2. コガモ(Anas crecca)

 日本には主に冬鳥として渡来し、湖沼が全面凍結しない地方で越冬する。水辺を歩きながら泥水をついばんだり、枯れ草をしごいたりして、主にイネ科植物などの小さい実を食べる。カモ類はスズメ目鳥類と異なり越冬地でつがいを形成する。11月から1月頃は、番い形成のために様々な求愛行動を観察することができる。写真の個体は雄で、水面で群れているときには「ピリッ、ピリッ、ピリッ」と笛のような声で鳴くことが多い。


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