掲載:2019年11月25日
令和元年度 上越教育大学教職大学院
フォローアップセミナーのご案内
「教育は,学校は何をしてよいか/
何をしてはいけないか?」
本年度,本学は大きく再編されて新体制となりました。それにともなって、これまで旧教育臨床コース・教育経営コースを担当していた菅原至・原瑞穂・堀健志の3名は,主にこれまで修士課程で教育連携コース(旧生徒指導総合コース・旧教育経営コース)を担当していた教員たちと合流して,教職大学院(専門職学位課程)に現代教育課題研究コース<発達と教育連携>領域を新たに設置しました。教育学および心理学を基盤として子どもの発達と社会の発展を見据えながら,教育実践・教育経営をデザインしコーディネートできる高度な実践的力量の育成を目的とし,1年制の「教育経営プロフェッショナル育成プログラム」も設置しています。
さて,このたび,この新たに設置された<発達と教育連携>領域が主催するかたちで,フォローアップセミナーが開催される運びとなりましたので,お知らせをいたします。学校現場でご活躍の修了生の皆さんが,常々,現場で考えたり悩んだりしていることを持ち寄ることに終始することなく,皆さんの思考を制約する型枠と向き合い,堂々めぐりの悪循環から抜け出すキッカケをつくることを目的として,修了生,在学生,教員のみんなで議論する場を設けたいと考えております。
そこで,初回となる本年度は,原点に立ち返り,「教育は,学校は何をしてよいか/何をしてはいけないか」をテーマとして設定しました。これらは教育界に身を置く者にとっては自明のこととされ,疑うことがないかもしれません。しかし,果たして,そう簡単に明瞭な答えを出せるものでしょうか。
当日は,夜間中学校に関するドキュメンタリー映画「こんばんはII」の上映及び(教育)社会学者の山口毅さん(帝京大学)による根底的な問題提起を手がかりとしながら,テーマに迫ります。皆様お誘いあわせの上,ご参加ください。
1. 日 時
2019 年 11 月 30 日(土) 第1部 13:00-16:30 第 2 部 18:00-20:00
2. 内 容
第 1 部 セミナー (人文棟 113 教室)
- 映画「こんばんはII」視聴 (約 40 分) http://www.konbanha2.com
- 問題提起「教育と社会保障(仮)」 山口 毅 さん(帝京大学 准教授・逸脱の社会学)
プロフィール: https://www.e-campus.gr.jp/staffinfo/public/staff/detail/728/24
※セミナーの時間中にグループ・ディスカッションの時間を設けます。
第 2 部 情報交換会 (大学会館2階 エルムカフェ)
3. 申し込み
参加される方は,1お名前,2ご所属,3懇親会の出欠,修了生は4修了年度をお書き添えの上,11 月 26 日(火)までに followup_education@juen.ac.jp へお申し込みください。