算数ではわり算を
1人の個数などの1あたりを求める計算として、
あるいは
何人に分けられるかなどのいくつ分を求める計算
として学習しました。
他方で、実際にわり算の答え(商)を求める時は、
かけ算に当てはめて考えたかもしれません。
例えば、
であれば、
「 に何をかけたら
になるかな?」とか、
「何に をかけたら
になるかな?」などと
考えたことがあるでしょう。
数学では気持ちを切り替えて、この
「何をかけたら」「何にかけたら」
を求めることがわり算だと考える方がわかりやすいのです。
つまり
というわり算は、
に
かけたら になる数を求めること、
あるいは を
かけたら になる数を求めること
だと、気持ちを切り替えてみるのです。
わる数が負の数のわり算なんて
意味がわからないかもしれません。
でも上のように気持ちを切り替えていれば、
特におそれる必要もなくなります。