室員で組織する学校ボランティア支援室は,室長を学長の指名する教授,室員を学長が指名する教員,ボランティアコーディネーター及び教育支援課長等で組織し,室長の指名する室員を次長とし,平成25年度は13人で構成した。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成25年度においては,学校ボランティア支援室会議を教務委員会学校ボランティア運営部会との合同会議として,以下のとおり4回開催(第4回は書面審議)した。
・第1回 平成25年4月15日(月)
・第2回 平成25年9月17日(火)
・第3回 平成26年2月5日(水)
・第4回 平成26年2月14日(金)
イ 審議された主な事項
平成25年度の主な審議事項は,「ボランティア体験」・「学校ボランティアA(学校支援体験)」・「学校ボランティアB(学校支援体験)」に係る平成25年度実施計画及び履修状況,セミナー等の受講に伴う授業時間への振替,「進化するインターンシップ新潟フォーラム」の開催などである。
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
平成25年度後期から学部3年次の選択科目として新規開講した「学校ボランティアB(学校支援体験)」の実施に関わる確認事項や受付から実施までの具体的な流れについて役割分担を行い,遺漏無く対応した。
昨年度に引き続き,文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に係る取組の一環として「ICT支援ボランティア」,「インクルーシブ教育フォーラム」,「インクルーシブ教育セミナー」及び「進化するインターンシップ新潟フォーラム」の実施に,同プロジェクト企画委員会と連携協力して取り組んだ。
更に,学校ボランティア支援室機能の拡充を図るべく,本学公式ホームページに学校ボランティア支援室のページを新設し,学生の教育的なボランティア活動を求めている事業所と学生の双方に向け,本支援室の機能について紹介・周知した。
また,平成25年度の「ボランティア体験」・「学校ボランティアA(学校支援体験)」・「学校ボランティアB(学校支援体験)」履修状況について,学生と受入学校側双方の意見等を収集し,平成26年度における授業内容の一層の充実に資することを目的とした意見交換を行い共通理解を図った。
さらに,学生の被災地ボランティア団体である ABJ(Action By Juen)の2回にわたる被災地ボランティアバスツアーの催行を支援した。
B 優れた点及び今後の課題等
学生の被災地ボランティア団体ABJ(Action By Juen)が,一般財団法人学生サポートセンター主催の平成25年度学生ボランティア団体助成事業に採択され,平成26年1月27日(月),東京・青山の同財団で行われた表彰式において,表彰状を授与されるとともに,助成金の贈呈を受けた。
また,平成26年3月5日(水)に新潟市(メディアシップ:新潟日報社ビル)で開催された「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に係る「進化するインターンシップ新潟フォーラム」において,本学学生3人が「学校ボランティアA(学校支援体験)」の履修体験に基づいて,プレゼンテーションを行い好評を得た。