数学教育学研究における認識論の展開と課題 | 小山正孝先生(広島大学) | 岡崎正和先生(岡山大学) 日野圭子先生(宇都宮大学) | (158席) |
「授業」の科学的探究:数学教育学におけるその展開と課題 | 清水美憲先生(筑波大学) | 関口靖広先生(山口大学) 宮川 健先生(上越教育大学) | (195席) |
数学教育における授業研究を通した教師教育の展開と課題 | 中村光一先生(東京学芸大学) | 藤井斉亮先生(東京学芸大学) 岩崎秀樹先生(広島大学) 高橋昭彦先生(東京学芸大学国際算数数学授業研究プロジェクト) | (300席) |
会場の位置については、こちらをご覧下さい。
【各分科会の内容】(発表者による論文をPDFで読むことができます)
数学教育学研究における認識論の展開と課題
オーガナイザー:小山正孝(広島大学大学院教育学研究科)
趣 旨 本分科会では,オーガナイザーを小山正孝(広島大学)が務め,日野圭子(宇都宮大学)と岡崎正和(岡山大学)が資料提供・提案をします。数学教育学研究においてこれまでどのような認識論が提起され議論されてきているか,学習指導や研究方法と認識論との間にはどのような関係があるか,いくつかの認識論を背景にもつ記号論的アプローチとはいかなるものか,を中心に進めたいと考えています。本分科会への多くの方の参加をお待ちしています。
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「授業」の科学的探究:数学教育学におけるその展開と課題
オーガナイザー:清水美憲(筑波大学)
趣 旨 そのために,オーガナイザーによる問題提起に続き,関口靖広(山口大学)が質的研究方法論に基づく自身の研究経験を踏まえ,授業に関する研究の妥当性と一般化可能性の問題について検討し,指針を提示します。また,宮川 健(上越教育大学)は,フランス数学教授学の立場から「科学的」の意味を吟味して研究課題を指摘し,教授学的状況理論による授業エピソードの分析事例とそれに基づく授業設計を提案します。 多数の皆様のご参加をお待ちしています。
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数学教育における授業研究を通した教師教育の展開と課題
オーガナイザー:中村光一(東京学芸大学)
趣 旨 わが国で行われてきた授業研究は,独自の特性をもっていると考えられます。例えば,研究授業を通した授業研究を行うことで,教員集団が自ら教員の資質向上をはかり,学校教育の改善を進める力をもっています。すなわち,授業研究は自己向上機能を備えた文化的な営みであると考えられます。 このような授業研究について,算数科,数学科の立場からの研究は希少であると考えます。あらためて,われわれは日本で長い年月をかけて培ってきた授業研究について,十分な理解をしてきただろうかという疑問が生じます。 新しく焦点が当てられた研究領域という認識で,本分科会では,藤井斉亮(東京学芸大学),岩崎秀樹(広島大学),高橋昭彦(東京学芸大学国際算数数学授業研究プロジェクト),そして中村光一(東京学芸大学)がそれぞれの立場から教師教育という文脈で授業研究についてあらためて考える機会としたいと思います。多数の皆様のご参加をお待ちしています。
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