3 管理運営組織等
 
(30)研究費不正使用防止計画推進室
@ 設置の趣旨(目的)及び組織
ア 組織設置の趣旨(目的)
研究費不正使用防止計画推進室は,本法人における研究費の不正使用の防止対策を推進することを目的として,国立大学法人上越教育大学研究費不正使用防止規程(平成19年規程第30号)第7条の規定に基づき,同規程第4条に定める最高管理責任者である学長の下に置かれる機関である。
イ 組織の構成及び構成員等
研究費不正使用防止計画推進室は,統括管理責任者(理事(総務・財務担当)),監査室長,財務課長,教育支援課長,研究連携室長,その他最高管理責任者が指名した者若干名をもって組織し,室長は統括管理責任者をもって充てている。
A 運営・活動の状況
ア 委員会等の開催状況
平成25年11月15日(金) 第1回研究費不正使用防止計画推進室会議
平成25年11月19日(火) 第2回研究費不正使用防止計画推進室会議(書面審議)
イ 審議された主な事項
・ 研究費の使用に関するアンケート調査の実施
ウ 重点的に取り組んだ課題や改善事項及び前年度の検討課題への取組状況等
・ 監査室と連携して研究機関における公的研究費の管理・監査体制の改善に取組み,同ガイドラインに関する自己評価ポイントを向上させた。
・ 外部資金の適正な受入及び研究費の適正な管理・執行について,教育研究評議会や教授会,新任職員研修会で周知するとともに,6月から定期的(毎月)にポータルサイトで注意喚起の通知を行った。
・ 会計ルールハンドブックを改定し,周知徹底を図った。
・ 学内ルール等の教職員への浸透度を把握し,今後の不正防止対策の参考にするため,「研究費使用に関する調査」を実施した。
B 優れた点及び今後の検討課題等
監査室と連携して研究機関における公的研究費の管理・監査体制の改善に取組み,同ガイドラインに関する自己評価ポイントを向上させるとともに,外部団体からの研究助成金の受入れ方法や研究費の不正防止周知徹底を図った。
平成26年2月に「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」が改定されたことに伴い,平成26年度に本学における研究費の不正使用防止体制の見直しを図る必要がある。