〜 教官紹介 〜    (スタッフプロフィールより転載)

氏 名:戸北 凱惟  (ときた よしのぶ)    1942.3.17 生まれ

所 属:上越教育大学学習臨床講座(学習過程臨床分野)教授

研 究:子どもの学びの特徴とそれを支援する指導法の開発、教科と総合を
     リンクする 指導法の開発など

担当授業科目

  修士課程---学習場面臨床教育組織論、臨床的学習過程開発セミナー他。

  博士課程---理科教育基礎特別研究、理科授業特別研究、理科教材特別研究

卒 業:広島大学大学院教育学研究科(1969年) 博士(教育学)

所属学会: 日本理科教育学会、日本科学教育学会(副会長)、
       日本教科教育学会、フランス教育学会、
       日本物理教育学会、日本環境教育学会、
       日本カリキュラム学会、日本学校教育学会    他

著書・論文(最近5カ年)

1)戸北凱惟「大学院における現職教育の点検」『21世紀の教育内容にふさわしいカリキュラムの提案』所

収、日本学術会議研連編、日学選書、453-458,1998

2)『理科教育の基礎と新たな展開』、東洋館、1998、(編著)

3)戸北凱惟「環境教育実践につきまとう問題とその克服にむけて」一般教科教育学研究会編著『一般教科教

育学序説』所収、大学教育出版、163-176,1998

4)荻原彰、戸北凱惟「アメリカの州レベルにおける環境教育行政の動向」、『科学教育研究』
Vol.22,NO.2, 69-77,1998

 

5)戸北凱惟「戦後のフランスにおける初等理科教育にみられる学力観の変遷」『フランス教育学会研究紀
要』第10号、53-62,1998

6)戸北凱惟「フランスにおける初等理科教育の改革と現行教科書から見た特徴」『科学教育研究』Vol.23,

集号、186-194,1999

7)戸北凱惟:「フランスの理科教科書に見られる学習指導要領の具体化と知的受容の教育」『理科の教育』

Vol.4817-201999

8)中島稔、戸北凱惟「葛藤教材の同時提示による溶解時の質量保存に関する学習者の理解」、『日本理科教

育学会研究紀要』、Vol.39,No.1,31-39,1999(中島と共著)

9)戸北凱惟「大学院における現職教育意義との課題」『理科の教育』No.5774-72000

10)陳連松、戸北凱惟「高等学校物理科目の中日比較」『理科の教育』Vol.49No.57860-642000

11)戸北凱惟、西川純「自然認識を豊かに育む教師教育の展望」加藤章編著『21世紀地球社会と教師ビジョ

ン』所収、教育開発研究所、163-1862000

12)古屋光一、戸北凱惟「科学概念の形成に統合的調和を取り入れた指導方法についての実践的研究」『理

科教育学研究』Vol.41,No.2 ,9-20,2000

13)荻原彰、戸北凱惟「アメリカの環境教育に見られる価値の枠組みについての研究」『科学教育研究』

Vol.24,No.2,89-97,2000

14)古屋光一、戸北凱惟「電磁気学の概念形成を支援するための指導方略に関する実践研究-子どもの知識の

豊富化と再構造化を通して-」『科学教育研究』Vol.24,No.4,202-216,2000

15)古屋光一、戸北凱惟「並列・直列回路における電流の流れ方の認識に関する実態調査」『科学教育研究』
Vol.25,No.2

16)鈴木久米男、戸北凱惟「中学校理科における観察・実験項目に対する学習者の認識」『科学教育研究』

Vol.25,No.4,218-2292001

17)戸北凱惟「フランス」『理数系教科のカリキュラム改善に関する研究-諸外国の動向-』所収、教科等の構

成と開発に関する調査研究成果報告書、国研、37-60,2001

≪ 研究室の標語 ≫

理科だけでなく「他分野またぎのアイデア」を楽しくやろうと思っています。

さまよいながらでも構いませんが、おやっ?そんなテーマ?といったテーマ

いいんじゃないですか。

ゼミでは学部生も一緒になり皆でアイデアを創造していきます。目的は学校現場

児童生徒の学びのカウンセリングに役に立つ研究です。

具体的には、学びのエキスパートを育成する方法を研究しようというものです。

そのような訳で、ゼミ生はいつも「今、何をしてる?」とピア・レビューしています。

同じ仲間との振る舞いは役に立つという自覚を持つこと

 そうすることで、将来の見通しが持て、自分の学習・研究を制御できるようになる

仲間との共同作業

 そうすることで、知識ではなく学び方が大事、学びの中から知識がついてくるようになる

新たな文脈でも方略を見いだすブレーンストーミング

 そうすることで、複雑なものへの挑戦もできるようになる

このような研究室です。

 ※ 連絡はメールでお願いします。→ tokita@juen.ac.jp


≪ 研究室の仲間 ≫

   (フレックスタイムによる)≫

    (静岡のまじめ人間)生活科におけるメタファの機能とその表れ方に関する研究

OB   

(静岡のスリム人間)教科を通してどのようなジェンダーフリー教育ができるか

(南信濃の世話人)総合的な学習の時間における異学年の学び合いで見えてくるもの

(静岡のノンアルコール車) 保健教材を活用した生物授業の実践から言えること

(埼玉の科学レンジャー) 地域ボランティアとしての学校参加の実際

(愛知の地理屋) 絵地図作成から見た子どもの生活空間概念の形成過程

(木曽谷の教育)身近な教材で子どもはどこまで考えを深化させることができるか

(長野のコーチ)教科書は本当に子どもの思考にコミットしているか

(玉川のメ組)地域ネットシステムを利用した学びの評価

   

文化財藩校ギタリスト) 発話を促す話し合いの場に関する研究

(石川の熱血教師) 学びを促す教師のかかわりに関する学習臨床的研究

(美術から見た理科) 中学生の理科実験に対する意識の違いと学びの過程

(米沢藩の娘さん) 
学習支援活動組織を活用した学びの様相

(高校野球の監督) 高校生物におけるノート指導を通した生徒指導の実践的研究

(ハウステンボスが見える学校) 理科授業における学びのサポートに関する研究

≪M1  ≫

(○○県教員であることに慣れない)学びのきっかけと深化について探る

                                           

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