2 館の運営
館の運営は財団や団体、企業等からの寄附が19%、一般の入場料が21%、法人・個人会員費の12.5%、イベント等46.5%、ほかからの収入によっている。会員には、個人が国内45州、世界13カ国からの900人、法人は全世界からの110社が登録している。年間入場者数は135,000人で家族連れや学級単位での入場が多く、45%が子どもたちである。
本館展示は7つのコーナーから構成され、コンピュータ黎明期から始まって最新のハードウェアやソフトウェアなど約2,000の機器類がある。各コーナーには写真やビデオ、説明パネル、ジオラマのほか、キーボードを通して会話ができるコンピュータや、瞬時に身長を測定するコンピュータ、動くロボットなどがあり、体験を通して楽しみながらコンピュータに対する興味関心を高めたり、理解を深めたりすることができる。フロアの各所に係員がいてサポートする体制も整っている。
ハードやソフトの各メーカーがスポンサーになって提供し、調和のとれた展示になっている。博物館のコンセプトや展示方法など一日の長があることを痛感した。
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