石 次 郎(教 授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
授業中に作った作品の出来上がりではなく,制作中に思考することが大切で,それを評価している。そのために,制作中の様々な出来事についてその意味を言語化させ,それに対して解説するようにしている。
【観点2】教育の達成状況
[観点1]で述べた取り組みを,受講生全員がその場で理解することは難しい。しかし,疑問として残ったことが,教育現場に出たときに理解へと向かい反映している。
研究指導
【観点1】学部
美術や工芸の制作を伴う研究と学校教育での子どもの学びとの間にある共通点を身体的に理解すること,つまり教育の中の美術とは何かを理解することを目標にしている。
【観点2】大学院
[観点1]で述べたことに加え,自分自身の制作や関心事を研究の中心にテーマとして据え,作ることや考えることなどの美術における抽象的なことを言語化することによってより深い理解へと向かうことを行っている。
その他の教育活動
・ 女子ソフトボール部顧問
・ 長岡造形大学非常勤講師
特色ある点及び今後の検討課題等
美術や美術教育を作品制作・作品鑑賞などの狭い範疇で捉えるのでなく,人が考え学び作り=生きる活動の根幹にあることを経験的に理解することを目標にしている。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
作】(1)平成25年11月〜平成26年1月:マニセス国際陶芸展(スペイン)入選,マニセス(スペイン)
(2)平成25年9月〜平成25年11月:カップフェンベルグ国際陶芸展(オーストリア)入選,カップフェンベルグ(オーストリア)
国際研究プロジェクトへの参加状況
(1)作品出品・授賞式参加,代表者:高石次郎(上越教育大学)
学会活動への参加状況
(1)平成26年3月28日〜平成26年3月30日:第36回美術科教育学会・奈良大会, (2)平成25年10月12日〜平成25年10月13日:第52回大学美術教育学会・京都大会
外国における研究の状況
(1)平成25年11月14日〜平成26年1月19日: スペイン マニセス国際陶芸展
(2)平成25年9月27日〜平成25年11月10日: オーストリア カッフェンベルグ国際陶芸展
◎特色・強調点等
海外の陶芸展に出品し,訪問参加することで得た見識を学生や地域に還元することで,グローバルな視点を与えている。
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)平成25年10月〜平成26年3月:石次郎作品館「閑人館」設立・運営
(2)平成25年10月:上越市「ふれあいハガキ」審査委員
(3)平成25年8月:教員免許状講習
(4)平成25年6月〜平成25年7月:上越教育大学公開講座「はじめての陶芸」
(5)新潟日報社カルチャースクール「陶芸」
(6)上越市展運営委員