3. キジバト(Streptopelia orientalis)

 低地から山地の明るい林に生息し、集落付近や市街地にも多くの個体が生息する。草地や農耕地などの地上を歩きながら主に草や木の実を食べる。ヤマバトと呼ばれ、畑にまかれたマメを食べ、被害が問題にされることがある。繁殖期には番いで生活し、翼を水平に保ち、尾羽を開いて滑空するディスプレー飛翔を行なう。写真のように木の枝の上に枯れ枝を積み重ねて浅い皿形の巣をつくる。親鳥は雛にピジョンミルクと呼ばれる植物質の餌をミルク状にしたものを与えるため春から晩秋まで育雛できる。


上越の野鳥リストに戻る

タイトルページに戻る