稲 垣 応 顕(准教授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
講義形式の授業に加え,グループ討議また構成的グループエンカウンターを取り入れた演習と発表による授業を実践することで,学生の理解を深めるよう努めた。 
【観点2】教育の達成状況
卒業・修了生全4名のうち,教員への正規採用が2名,講師採用が2名であった。概ね,教育の達成度は満たされたと考える。
研究指導
【観点1】学部
文献研究を基盤に,実際に継続した教育現場でのフィールドワークを課した。また,その都度カウンファレンスを行った。
【観点2】大学院
現職教員とのディスカッションを重視した。
その他の教育活動
・ 富山赤十字看護専門学校で非常勤講師(発達心理学)を担当した。
・ 学内の教員採用試験特別講座講師を担当した。
・ 教育実習において,7名の学生に対する研究授業を参観指導した。
・ 保育実習において,2名の学生に対し参観指導した。
・ 附属中学校のスクールカウンセラーを担当した。
・ 附属中学校において道徳の研究指導を担当した。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)平成26年2月:スクールカウンセラー(教育カウンセラー)養成の理論とプログラム開発,上越教育大学研究紀要,33巻,pp.21-32
(2)平成25年8月:対人関係ゲームによる学級の人間関係づくり(61),日本カウンセリング学会第46回大会発表論文集,pp.122-122
(3)平成25年6月:学校生活での友人とのかかわりによって生起する感情体験−小学校1年生における帰りの会での発話分析を通して−,教育カウンセリング研究,5巻,1号,pp.21-30
発】(1)平成25年8月11日:事例研究発表 F サイコエデュケーション(座長),日本教育カウンセリング学会第11回研究発表大会
(2)平成25年8月10日:看護教育と教育カウンセリング−カウンセリングマインドの用語を通して−,日本教育カウンセリング学会第11回研究発表大会
学会活動への参加状況
(1)平成25年8月30日〜平成25年9月1日:日本カウンセリング学会第46回大会, (2)平成25年8月10日〜平成25年8月11日:日本教育カウンセリング学会第11回研究発表大会
国内外の学術賞の受賞状況
(1)平成25年8月11日:サイエンティスト・プラクティショナー賞受賞(日本教育カウンセリング学会)
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)教員11年次研修「メンタルヘルス」(富山県総合教育センター)
(2)教員免状更新講習
(3)石川県いじめ対応強化研修会(石川県立教育センター)
(4)石川県初任教員研修会(石川県立教育センター)
◎社会への寄与等
新潟県教育委員会委嘱派遣カウンセラーとして,上越地区の3小学校を担当した。