算数では、
(1)1人当たり個ずつ人にリンゴを配ったときの全部の個数
(2)1人当たり個ずつ人にリンゴを配ったときの全部の個数
に対し、(1)については と、(2)については と
区別していたかもしれません。
でも、中学校ではどちらも で表します。
数学では数自体の性質や振る舞いに注目します。
今の場合も、問題の数が と の積であるような
構造をしているということ、
そんな仕組みを持った数であるということが重要です。
また算数で学習したように なので、
そもそも、数としては区別する必要はありません。
が 出てきたら、まずは上のような構造の数だと考えましょう。
その上で、必要があれば、
の 倍でも、
の 倍でも、
好きな方で解釈してよいのだと、気持ちを切り替えてみましょう。