奥 村 太 一(講 師)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
学部の授業において,出席状況とレポートの成績評価への配分を受講生個人に決定させた。これは,授業評価アンケートにおいて出席を取るべきとする意見と取らなくて良いという意見が例年拮抗していたためである。しかしながら,出席状況の申告もレポートの内容も不正が目立ち,また授業内容に興味のない学生が多く出席していたことから受講態度も著しく悪化した。大学が求めているような多様な評価方法を取り入れることで,結果的には厳密さを大きく損じたと考えている。
【観点2】教育の達成状況
派遣元の県の学校へ戻った者が1名,新たに正社員となった者が1名で,特に後者は就職活動に対する取り組みが功を奏したものと考えている。
研究指導
【観点1】学部
担当なし
【観点2】大学院
教育実践を相対的にとらえ,指導のねらいや効果を根拠にもとづいて論理的に述べることができるよう注意を払った。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
論】(1)平成25年12月:小学校および中学校教師におけるバーンアウトの進行プロセスに関する縦断的研究,心理臨床学研究,31巻,5号,pp.769-779
発】(1)平成26年2月5日:☆PISA読解力問題における無回答傾向の分析,ISSI 2013 社会のイノベーションを誘発する情報システム
(2)平成25年10月12日:日本版MBI-ESの標準化に関する研究(1),日本パーソナリティ心理学会第22回大会
(3)平成25年10月12日:日本版MBI-ESの標準化に関する研究(2),日本パーソナリティ心理学会第22回大会
(4)平成25年10月12日:日本版MBI-ESの標準化に関する研究(3),日本パーソナリティ心理学会第22回大会
(5)平成25年10月12日:日本版MBI-ESの標準化に関する研究(4),日本パーソナリティ心理学会第22回大会
(6)平成25年9月3日:CD3-1 PISA2009における数学的問題解決と無回答(一般セッション 教育(1)),日本行動計量学会大会発表論文抄録集
学会活動への参加状況
(1)平成26年2月5日:ISSI 2013, (2)平成25年10月12日:日本パーソナリティ心理学会第22回大会, (3)平成25年9月3日〜平成25年9月6日:日本行動計量学会, (4)「Behaviormetrika」査読委員, (4)「行動計量学」査読委員
国内外の学術賞の受賞状況
(1)平成25年9月:日本行動計量学会肥田野直・水野欽司賞(奨励賞)受賞(日本行動計量学会)『行動計量学の分野において今後に期待される意欲的な研究を行ったことに対して』