3 管理運営組織等
 
(24)大学改革委員会
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
大学改革委員会は,教育研究評議会の専門委員会として,学校教育学部及び大学院学校教育研究科における教育・研究の在り方に関し,改善・改革を図ることを目的として,平成18年2月に設置された。
イ 組織の構成及び構成員等
大学改革委員会は,理事(非常勤を除く。),学長が指名した副学長,学長が指名した教授又は准教授(講師及び助教を含む。),総合企画部長から組織されており,平成25年度は計17人の構成とした。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成25年度は以下のとおり11回開催した。
・第50回 平成25年4月17日(水)
・第51回 平成25年5月15日(水)
・第52回 平成25年6月12日(水)
・第53回 平成25年8月7日(水)
・第54回 平成54年9月11日(水)
・第55回 平成25年10月2日(水)
・第56回 平成25年11月13日(水)
・第57回 平成25年12月18日(水)
・第58回 平成26年1月15日(水)
・第59回 平成26年2月12日(水)
・第60回 平成26年3月13日(木)
イ 審議された主な事項
 平成25年度の主な審議事項は次のとおりであった。
@ 大学改革の方向性と諸課題
A 「教員就職率の向上」及び「大学院の定員充足」に向けた具体的な取組方策
B 教育職員免許取得プログラム運営上の諸課題に対する対応策
C 大学教員の学校現場における経験確保のための方策
D 「中央教育審議会」等における検討状況
ウ 重点的に取組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
@ 「国立大学大学改革プラン(平成25年11月公表)」及び「ミッションの再定義(平成25年12月公表)」等を踏まえた大学改革の方向性と諸課題に関して検討を重ねた。
A 今年度第1回の委員会において,学長から諮問のあった「教員就職率の向上」及び「大学院の定員充足」に向けた具体的な取組方策に関して検討を行い,それぞれ「現状の課題」,「改善に向けた取組方策」として取りまとめ,学長へ報告した。
B 教育職員免許取得プログラム運営上の諸課題に対する対応策について,専門的に検討を進めるため,本委員会の下にワーキンググループを設置し検討を行い,「現状と課題」及び「取組むべき課題や対応策」について報告書として取りまとめ,学長へ報告した。
C 「ミッションの再定義」で示された,「(学校現場で)指導経験のない大学教員に対しては、採用後に附属学校等における研修を実施するなどの取組を積極的に進める。」ための対応策について,専門的に検討を進めるため,本委員会の下にワーキンググループを設置し検討を進めることとした。
B 優れた点及び今後の検討課題等
@ 大学改革の方向性と諸課題に関して継続的に意見交換を行い,検討体制及び手順と想定される課題等について整理するとともに,本委員会の下に設置したワーキンググループを中心に,これら内容等を踏まえ継続して審議・検討を進めた。
A,B 「教員就職率の向上」,「大学院の定員充足」及び「教育職員免許取得プログラム運営上の諸課題に対する対応策」に関しては,学長が学内の関係組織に対して,本委員会における検討結果等を踏まえ,具体的な取組方策の検討と提案を指示した。
今後,本委員会においても,各組織からの提案内容等について,必要に応じて改めて検討を行う必要がある。
C 指導経験のない大学教員に対する研修などの取組ための対応策に関して,平成26年中の提案内容の取りまとめを目標に検討を進める。