洞 谷 亜里佐(准教授)
 
<教育活動>
授  業
【観点1】教育方法及び成績評価面での取組
実技実習を踏まえた上で,理論を構築することを進めている。地域の美術館や教育現場との連携を図りながら,美術活動のあり方について幅広い見識を持つことを大切にしている。
成績については,個人の表現活動を重視し,基礎を踏まえた造形論を評価している。
【観点2】教育の達成状況
学生は,授業の成果を展覧会で発表し,その作品が受賞するなど評価を得ている。
進路については,教員を希望したものは全員希望通りに就職することができた。また,より専門的研究に従事したい学生は,博士課程の大学院に進学することができた。
研究指導
【観点1】学部
美術の基礎を「観ること」「気づくこと」「感動すること」に重点をおき,指導している。また,伝統的な芸術活動を見直し,現代の表現のあり方につなげて行く指導を行っている。
【観点2】大学院
学部の基礎を踏まえ,個人の活動を尊重して指導を行っている。また,専門の学会(膠研究会,修復学会)に積極的に参加する機会を企画した。
その他の教育活動
・ 茶道部顧問として,国際交流七夕お茶会,大学祭のお茶会などの指導を行った。また,協定校との交流でも日本文化の紹介として,茶道体験を企画した。
特色ある点及び今後の検討課題等
新竹教育大学(台湾)と澳門理工学院(中国)の美術コースの学生による国際美術交流展を行うことかできた。今後も参加大学を広げ,制作を通しての文化交流を進めていく。
 
<研究活動>
研究成果の発表状況
作】(1)平成25年11月:新竹教育大学,澳門理工学院,上越教育大学の国際交流展
(2)平成25年10月:妙高市美術展覧会審査委員
(3)平成25年9月:上越市美術展覧会審査補助
(4)平成25年9月:「暦」(単), 第98回再興院展 東京都美術館
 
<社会との連携>
社会的活動状況
(1)小林古径記念美術での子どもの日本画教室の指導を行った。
(2)小林古径記念美術での中・高校生・一般に向けた,日本画の指導を行った。
(3)妙高夏の芸術学校での日本画部門で指導を行った。
(4)免許状更新講習
(5)カレル大学の教員との交流を行った。
(6)膠研究会参加
(7)保存修復学会参加
◎社会への寄与等
地域貢献事業「地域文化を生かした学校教育現場と美術館の共同教育推進事業」小林古径記念美術館との日本画教育の研究において,小,中学校への出前授業を行ったり,美術館での絵画指導を行ったりしている。