自己点検・評価の対象期間: 平成26年 04月 01日 ~ 平成27年 03月 31日

堀 健志 (准教授)
<教育活動>
授業
  【観点1】教育方法及び成績評価面での取り組み
毎回の授業において受講者に対して問いを投げかけ、その問いについて各自で考えさせている。そうすることで、理論的概念を日常性の位相で理解すること、言い換えれば、日常世界・社会的世界を理論的に把握するよう導いている。成績評価については、各授業における学習目標を明示しており、成績評価基準は明確に示されている。 

  【観点2】教育の達成状況
多数が学校教員となっている現状をふまえ、学校教育および現代社会を構造的に理解することができるよう指導している。 

研究指導
  【観点2】大学院(修士課程、専門職学位課程、博士課程)
教育社会学/教育学の専門的・先端的な思考のあり方を形成するために、継続的に問答を行った。報告書を執筆させた。 

特色ある点及び今後の検討課題等

<研究活動>
研究成果の発表状況
著】(1)  平成26年 12月: 現代高校生の学習と進路(共著),学事出版,
論】(1)  平成26年 05月: 高校生の自己有能感と学業成績 : 学歴社会観の後退局面におけるパラドクス (2013年度研究発表会報告),教育経営研究,20号, pp.42-50
発】(1)  平成26年 08月 23日: 被災地の学校教育に学ぶ,第2回アジア未来会議,
(2)  平成26年 06月 28日: ☆被災地の学校教育がつきつけるもの-学校エスノグラフィーを手がかりに-,Confronting school education in disaster area,HT004481,
共同研究(幼、小、中、高等学校及び特別支援学校教員との共同研究を含む)の実施状況
(1)「復興」期における被災コミュニティ再編と子どもの学校生活・進路に関する追跡的研究,代表者:清水 睦美,(日本女子大学)
国際研究プロジェクトへの参加状況
(1)若者の教育とキャリア形成に関するパネル調査の詳細分析と国際比較,代表者:乾 彰夫,(首都大学東京)
学会活動への参加状況
(1)  平成26年 06月 ~ 平成26年 06月 日本子ども社会学会,
(2)  平成26年 04月 01日: ~ 平成27年 03月 31日: 年次大会支援部(日本教育社会学会)
外国における研究の状況
(1)  平成26年 12月 29日: ~ 平成26年 12月 31日: フランス 社会権力に対する抵抗的実践についての研究
(2)  平成26年 09月 02日: ~ 平成26年 09月 06日: ドイツ 若者の教育とキャリア形成に関するパネル調査の詳細分析と国際比較
(3)  平成26年 08月 30日: ~ 平成26年 09月 02日: イギリス 若者の教育とキャリア形成に関するパネル調査の詳細分析と国際比較

◎特色・強調点等

<社会との連携>
社会的活動状況
(1)  平成27年 02月 14日: ~ 平成27年 02月 14日: 上越市地域青少年育成会議協議会「実践交流会」(上越市教育委員会)
◎社会への寄与等
上越市教育委員会および青少年育成会議が主催する「実践交流会」で講師を務めた。価値観の多様化が進み、人々の行動の「個人化」が進んだ現在において、全員参加型の取り組みが困難であること、解決すべきイシューを絞り込んで活動することの重要性について論じた。日本教育社会学会では年次大会支援部副部長を務め、学会大会の円滑な開催を支援した。