学習指導案
「
ウェストミンスタースクールの子どもたちとの交流
2002
指導者 T1 持木 豊 T2 須佐 保 T3 授業参観者
1 題材名 日本の伝統的な遊びを通しての文化交流
2 本時の学習指導
(1)目標
日本の伝統文化やおもちゃなどを紹介し、遊びを通して、ウェストミンスタースクールの子どもとの交流を深める。
(2)準備、資料
折り紙、千代紙、折り紙のテキスト、折り紙の見本(拡大版等)
紙飛行機用の用紙(A4版の色紙、日本の広告等)、紙飛行機用の見本、
表彰用プレゼント(表彰状、カード・おもちゃなど)
(3)展開
過 程 (時間) | 生 徒 の 活 動 | ○支援及び留意点 |
1 学習課題の 把握。 (10分) |
○日本の伝統的な文化や、遊び、おもちゃなどについて知る。 |
○浮世絵によるカード、折り紙による千羽鶴、竹とんぼ、ケン玉など、日本の伝統的なおもちゃを見せ、日本の文化に興味を持たせるようにする。 ○「あっち向いてホイ!」を日本語でやる。初めはT1とT2で行い、その後参観者と行う。 |
2 課題の追求1 (35分) |
1.紙風船を飛ばそう(5分) | ○生徒人数分の紙風船を用意して、膨らませ、飛ばしっこをする。 |
2.折り紙で紙風船の作成を する。(10分) |
○紙風船の発展学習として、美しい千代紙などを使って、さらに日本文化に興味を持たせていきたい。 |
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3.折り鶴の作成をする。 (10分) |
○作成の早い生徒は、同じものを繰り返して作成させるか、配布した折り紙のテキストを参考にして、T3(参観者)との交流で違う作品を作成する。 | |
4.広告でペーパークラッカー を作成する。(10分) | ○日本の広告用紙を使って、ペーパークラッカー(紙鉄砲)を作成し、楽しく音を出し合う。 うるさくなっても気にしない。 | |
休憩(10分) |
○この間にも、交流を図りましょう!! (子どもの邪魔にならないように) |
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課題の追求2 (35分) |
5.紙飛行機の作成 (10分) 日本における基本型飛行機の 作成 |
○飛行機には、A4の色紙と日本の広告用紙を用意しておき、日本における基本形を教えて作成させる。 |
6.紙飛行機コンテスト (20分) |
○日本の伝統的な、紙飛行機を参考にしながら、オーストラリアの子どもに創意工夫させながら、オリジナルの紙飛行機を作成させ、どこまで飛ぶかを競技させる。 | |
7.後片づけ (5分) | ○日本の授業と同じように、きちんと後かたづけをさせる「来たときよりも美しく!」 | |
3 学習のまとめ (10分) |
○紙飛行機コンテストの表彰式を行う。 |
○表彰状などを用意して、楽しく日本的な表彰式にして印象に残るように工夫する。○日本の伝統的なおもちゃなどを多数用意しておき、子どもにプレゼントする。○授業の記念に、子どもたちに英語での感想を書いていただきたい。 |
海外教育体育科指導案(略案)
平成14年9月16日(月)〜9月24日(火)の期間中
男女混合20〜30名
指導者 教諭 安 東 潤
1.単元名 バスケットボール(ボール運動)
2.本時の学習と指導
(1)ねらい
・チームで協力し、教え合い励まし合いながら学習することができる。(関心・意欲・態度)
・ルールを守り、審判の判定に従って、公平にゲームをすることができる。(知識・理解)
・チームの特徴を生かし、攻め方を工夫してゲームをすることができる。(思考・判断)
・素早いパスでボールを進め、シュートをすることができる。(技能)
(2)準備 学習資料・学習カード・掲示坂・ボール・タイマー・電子ホイッスル・ストップウォッチ
ゼッケン・得点坂
(3)展開
段 階 | 学 習 活 動 | 指 導 上 の 留 意 点 (★評価) |
導入 5 分 |
1.集合・整列・あいさつをする。 2.準備運動とボール慣れの運動をする ・ボール慣れの運動・腰回し・8の字回し・ドリブル・パス・キャッチなど |
・チームごとに素早く整列し、元気よくあいさつさせる。 ・健康観察をする。 ・一つ一つの動きを正確に行わせる。 ・一生懸命やっているチームや児童を賞賛する。 ・運動を効率よく行わせ、ボールに慣れさせる。 ★積極的に準備運動や慣れの運動を行っていか。 ★ボールの扱いの技術が向上したか。 |
展開 1 25 分 |
3.ミニゲーム <鬼ごっこ> ○鬼は小鳥を捕まえる(タッチする) ように追いかける。 ○親鳥は小鳥を守るように移動する。 (捕まえられたらローテーション) <オールコートシュートゲーム> ○ドリブルシュートをゲーム化して行う。 ○体育館内の全部のゴールを回り、得 点を競う。 ○同じゴールで2回続けてシュートでき ない。 ○1分間で何回シュートが成功したか を競う。 <パスゲーム> ○ドリブルを使わずに、パスのみで攻 める。 ○ボールを持っていない人が次を予測 して素早く動く。 |
・ディフェンスの動きを身につけさせる。 ・ドリブルシュートの技能向上のために行わせる。 ・より実践的に行わせるために正規のバスケットボールの ルールと同じにし、ドリブルだけをなくした。 ・試合に活かせるパス回しを考えさせる。 |
展開 2 20 分 |
4.ゲーム1 ○ルール 人数…1チーム3人の兄弟チーム 時間…前後半とも3分 得点…1ゴール2点 反則…ラインクロス・ダブルドリブル ・トラベリング・プッシングなど *特別ルール ・シュートしたボールがリングに当た れば1点。 ・全員がシュートし得点できたらボー ナス点5点(1点シュートも含む) 5.ゲーム2 ・上越選抜チームと代表チームで試合 を行う。 |
・元気よく試合開始めあいさつをし、意欲を高める。 ・試合中は児童同士でお互いに声を出し合い、励まし合う ようにさせる。 ・動きのよい児童に対し賞賛の言葉をかけ、回りの児童に よい動きを気付かせていく。また、動きが今一歩の児童 に対しては、助言や励ましの言葉をかけ、自信や意欲を 持たせるようにする。 ・ボーナス得点を意識させ、シュートの苦手な児童にも、 シュートチャンスが巡ってくるようにする。 ・日本との交流試合であるので、勝敗だけにこだわらない 試合を心掛けさせる。 |
ま と め 5 分 |
6.ゲームの反省とまとめ 7.整理運動 8.片付け、あいさつ |
★チームで協力し、教え合いや励まし合いながら学習がで きたか。 ★ルールを守り、楽しくゲームができたか。 ★積極的にシュートをすることができたか。 ★パスやドリブル、シュートなどの技能が向上したか。 |
お願い
・あらかじめ5〜6人のチームを4チームつくっておいて欲しい。
・コートを2コート体育館に必要なので可能かどうか検討して下さい。
・ストップウォッチとチームが分かるようにゼッケン、得点板と各自が1つボールが使えるようお願いします。
・審判を大学生・大学院生にお願いします。